テノウチ、ムネノウチ 待ち伏せ編-120127_1918~010001.jpg

「素延べ」で完成時の長さ、身幅、重ねをきめた角棒の状態にします。




写真では反りがついていますが、反りの内側が刃になります。
刃を手鎚で打ちだせば、その分延びるので
自然に刀の反り格好になります・・・


と、説明するのですが、



実際には、それ以上に延びるので
ここで逆反りにしているのはこれから行う火造りで、
刃側と棟側を間違えないために、この姿にしています。




火造り途中なのは
刃長40cmほどの寸延び短刀(脇指)。






南北朝期の寸延びの姿は久しぶりかな。