徳川慶喜 第8話
今回は皆から「みよ」との仲を反対される新三郎です
(今回はちょっと真面目に書きますね いつも真面目だけどね)
「を組」のガンツムに呼びだされた 新三郎
ガンツム「木材町の小橋の所であんたら二人見ちまった」
新三郎「かたじけない」
ガンツム「まだ誰にも言ってねぇ あんたに一番に言おうと思ってさ
で、あのおみよって女とは 本気ですかい?」
新三郎「ああ本気だ」
ガンツム「ちょいと浮気って訳にはいかねぇんですかい」
新三郎「浮気ではない!」
ガンツム「新三郎さん あんたも知ってると思うがあのおみよって女か○ってるのはその辺の商人じゃねぇ 旗本の早川重吉ってお侍だ」
新三郎「知ってる」
ガンツム「やめた方がいいんじゃねぇのか 相手が悪い 荒っぽい奴だぜ」
新三郎「かまうもんか」
ガンツム「バレたらあの女殺されるかもしれない いやあの女だけじゃない あんただって狙われるぜ」
ガンツム「女なんて他にいくらだっているじゃないか あの女は金でか○われてるんだ あんた人の持ち物に手ぇ出したことになる 勝ち目はねぇ なっ まずいことにならないうちに手ぇ引いた方がいい」
新三郎「ガンツムさん あんたの親切には礼を言う でもみよと別れることは出来ない!」
ガンツム「あの女が酷い目にあってもですかい あの女は病気の父親の為に○かけになったんだ 絵にかいたような話じゃねぇか
そんな女を不幸にしていいんですかい」
新三郎「不幸にはしない!」
ガンツム「じゃぁ正直に言わせてもらいやす 俺は侍はきれぇだ!(略) いいですか新三郎さん!!俺はあんたの心配なんかしちゃいない 俺が心配なのはあのみよって女の方だい あんたに惚れられたのが運のつきであの旗本野郎に殺されたら一体どうするんだい ええっ?後に残された父親だってみよの仕送りが無きゃ生きていけねぇんだよ 死んじまうんだよ あんたそれでも平気なのかい」
ガンムツ「惚れたはれたがそんなに大事かい 旗本野郎よりあんたの方がおみよを不幸にすると思わないのかい ええ!!」
ガンツム「今の暮らし続けりゃあの女もとりあえず父親も安泰だと思わねぇかぃ
俺ら下々の暮らしはよ幸せ不幸せは考え様ってな 毎日食いつなげればそれが一番の安泰なんだよ
新三郎さん惚れた女が○かけまでやって父親食わせてるんだい 男一匹ここは目ぇつぶって引き下がるのが いさぎいいってなもんだい!」
ガンツム「みよはお前さんがいなくても生きられる 」
ガンツム「でもおみよのとっつあんはみよがいなくちゃ生きられねぇんだよ」
新三郎「・・・・・」
もう自分とみよだけの問題ではなくなっていた
一方、一橋家でも新三郎とみよのことが問題になっていた
旗本がらみであることを左衛門達が慶喜に告げる
慶喜は直ちに新三郎の縁談を決める
電光石火のごとく新三郎の祝言が
そして正月
慶喜の元へ正月の挨拶へ
みよのことは忘れたかに見えた・・・
忘れていなかった・・・
早川「何をしておる!!」
みよ「逃げて!!」
みよ「やめて! 新三郎さん!!」
早川「きさま・・・」
あちゃ~~ 恋敵登場です
もう新三郎の恋はあっちこっちに心配の種をまき散らしております・・・
こいつはまさに大迷惑ってやつです(Byユニコーン)
訂正・・・
思いっきり名前間違ってました
ガンムツじゃなくてガンツムです
山下さん皆さんごめんなさい