外国人留学生に日本語の教師業もしています。
(いまは、月・金の週2回)
「は」とか、「が」とか、
単語のあいだをつなぐ、助詞がたった一つ変わるだけで
文章の意味が全然違ってしまうのが、日本語のおもしろいところ。
⇒何、当たり前のこと言ってんだよ?って
思う専門家の皆さまはスルーしてくださいな。
当たり前のことを、誰にでも理解できるように「伝える」のが
SNS発信のキホンです。
たとえば・・・
A 久しぶりのキャッチコピー制作実績です。
B 久しぶりにキャッチコピー制作実績です。
コレ、どっちがいいかな?
皆さんは、どう思いますか。
わたしが、もしブログの冒頭に書くなら、
B にします。
なんでか?っていうと・・・
Aだと、キャッチコピーを制作したこと自体が
「久しぶり」みたいで・・・
あんまり繁盛していない(開店休業??)
みたいじゃないスか!!
これは、マズイでしょう。
(名探偵コナンに出てくる、毛利小五郎みたいに
「半年ぶりの依頼だ!」ってバカ正直な人物像を
貫きとおすならいいんですけど 笑)
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ブログや、フェイスブック、メルマガなどの
SNS発信には「魅せ方」も大事。
お客さんが確実に来てくれている
読者さん(ファン)が数多く存在する
などなど、
「あなたの周りに、人が集まっている」ことを
わかりやすく伝えたほうがお得です。
だから、さっきの例文なら
Bを選びましょう。
B 久しぶりにキャッチコピー制作実績です。
これなら、制作が忙しすぎて
【キャッチコピー制作実績】を、ブログに書く暇がなかった
(=商売繁盛していた)というイメージを、読む人に与えることが
できるでしょう。
たとえば、人気デザイナーのこの方は
2週間ぶりに更新したときの、書きだしが
お上手ですよね。
(___線部をクリックすると実例が見られます)
久しぶりにキャッチコピー制作実績です!
すっかりお披露目が遅くなってしまい、すみません。
栃木県のSKさま、ご依頼ありがとうございました。
このように書き加えれば
さらに「賑わってる感」アップです。
(注:ウソは書いてもバレますよ。あくまで
ホントの話をね。)
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こんなふうに、日本語の助詞をひとつ変えるだけで
印象は大きく変わりますし、イメージを、より具体的にする
文章表現を ちょっと 加えるだけで、あなたの「魅せ方」は
変わるのです。
じゃ、次の記事では
久しぶり に キャッチコピー制作実績を
アップすることにしましょう(笑)。
いつも、当たり前のことしか
書いてない杉山可奈恵のブログを
読んでくださっていてありがとうございます。
要らなかったら、もう書きませんけど
誰かの役に立つのなら、また書きたいと
おもいます。