みんなの声が力になる! 非常勤職員の処遇改善を勝ち取ろう
テーマ:非常勤職員の処遇改善を いまや非常勤職員など非正規労働者なしでは、国の公務はまわりません。
しかし、労働基準法が適用されない、雇い止めなど劣悪な労働条件に置かれている非常勤職員たち。一般職国家公務員として国の重要な事務を担いながら、「法の狭間」におかれている非常勤職員の労働条件改善のために「代償機能」を発揮し、必要な勧告を行うことが人事院の果たすべき役割です。
8月11日に出された人事院勧告。
非常勤職員の処遇改善では、忌引休暇(有給)、病気休暇(無給)の適用拡大、健康診断の実施とともに、任用や勤務形態などの本年度内見直しに向けた検討を報告しました。
国公一般としての要求との乖離は大きいものの、均等待遇に向けた一歩前進と言える貴重な成果であり、これを足がかりに、非常勤職員制度の抜本的な改善に向けて引き続きとりくみを強めなければいけません。
「忌引休暇は制度問題じゃない。人権問題だ」と訴えてきた全労働北海道支部の仲間は語ります。「3年前から北海道支部は要求と交渉を積み重ねてきた。それは実際に家族の死去にあたって非常勤職員の出欠簿が『欠勤』と表示されるのを何度も見てきたからだ。それが3年かかって人事院がようやく動いた」
2006年から毎年七夕の季節に、全労働北海道支部は、非常勤職員一人ひとりの思いを書き綴った「私の要求短冊」運動を行っています。今年は127枚の要求短冊が集まり、「雇用の安定」「通勤手当の完全支給」「社会保険加入」「賃金格差是正・単価底上げ」「休暇制度の充実」「一時金の支給」など要求を、当局に突きつけました。
四国も運動を展開しています。
四国ブロック国公は7月、人事院四国事務局交渉を行い「人事院として3年雇い止めに問題意識を持て」と強く追及し、非常勤職員の処遇改善の勧告盛り込みを迫りました。とりわけ、非常勤職員の仲間も4名参加し、自らの切実な要求を訴えました。
このように、人事院勧告を出すまでに、各単組・地方組織の仲間たちの要求と交渉・運動の粘り強い積み重ねの結晶だと、私は確信します。
総理府労連の統計センター労働組合(独立行政法人労組)の仲間も運動しています。7月に行われた定期大会では、4月と6月に加入された組合員が多数参加し、大会は終始活気に満ち、元気あふれるものとなったといいます。
非正規職員の処遇改善のたたかいでは、日給7500円を7800円に引き上げ、昇給も勝ち取り、大幅賃上げを実現しました。さらに、継続雇用期間も最長3年を6年に延長させました。
こうした労働組合の活動を見て加入した新入組合員の方が、「自分だけが良くなっても、本当の喜びにはならない。だからみんなのために、がんばりたい」と発言。参加者全員が感動し、同時にこれまでの運動に確信を得ることができたと、統計センター労組と東京国公の仲間は語りました。
厳しい情勢だからこそ、仲間との連帯を。
声をあげよう!
みんなの声が力になり、要求が実現するのだから。
(by ブレッド&ローズ
)







1 ■ブレッド&ローズ様
私たちのとりくみを紹介していただき、ありがとうございます。先日、人勧説明会で「報告」の詳細も確認できて、前進をかみしめているところです。
私は数多い非常勤職員制度の矛盾と仲間たちの要求の中で、自分の在任中にやりとげなけれならない課題を3つ決めていました。これは、劣悪な処遇でも一緒に働いてくれている仲間たちへの恩返しです。そのひとつが忌引休暇でした。
前進したといっても、まだそこからこぼれ落ちてしまう非常勤がいるのも事実です。それがなくなるまでたたかいは終わりません。でも「管理人A」が足がかりをつくる役目を果たせたので、次のステージは「管理人B」(まだいませんが)がやってくれるでしょう。まだ、引退はしませんけどね。