年金について考える

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Sさんが心配している年金について考える

 

 

強制出席な、お誕生日パーティーの次の朝、
Sさんから電話がありました。

S『年金事務所からお知らせがまた来た』
俺『いっしょに年金事務所に行ってあげるよ』
S『まえ、一度行ったけど、ちょっとずつでも払うとか、約束する事になっちゃうんだよ』
俺『分からないことを聞いたり、言いたいことを言えばいいのに』
S『払いたくないんだよ』
俺『それを言えばいいんだよ』

 

S『バッドレコードにはならないでしょう?』
俺『ならないと思う』

 

※国民年金法で日本に住む20歳以上60歳未満の方は国籍に関係なく、
国民年金に加入する事が義務となっています。
て、ずっと滞納が続くと、どうなるのか?
放置していると、最終的には、財産(預貯金、車など)の差押えとなるようです。
いくつかの段階を経てからの様ですが。
しかも、本人以外(配偶者など)も対象となるようです。
“ならないと思う”と答えた俺の認識は甘かったです。
この辺は税金と同じです。

 

S『25年にならない』
S『8年分しか払っていない』
※60歳になるまでに300ヶ月分払えない、と言う事で、もったいないだろう、
と言いたい様です。

 

俺『だから、そのことを話して来ればいい』

確かに17年足すと60を超してしまいます。
というか、さかのぼって払えないの?
※後納制度を使えば、何とかなります。

 

S『いつ死んじゃうか分からないし、フィリピンに帰るかも知れない』
※それを言っちゃ~お終いだよ、おいちゃん。

 

滞納を放置して、財産の差押えをされないように、年金事務所に相談に行くことが大事です。
25年未満でも社会保障協定により母国の年金に反映されるのか?とか
確定申告書等の資料を持参して、保険料を納める事が困難な状態を説明して、
最良の方法を提示して貰う。
などなど、年金事務所に質問や相談する事が大事です。

なぜ払いたくないのか、伝える事か大事です。
年金事務所の方は、ちゃんと分かるように説明してくれると思います。

 

S『話してるとケンカなっちゃうんだよ』
俺『そんな事はないよ、聞きたいこと知りたいことを、リストアップして相談して、レコードして、サインしてコピーして、年金事務所の人に渡しておくんだよ』
俺『そうすれば文句言いやすいでしょう』

 

誠意を見せないと、それなりの罰が科せられます。
俺は年金だけは、ちゃんと払っているので心配はありません。
税金は・・・・・・・・・誠意を示して、差押えは回避します。

 

キーワード1 社会保障協定
「社会保障協定」を結んでいる国については、
日本で納めた保険料は母国の年金に反映されることになりますので、
払い損(掛け捨て)にはならないようです。

 

日本年金機構のホームページより
2016年10月現在
協定が発効済の国
ドイツ イギリス 韓国 アメリカ ベルギー フランス カナダ オーストラリア オランダ

チェコ スペイン アイルランド ブラジル スイス ハンガリー インド

署名済未発効の国
イタリア ルクセンブルク フィリピン

 

キーワード2 脱退一時金

日本年金機構のホームページより
日本国籍を有しない方が、国民年金、又は厚生年金保険の被保険者資格を喪失し、
日本を出国した場合、日本に住所を有しなくなった日から2年以内に脱退一時金を請求することができます。

 

キーワード3 免除・猶予
日本年金機構のホームページより
国民年金第1号の被保険者は、毎月の保険料を納めていただく必要があります。しかしながら、所得が少ないなど、保険料を納めることが難しい場合もあります。
そのような場合は、未納のままにしないで、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きを行ってください。

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