舞台『陥没』もう間もなく初日の公演が始まります。
 
昨夜Twitterでも呟きましたが、本当に面白い作品になっています。
 
何が面白いって、ケラさん書き下ろしの世界観やセリフたち、そして何より役者が嬉々として演じている…いや、そこに生きている。
 
僕も今までに演じたことのないタイプの役どころで悩んだりもしましたが、ケラさんはじめ、先輩たちが相談に乗ってくださったり、支えてくださる。
 
このカンパニーで芝居ができる幸せを感じながら、毎公演楽しみたいと思います。
 
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そして、先ほど情報解禁されましたが今年の10月に本多劇場で上演される舞台『関数ドミノ』に出演します。
 
今作はイキウメの前川知大さん作、寺十吾さん演出です。
 
前川さんとは昨年『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』で初めてご一緒しました。
SFの世界観かと思いきや、人間が本当は隠しておきたい感情、忘れ去りたいことを浮き彫りにする前川作品に以前から虜で、作品を観る度に現実を突きつけられます。
ご一緒出来ると聞いた時は、とても興奮したのを覚えています。
 
寺十さんは今作で初めてご一緒します。
演出は緻密に計算されていて、そうなると消えてしまいそうな役者の感情もきちんと通っている...
とても丁寧にお芝居をつくられる方だという印象です。
 
今作は、僕らの日常に大なり小なりある"奇跡"みたいなものを巡っての話です。
言葉と言葉。叫声と叫声のぶつかり合いと言っても良いのかもしれない。
普段、理性でブレーキをかけられている感情が無理矢理ではなく、ごくごく自然に発せられる。
良いところも悪いところも含め、人間とはこういう生き物だと思い知らされる作品です。
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演劇はとても素晴らしいです。
『陥没』も『関数ドミノ』もどちらもご観劇ください。