あわせて読みたいブログパーツ
2005-10-22

●衆院郵政法案青票議員の動向と処分の行方

テーマ:自民党・派閥

 21日午後始った自民党党紀委員会で、先の通常国会で郵政法案に青票を投じた衆院現職17人、落選・引退者20人、参院22人の計59人に対し衆院選での公認候補妨害などが調査され28日処分が決定される。
 
自民党規律規約http://www.jimin.jp/jimin/jimin/tousoku/tousoku-4.html
 ○規律を乱す
 ○党員たる品位を汚す
 ○党議に背く行為
 ―の3つについて処分対象にすると規定され、自民党党紀委員会は「政治不信を招く政治的、道義的な責任がある」と認めたものを重い順に
 
 (1)除名
 (2)離党勧告
 (3)党員資格停止
 (4)選挙における非公認
 (5)国会および政府の役職の辞任勧告
 (6)党の役職停止
 (7)戒告
 (8)党則の順守勧告
 
 ―の処分を行う事になる。
 役職辞任勧告以下の比較的軽い処分については党紀委に依らず幹事長権限でも可能。


新党参加議員・候補者
 新党に参加した9人の衆議(前職含む)は21日午後に9人全員ついて
 ○党議拘束がかかっていた採決で反対票を投じた行動
 ○新党結成で自民党公認候補の選挙戦を妨害
 ―の二点を挙げ、非常に重大な党規違反だということで一致、自民党党紀委員会で同日付の除名処分が決定される。9人が新党参加にあたり提出していた離党届は不受理に。

現  職 : 綿貫民輔 亀井静香 亀井久興 滝実 荒井広幸(参) 長谷川憲正(参)
落選者 : 小林興起 津島恭一 青山丘
 

宮本一三 【堀 :除名(12・9)
 07/12/26兵庫9区国民新党内定が決まる

 12・9新党参加し、党員資格停止中だった元職宮本議員の除名が党紀委員会で決まる(12・9)

 
 
自民党非公認・無所属出馬者
現職議員
野呂田芳成【橋 :除名

 08/1/6次期衆院選不出馬、政界引退を表明。後継に金田勝年元参議員を指名。野呂田衆議の秋田2区では次期衆院選に近江屋信広衆議=小泉チルドレンが出馬に意欲を見せていた
 10・21党支部解散届けを県選管に提出。
 新党不参加で唯一綿貫民輔首班指名投票。  新党入りに含み。

 
堀内光雄  【堀 :離党勧告

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 10・31午後離党届け提出、10・31同日受理される。党支部も解散届け出。
 党支部解散の用意もある模様。
 

保坂武    【橋 :離党勧告

 08/4/14 10/2任期満了の甲斐市長選正式出馬表明

 07/8/8  津島派幹部会で派入会を認められる

   12/4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理。同日党支部解散の届け出?。
 

野田聖子  【無 :離党勧告

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理される。
 「離党届を出す理由が無い」。党支部は解散の準備。

 
古屋圭司  【亀 :離党勧告

 07/10/18 伊吹派入会

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 10・28離党届け受理。
 10・20午前、離党届を提出。党支部解散の意向。
 

山口俊一  【無 :離党勧告

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理される。
 10・20弁明書を提出
 

平沼赳夫  【亀 :離党勧告

   /12/4 中川元政調会長の勉強会設立総会(59人)に参加

   /11/29 中川元政調会長の勉強会発起人会(23人)に出席

   /11/13 中川昭一 元自民党政調会長が開いた政策勉強会の準備会(15人)に出席

   /9/06 自民党執行部が平沼衆議の無条件復党方針固める

   /6/03 津山市内の後援会代表者合同会議出席。11月以来の岡山入り

   /5/10衆院本会議出席。5ヶ月ぶりの政治活動再開

   /02/  自民党執行部が平沼氏に復党を打診。平沼氏は断る

 07/01/16後援会幹部が会見で平沼議員が前年12月6日より脳梗塞で入院している事を明かす。復帰は早くて3月末

 06/11/27 自民党執行部に復党願いのみ提出
 10・31離党届け提出、同日受理される。
 10・11衆院本会議郵政法案投票で自民系無所属議員中唯一人の反対。党支部は解散の意向。
 

武田良太  【亀 :離党勧告

 07/08/30山崎派入会

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理。
 弁明書を提出。支部解散手続きは進めるものの離党は未定。
 

今村雅弘  【橋 :離党勧告

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理される。
 

保利耕輔  【橋 :離党勧告

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理される。
 10・17佐賀県連は党支部長交代の猶予を党本部に要請することを決める。
 党本部からの離党・支部解散の求めには応じない方針。
 

江藤拓    【亀 :離党勧告

 07/10/18 伊吹派入会

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 11・1離党届け提出、同日受理される
 党支部解散の意向
 

古川禎久  【橋 :離党勧告

 07/08/30山崎派入会

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 10・28離党届け受理。
 10・20午前、離党届け提出。党支部解散にも応じる構え
 

森山裕    【橋 :離党勧告

 07/8/24 山崎派役員会で入会が了承される

   12・4  党紀委員会で復党が決まる

 06・11・27 自民党執行部に復党願と誓約書を提出
 10・28離党届け受理。新党入り否定とともに復党意欲、新会派結成に含み
 10・20午前、離党届け提出。10・28受理。党支部解散届けを県選管に提出へ
 

 
落選候補者
山下貴史  【亀 :離党勧告
 10・28離党届け受理
 10・21離党届け提出。18日に党支部の解散を道選管に届け出
 

小泉龍司  【橋 :離党勧告
 10・28離党届け受理
 10・19離党届け提出。10・13支部解散届を県選菅に提出
 

八代英太  【橋 :離党勧告
 10・28離党届け受理
  8・29離党届け提出。支部長交代も手続き済み
 

松宮勲    【亀 :離党勧告

 07/12/23民主党県連常任委員会で福井3区擁立決定

 07/12/16民主党県連が入党認める

 07/11/19民主党福井県連に入党届出
 06・11・10民主党入党?

 10・28離党届け受理。
 10・18離党届を県連に提出。同日県選管に支部解散を届け出

 

藤井孝男  【橋 :離党勧告

   08/29 津島派入会

   08/01 笹川尭党紀委長の判断で復党が認められる。日程上の都合から党紀委審査は事後になる

   07/29 参議員選挙当選

 07/3/5 参院岐阜選挙区の自民党推薦証が渡される
 11・1離党届け提出、同日受理。 党支部解散を準備。

 

城内実    【森 :離党勧告
 10・28離党届け提出、同日受理。復党、衆院再出馬は言明を避けつつ7区中心の活動へ。
 10・19離党届け提出。支部解散も表明。
 10・25支部解散届け提出、受理される。
 

小西理    【橋 :離党勧告
 10・28離党届け受理。当面の政治活動を休止。
 8・26離党届け提出。
 

田中英夫  【堀 :離党勧告
 10・28午前に離党届け提出。31日までに受理される。支部も10月中の解散を予定。
※自民公認出当選した中川泰宏議員は党推薦候補の居た02府知事選に対立出馬。
 府連は中川議員について府知事選時に離党し現在も府連に党籍無し。また府連への復帰養成もないとしている。
 

左藤章    【堀 :離党勧告
 10・28離党届け受理。10・20午後、離党届を提出。
 

森岡正宏  【橋 :離党勧告
 11・1離党届け提出、同日受理。
 離党届け提出を否定。党支部は「いずれ」解散の予定。
 

川上義博  【亀 :離党勧告

 07/7/29 参院選当選
 06・10・24 民主党07参院選鳥取選挙区の公認を受ける

 10・28離党届け受理。今後、国政へ向けて再起を期す構え。
 10・20午後、離党届け提出。党支部解散届けを県選管に10月中に提出済み。

 

自見庄三郎【山 :離党勧告

 07/7/29 参院選当選

 06・10・13 国民新党07参院選比例名簿公認を受ける
 10・28離党届け受理。
 10・20午後、離党届け提出。
 

衛藤晟一  【亀 :離党勧告

 08/4/14 党県連常任総務会が全員一致で県連復帰承認。11日に県連復帰要請文提出を受け

 07/8/7  伊吹派総会で派入会了承

 07/7/29 参院選当選

 07/3/9 党紀委員会で復党審査。10対7の賛成多数で了承される。出席者の賛否は7対7同数。欠席者が事前提出した賛成書面により賛成多数となった。

 ・復党審査に先がけ笹川党紀委員長(1)地盤である大分県の外に住所を移す(2)大分県内で選挙活動をしない(3)落選しても、大分から衆院選に立候補しない――との確約書の提出を要求。衛藤氏が応じる。(3/9朝日)

 07/2/27 中川幹事長に復党願い提出。参院比例区出馬を目指す
 10・14離党届け提出。同日支部解散届けを提出。10・28受理。
 次期衆院選に復党、自民からの出馬を望む。
 

松下忠洋  【橋 :離党勧告
 07/11/30国民新党公認出馬の意向表明

 10・17離党届け提出。党支部の解散は11日付けで県選管に提出。10・28受理される。
  9・11深夜政界引退を表明。
 
・立候補見送りした3人は10/28日戒告処分に。
村井仁   【橋 :8・17出馬断念。06年8月6日長野県知事に当選。

 06年6・29党県連に離党届け提出。同30日県知事選に出馬表明。7・19党紀委員会が離党届け受理。
 

熊代昭彦  【橋 :岡山市長選への転出表明。落選。

 07/5/29 国民新党離党

 07/7/29 参院選落選

 07/2/13 自民党党紀委員会で離党届けが承認される。

 07/1/17 国民新党役員会で参院比例区公認が決まる。

 06/12月 自民党に離党届け提出。国民新党入党
 

能勢和子  【亀 :8・12不出馬表明。
 
 

 
参院造反者
亀井郁夫  【亀 :離党勧告→除名(国民新党入党)
 1、郵政民営化法案に党議拘束はかかっていない 
 2、総選挙で支援した国民新党の亀井静香の広島六区には自民公認候補はいなかった(堀江貴文が無所属出馬)
 点を上げ処分不服として総裁に再審査を請求。(10・31付け)
 再審査請求は執行部は総務会で審査、総務正副会長が本人に弁明書提出などを要請し、処分が妥当でないと判断した場合は党紀委員会に再審査を命じる。
 国民新党入りの可能性にも言及(10・28)

 自民党総務会は「相当の理由が無い」として亀井議員の再審請求を却下。(12・8)
 期限中の離党届出が無く亀井議員は自民党を除名。(12・18)

 国民新党に入党(12・21)

 
田中直紀  【堀 :党員資格停止一年(執行猶予2年)
六区で自民党の対立候補を支援する動きのあったことなどから。
中川義雄  【亀 :党員資格停止一年(執行猶予2年)
衆院選で党公認候補以外を応援
 
党の役職停止1年(執行猶予2年)
秋元司、岩永浩美、河合常則、中曽根弘文、二之湯智、吉村剛太郎、魚住汎英、大野つや子、柏村武昭、狩野安、倉田寛之、鴻池祥肇、後藤博子、櫻井新、田浦直、田村公平、真鍋賢二

 

※後藤博子議員は07参院選公認問題で06年5・26離党届け提出、同6・23党紀委員会が受理。

 #6・28会派「国民新党・新党日本・無所属の会」入会
 
 
郵政法案に棄権・欠席者22人のうち衆院選に出馬しなかった佐藤信二・中村正三郎の2人を除く20人が10・28幹事長権限で戒告処分に。
衆院:斉藤斗志二 小渕優子 古賀誠 北村直人 望月義夫 近藤基彦 福井照 柳本卓治
野田毅 渡辺具能 高村正彦 梶山弘志 
参院:北岡秀二 野村哲郎 荒井正吾 大仁田厚 松山政司 水落敏栄 山内俊夫 浅野勝人

 
 
郵政法案で賛成/非議員で無関係でありかつ、郵政法案に賛意を示したにもかかわらず、党小選挙区公認が降りず無所属出馬した支部長など。
砂田圭佑  【高 :離党勧告処分
経緯 04秋より借金問題などが続き県連が8・10の党本部への公認申請から外す。8・24には県連が離党勧告。砂田は応じる姿勢を見せた。

 党兵庫県連党紀委員会で除名処分を発表本人に文書で通知。党本部へも報告(10・31)

 党紀委員会が離党勧告処分を決める。(12・9)

 非公認は現職優先に反するとして、総務会に処分取り消しを求め再審査を請求(12・22)

 党総務会が再審査請求却下を決める。10日以内に離党しなければ除名に。(06年2・10)
 

阪上善秀  【亀 :離党勧告処分
経緯 支部長であり今回出馬が予想されたが、東京10区へ転出した小池百合子環境相 の後継指名により六区公認を外れる。県連は比例上位搭載を党本部に求めず下位単独搭載(40位以下)を申請。阪上は無所属出馬する。 

 党兵庫県連党紀委員会で除名処分を発表本人に文書で通知。党本部へも報告(10・31)
 党紀委員会が離党勧告処分を決める。(12・9)

・汚職事件による前宝塚市長の辞職に伴う出直し市長選に出馬。06年4月9日当選。

 

打越明司   

05年9月の衆院選に自民党公認を得られず鹿児島2区で無所属出馬。同年11月離党。

06年11月復党願を提出し、12月16日に復党を果たす。

07年1月30日、昨年12月20日の自由連合徳田毅衆議の入党を受け党県連に離党届を提出。

 

◆12・20 亀井郁夫・宮本一三・砂田圭祐・阪上善秀各氏への処分更新。

◆12・21 亀井郁夫議員、国民新党に入党。
◆12・23 砂田圭祐前議員が処分取り消しを求め再審査請求。

◆ 2・ 1 砂田・阪上元候補への県連処分(10・31)追記。

◆ 2・10 砂田元候補の再審査請求却下。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(7)  |  リブログ(0)
2005-10-16

○漸く一巡した総選挙の度の比例区・重複制度バッシングの件-その4

テーマ:選挙全般

 毎日新聞・TBSの重複批判がまだ終ってくれません。
 先週10月9日日曜朝の時事放談では塩川正十郎前財相と瀬戸内寂聴氏が登場し、今回選挙結果などについて語っていたが、その中で件の杉村太蔵議員の当選に話が及んだ際
 瀬戸内氏の何故あのような議員が当選するのかとの問いに、塩川前財相はあれは比例重複制度が問題だから とこたえる始末
 杉村議員は今回比例単独下位搭載、小・比分離制度であった場合、自民党の比例名簿登載数は今回当選者数+数候補程度にしかならない事が必然であり、杉村議員の当落とは関係しない話である。寧ろ比例搭載に小選挙区重複を義務化すればこそ解消される問題で、重複を排そうと誘導することは杉村議員のような当選者を逆に増やすものにしかなりません。
 果たしてこのような非論理的な意見はなにがしかの政治的配慮があるのか、或いは老人にしばしば見られる現象ゆえなのか、どちらなのかは分らないものの、局の意向と符合するとみられる意見がその矛盾を顧みる事無く罷り通らされたことに変わりありません。
 
 
<選挙制度>小選挙区比例代表制 「改めるべき」が65%  (毎日新聞)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051011-00000063-mai-pol
自民幹事長:比例代表での復活当選の条件厳しく  (毎日新聞)
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051013k0000m010017000c.html
 
ついでに公明主張の加憲案へ国民の支持が向かうように読み取れる
憲法9条についての毎日新聞世論調査。こういった傾向は実際なのかもしれないけれど、
数字があまりにくっきりと出過ぎているように見える。
 
憲法改正:9条改正「反対」62% 改憲に賛成58%--毎日新聞世論調査
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051005ddm001010004000c.html
 
 
 10月15日昼のこと、CS朝日ニュースターの「愛川欣也パックインジャーナル」と「痛快!おんな組」を続けて見たのだけれど、ここでも今回総選挙の話題の中で選挙制度にも言及され現行選挙制度批判が出ていたが、重複制度を狙い撃ちにした発言は無し。TBS・毎日新聞の執拗な重複批判はやはり突出しているように感じる。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-10-13

○漸く一巡した総選挙の度の比例区・重複制度バッシングの件-その3

テーマ:選挙全般

小選挙区3・4位候補の当選を問題視する意見と

それに応えるものだろう自民党武部幹事長の比例復活条件厳格化発言について
 
 比例区・重複制度は今日も昨日も逆風に晒されていますが、メディア毎に批判の論点は違うもので、公明党・創禍学会との関係が取り沙汰されるTBS・毎日新聞及び関係者からは、重複制度を廃し小選挙区・比例区の別立てが主張されるのが常だが、フジテレビから出てきたものは小選挙区で下位の候補者が2位・3位と上位の候補者が比例で当選できずとも当選する事はおかしいというものになる(9・18報道2001島田アナ)
 ↓の武部幹事長の発言はそれに応えるものなのだろう。
 
自民幹事長:比例代表での復活当選の条件厳しく(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051013k0000m010017000c.html
 
 
■惜敗率と得票率の要件厳格化が齎すもの
 
 小選挙区候補の得票は概ね所属党派の規模に準じて出るもので、与野党第一党及びそれらと選挙協力する党派などの候補は武部の新制限をクリアする。翻って大政党と選挙協力のない党派・候補は綿貫・亀井のような地域ボスや辻元のような異例に有名な議員でなければクリアは困難である事は明らかで、武部幹事長の発言は只の小政党排除、共産・社民・国民・新日他小政党に小選挙区参入をそしするものでしかなく(如何にもフジ産経的である)、自党派が身を切ろうと言う姿勢を見せるようなものには当らない。武部幹事長のこの発言はただ大政党(自党)優遇を進めようというものだろう。
 また、比例当選に惜敗率80%などの高い障壁を加える事は、強固な地盤を持った現職議員に優位を与え、小選挙区制度の欠陥として指摘されるうちの1つである議席の固定化を進めるものになる。自民党の議員にはこの強固な地盤を持つ議員が多い故、この阻止条項付加は自民党の既得権強化の狙いも持ったものなのかもしれない。
 
 
・各党候補に公正に加えられる重複当選阻止条項を
 
 小政党には現在でも既に10%条項により厳しい阻止条項が存在する。もし大政党が率先して比例復活に阻止条項を加えようとするのならば、全党派それぞれの比例区得票順位に小選挙区得票順位+1した数より下の順位候補の比例当選を阻止するようにするなど、大政党所属議員に対しても、所属党派への支持と候補への支持に乖離があればそれを当落条件に加えるものとする必用があるのではないだろうか。与野党第一党は小選挙区議席を争い1・2位に付くのが常であり3位以下になる事は珍しい。これを比例重複の阻止条項とすれば今回自民のように(大政党の)所属党派が大勝すれば有権者の意思に拘らず皆受かるような現象に歯止めをかけ、有権者が選挙結果により深く関与できる=「候補者を落す権利」を全政党所属候補に対して持つ合理的な制度になるだろう。
 
 しかし自民党にこのような我が身を切って公正を期す改革を期待することは。。。
 
 
■まだ出るの?中選挙区代替案
 
 ついでにだけれど現行重複制度で選挙区2位以下の候補が当選する現象を批判する上での制度改定でありながら、同様に選挙区2位以下の候補が当選する中選挙区を代替案として持ってくることに成り立つ論理は無い。
 これで中選挙区代替案については終わってしまうのだけれど、この中選挙区代替案に一歩進めた批判、重複制度の優位を述べさせて貰うと、中選挙区制度は2位以下の当選者の得票数・率、惜敗率について問われる事なく、その選挙区の定数順位に入ることで当選できてしまう制度だ。
 しかし、重複制度であれば選挙区2位以下の候補は他選挙区の候補達の惜敗率とも競わねばならず、より広く候補者を選挙する機会を有権者は得ているという事もある。勿論現行重複・比例制度には名簿に拘束順位を割り振ることの出来る制度であり、小選挙区による上記比例順位選挙機能は徹底されていないなど問題があるが、これを比例名簿登載者に重複と同順位搭載を義務化すれば中選挙区より広く公平公正に比例候補を選挙できる制度になる。
 
 
・他に現行制度に残る問題について
 
 更に付け加えるならば、比例同順位搭載者の順位決定が惜敗率のみによって行われている現行制度に小選挙区得票数による順位決定の付加を望みたい。
 今回選挙の民主党南関東ブロックの重複者1位(名簿2位)は山梨3区の後藤斎議員であったが、実は後藤議員の小選挙区得票は61,716票で民主南関東ブロックの小選挙区落選28候補者中、下から3位の26位に過ぎない得票であった。にもかかわらず、惜敗率のみが反映される現制度により他の選挙区で10万票以上を得た候補者達を押し退け当選している。このような現象は得票順位付加により改められるべきではないだろうか。
 また、後藤議員のケースは選出選挙区の有権者数の大小に拘らず比例順位に小選挙区結果が反映される現行制度の特性の問題でもある。得票も比例順位に反映される事になれば、比例区で小選挙区毎の一票の格差が有権者数の多い選挙区で当選者数が出易い構造になる事で、制度の枠組みの中で格差の問題を緩和する効果を期待できる、1票の公平公正化にも寄与する両得の制度改定になるのだが。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-10-13

○民主党の『選挙利権』:利権政党化への道を歩み始める前原民主党

テーマ:選挙全般

 前原民主党がとうとう比例80削減に手を付けてしまったらしい。ソースは赤旗だけど
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-12/2005101202_02_1.html
 
 一見、比例削減は今回選挙で当選者小選・比例の比率で比例分が高く比例では与野党均衡(野党やや負けだが)の結果であり民主党にとって、自党の身を切る行動のように取れるかもしれない。 しかし、比例削減をした場合、小党を国政選挙から排除することによって民主党は選挙に大敗しようと政党助成金受給額を今(100億円以上)より更に上積みする事が出来、寧ろ既得権が拡大するものになる。
 態々政権交代には不利になる比例削減方針を民主党が採るのはこの事情があるからだろう。
http://ameblo.jp/koizumijyunn160rou/entry-10004392526.html
 
 前原代表は先の党首選の際に「民主党は利権から最も遠い政党ではなかったのか」と訴えていたが、前原が代表になる事で民主党は政権交代より自党の利権強化を一層優先する、利権政党にしようとしていること=代表選の言葉は嘘であったことがこれで明らかになってしまった。
 
 前原民主党については、郵政・労組と対立し民主党の既得権にメスを入れてるのではないかと思われる方もいるかもしれないが、これも対立郵政・労組関連議員の主力は先の代表選では菅直人支持が主流であり、前原の支持基盤ではない=敵の基盤を切り崩すもので、前原陣営の身を切るものではないどころかその党内基盤を強化することになるのがその真相でなかろうか。
 
 先週の週刊新潮での亡父の職業についての嘘に加えこの民主党を利権政党化する

代表選のことばの嘘。前原代表には虚言癖があるということは無いのだろうか?
 
■前原誠司と前原一誠
 前原代表については以前ネットで、維新の志士前原一誠の子孫であると確定事項として掲載するページを見たことがあるのだけれど、現在検索してもこれが全く出てこない。一誠先祖説の真偽は分からないものの、5年来の2ch利用者として上の虚言癖から投資一般板を中心に巻き起こった虚偽経歴問題で連想される人物、山本一郎氏=切込隊長も先祖を政財界の人物とする出所不明のプロフィールページが存在した問題があっただけに気になるところだ。

 

 

【追加06・2・15】
前原代表についてはこんなことも言われてる
 
http://www.asyura2.com/0510/senkyo16/msg/607.html
 
【民主新党首】前原は、「安保利権」に群がる国賊である
(回答先: 民主党・前原誠司議員と秋山直紀氏(ESPIO) 投稿者 吐息でネット右翼 日時 2005 年 11 月 03 日 17:34:34)
http://ch.kitaguni.tv/u/5028/%A4%D8%A4%BF%A4%EC%CC%B1%BC%E7%C5%DE/0000267424.html
 
前原は、国防族議員の集まり、「安全保障議員協議会」の常任理事である。
前原は、「労組などの支持団体におもねるということはあってはならない」(浅卑新聞)と民主代表選で言っていたが、
自分が国防族として、三菱重工業の利益を誘導しようとしていることはどうなのか?
前原には天誅を加えるべきだ!
 
「社会新報」の記事より。
http://homepage3.nifty.com/argus/maehara.jpg
前原は、「安全保障議員協議会」の常任理事を務めている。これは、自民、公明、民主各党の国防族議員で構成され、
集団的自衛権の行使の容認などを主張して99年に発足した。今年の2月17日、安保議員協メンバーなどが三菱グループの
迎賓館といわれる三菱「開東閣」で三菱側から高額接待を受けていることが暴露されている。
この事務局を務めているのは、社団法人「日米文化振興会」であり、所管は外務省である。
http://www.ja-nsrg.or.jp/index.htm
理事には拉致シンゾーらが就任している。
 
また、これには、「安全保障研究所」という任意団体がぶらさがっており、「日米文化振興会」専務理事である秋山直紀は、
「安全保障研究所」の所長も兼ねている。彼は、政治評論家の戸川猪佐武の秘書時代に豊富な政界人脈を築き暗躍している模様。
その秋山は、今年5月、防衛庁の毒ガス処理事業の受注に暗躍していた。
くわしくはこちらで↓
http://blog.melma.com/00125263/20050913161732
 


 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-10-01

○漸く一巡した総選挙の度の比例区・重複制度バッシングの件 その2

テーマ:選挙全般

■重複制度は分り難い。落ちた候補がゾンビで出てくるのはおかしい~の件。
(みのもんた:朝ズバッ、八代英輝氏:サンジャポ、関口宏氏:サンデー・モーニング、岸井成格氏:サンプロ、浅川博忠氏、山中尚登記者:毎日新聞 他)
 
 まず、この「重複制度」批判だけど、今回の選挙の前後に↑のようなTBS・毎日新聞の番組・記事及び関連人物からばかり目立って聞こえて来ています。また、これらは比例全般を批判する素振りを見せながら改廃と述べるのは重複制度に絞られるとともに、比例は単独出馬のみとする事を代替案とすることが共通していました。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2005/09/12/20050912ddlk17010204000c.html

 極めつけは一昨日のTBSラジオ、アクセスのこの御題でしょうか。あまりに露骨杉。
衆議院の選挙制度を改めて考える。
小選挙区と比例区の重複立候補は、
もう禁止すべきだと思いますか?
https://tbs954.jp/CGI/ac/btt/btt_talk.cgi
 
 現衆院選挙制度で現在「重複」をしない主要政党は一党しか無く、その代替として度々上がる中選挙区制度復活を強く強く望んでいる政党といえばそれこそまずその党です。今回の選挙でも問題視する声が少なくなかった「比例は○○党へ」と或る党の小選挙区候補が支援を受ける別政党への比例投票を求めることも、現行制度から重複を廃止し取り除いた選挙制度になれば、現在より一層「比例は○○党へ」と言い易くなります。(これは北海道の比例当選に選挙の比重が高まった自○党候補の数選挙区で、○明が推薦を外した事例などが示すものになるでしょう。)また、彼の党と毎日・TBSの関係は言わずと知れており、あまりに意図的・政治的にこの「重複制度批判」は出されているような気がしてなりません。そのようなことも念頭に置きつつ重複制度批判として上がる点についてなど見ていきます。

 【追】なんだかもう効果は出てらっしゃるのかな。元々比例/重複叩きは多いけれど。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20051001ia22.htm
 
 
・小選挙区で落ちた人が当選するのはおかしい
 そもそも現在の衆院選挙制度で小選挙区には比例順位・当選資格の有無を決める予備選挙としての面を実質持っていると理解されるべきなのではないかと思うのですが、それでなくとも小選挙区落選者が得た得票(死票)も有権者の一票の積み重ねです。選挙区の中で1位になるだけのことが、他の意見を議会から排除するほど絶対的なものとされる事に寧ろ疑問を禁じえません。市区町村・都道府県議員は大選挙区で選ばれていますが、2位以下の当選者たちが民意を得ていないという訳ではないでしょう。
 また、比例で当選する機会を無くし、小選挙区出馬のリスクを高めれば、比例で議席に就くことで次回に向けた橋頭堡を築いてゆくような事も適わなくなってしまい、現職を一層有利にして議席の固定化を強固にして選挙が形骸化した選挙区を粗製濫造させるばかりとなりやしないでしょうか。
 
 
・落選させたい人を落せなくしている
 強過ぎる落選機能は特定候補・勢力排除も可能にさせてしまいます、議会制民主主義は多様な意見を汲み上げる事が一方に民意の集約が求められるとしても疎かにして許されるものではないでしょう。或る人が落選させたい候補・政党であっても、それを支持する有権者の一票に大きなハンデを与える事が民主主義の予定するものとは思えません。
 ただし、一定の足切り機能も求められるものかと思います。現行制度下では候補者個人の資質よりもその所属政党が投票基準として重視される傾向=ブロック比例での政党順位とその党所属小選挙区候補者順位が接近する傾向がありますし、小選挙区落選者には所属党比例ブロック順位+1位程度に小選挙区順位が満たない候補者(=諸属政党への支持に見合う支持を得られなかった候補ということになるでしょう)には重複比例当選資格を失うものなどに出来れば落選機能を強く付加したものになるのではないかな。
 
 
・順位によって有利不利がある事はおかしい。比例名簿登載者は誰からも選ばれたものではない。支持したくない人が上位にいたりする。
 現行制度を比例区小選挙区重複、同順位搭載のみ立候補可とすれば解決してしまいそうですね。
 今回選挙の東京・南関東ブロックのような場合にも、大勝した政党の比例候補が得票分を満たさず保坂展人当選のようなケースが続出する事で小選挙区と比例区を総合した死票率も緩和されましょう。
 また、現行重複制度であれば道順位搭載によって曲がりなりにも有権者の手により比例候補を選別する事が出来るのに、重複制度を廃止してしまってはそれすら無い、政党執行部の思いのままに順位付けられた有権者の手から一層離れた、逆行する措置になるでしょう。
 比例単独の非拘束名簿もまた、全国一区のような大規模なものになれば、政党執行部による地域割りや支援組織の力量、候補者の知名度で順位が前もってほぼ出来上がってしまうのは参院前二回の結果で示されたかと思います。
(でも、定数10~15~20程度のドント式非拘束比例区などならば、公認権を持つ党執行部の求心力と一党から複数立候補することで有力大物議員や派閥が力を持つ中選挙区的な事とのバランスや、候補者選別機能も大政党有利による多党化抑止や小政党阻止などによる意見集約も適度に発揮された制度になるかもしれないかな。。。?)
 
 

 

他に関連で

 
・国会議員が多い⇒おかしな比例区を廃止して議員を減らせ
 ならばいっそ、小選挙区を廃止してしまえばどうでしょうか?比例区削減よりも多い300議席の廃止の方が多くの議員削減が出来るのですから。

 この議席数削減を唱える方々というのは、往々にアメリカの制度を持ち上げる方が多いように思います。衆院についてであれば、米下院の定数(435)と比べ日本の議席数は多すぎると喧伝される事を耳目に接した方は少なくないのではないでしょうか。しかし、米2.81億人:日1.26億人の日米両国の人口比(約2.3倍)からすれば、寧ろ小選挙区廃止により比例180議席のみとしたほうが、当然米国の人口・議席比率に馴染む辻褄が良い数字が出ます(米下院定数の一票の価値だと日本では189議席程度に成りますね)。単純に議席数の話、アメリカと比べて議員が多すぎると言う場合であれば、彼等には小選挙区廃止と言って貰わなければバランスが悪いでしょう。今回総選挙結果の極端さを更に強くに導かせる単純小選挙区を指向する上で邪魔な比例区を削除するための方便としての定数削減でしかない等々、何かしら意図的なものがあろうと捉えられて仕方が無いでしょうね。

 
 
・おかしな制度はやめて中選挙区制に戻すべきだ
 選挙区第2位以下の候補者も当選する中選挙区制度は良くて、同様に2位以下の小選挙区立候補者が比例で当選する重複制度が何故悪いと言えるのかさっぱり分りません。
 一党から複数の候補者を擁立することになる中選挙区制度復活では現行制度導入理由の一つとなった派閥政治なども同時に復活しましょう。現小選挙区の比例順位を決める選別機能強化等によって、中選挙区によるような結果を中選挙区の難点を解消した、よりマシな形で選挙結果をはじき出せる制度なども作ることだって出来るのではないでしょうか。
 
 しかし9月末日の朝生冒頭、現行制度の不具合の指摘にたいして「では中選挙区にするのか」と山本一太をはじめ与党席から出ていましたが、どうしてなんで野党側から、社共なら併用制や比例単独、民主なら二回投票制でも対案としてパッと発言がないんでしょうかね。なんでどうしてなんだか。
 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。