田代親世の恋する韓流LIFE

韓流ウォッチをし続けてはや10数年。日々の韓流生活で感じたあれこれを楽しくご紹介していきます。

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劇団四季の『壁抜け男』見てきました。

もう何度も上演されている人気のフレンチミュージカルで、

韓国でもけっこう再演されている印象があります。

 

私は韓国版を2013年と昨年の2回見ているのですが、

ほぼ歌で進んでいくソングスルーミュージカルなので

歌詞の内容がきっちりわかるといいなあと思い、

日本で上演することがあったらぜひ見たいと思っていたのでした。

 

 

内容は、

郵政省の苦情処理係という公務員の独身の中年男性が

ある日突然、壁を抜けられるようになります。

最初は戸惑っていた男ですが、次第にその力を生かして

庶民の英雄になっていき、密かに思いを寄せていた女性にも

勇気を出して近づくのだが…という物語です。

 

ファンタジックで、遊び心があって、

クスクスっと笑わせられるのですが、

愛らしくもほろ苦く、もの哀しさ漂う作品なんです。

 

 

【撮影:阿部章仁】

 

人生で大きく一喜一憂することもなく、

日々ささやかなことに楽しみを見出して

地味~に暮らしていた中年の少々冴えない男に

ふともたらされた壁を抜ける力。

壁に守られているという安心感の中で

ずっと生きてきた男にとって、

そんな能力なんて煩わしいだけだと最初は思ったものの、

日常からの逸脱のスリルと喜びを知って

どんどんはじけていくんですね。

その姿が可愛らしいというか、愛おしいというか。

 

主人公の男を演じたのが飯田洋輔さんで、

韓国俳優のチョン・ジェヨンに似てるんですよ!

ハンサムな顔なのに

背中を丸めた生真面目な小市民になっていて、

途中からちょっと得意になって

飛び跳ねたり軽やかに愛に向かったりしていく姿が

とってもチャーミングでした。

 

【撮影:阿部章仁】

 

下町のご近所さんたち、仕事場の人々、

アル中の医者や警察官といった

個性豊かなモンマルトルの街の住人たちと主人公のやり取りも

一見面白いのですが、随所にペーソスがにじむんですよね。

 

派手でドラマチックな激情マックスな作品ではないですが、

多くの人が共感できる平凡な人物像が主人公で、

そんな普通の人間がちょっとしたきっかけで人生が輝きだすサマが

いいんですよ。

そんな主人公が、自分の平凡な人生を「人生は素敵~」

と歌い上げるこの作品のテーマ的な曲を歌うと、

温かさと同時に鼻の奥がつーんとなる感じで、

歌詞の内容がじんわりと胸にしみるんです。

なんかこう、大切にしたい作品だな~って思わせてくれるというか。

 

『シェルブールの雨傘』で知られるミッシェル・ルグランが

音楽を担当しているのですが、

曲がすごく印象的で、

軽快で、音が忙しく上がったり下がったりして、

けっこうクセになるメロディーです。

 

切ないラストですが、なぜかほっこりするという

不思議な感覚にとらわれる、

きらりと光る珠玉の作品ですね。

 

この日は中学生が団体観覧で入っていましたが、

果たして中学生にわかるのかなあと。

この作品のおかしみと悲しみ、ペーソスが

じわじわ来るのはもっと大人になってからなのかもと思うのですが。

なので、この日の中学生たちの感想が気になります~(笑)。

 

 

この『壁抜け男』、韓国でも人気演目なので、

今後も再演があるかもしれません。

昨年は、ドラマ『応答せよ1994』や

『幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット』などのユ・ヨンソクや

イ・ジフンが主人公を演じていましたので、

いつか自分のお気に入りの俳優さんが出演することもあるかも。

その時のためにもぜひこの機会に日本版を見ておくといいと思います。

 

 

『壁抜け男』サイト

https://www.shiki.jp/applause/kabenuke/

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9月11日、夢友主催のミュージカル俳優コンサート

「親友物語~その4~」に行ってきました。

 

夢友のコンサートは一口にミュージカル俳優コンサートといっても、

企画によっていろいろなシリーズがありまして、

「親友物語」は、縁のある親しい間柄の二人が登場して、

友達ならではのステージを繰り広げるというものです。

今回の親友ペアはソン・ドゥソプと、

つい先日まで東京で『イン・ザ・ハイツ』公演で熱演を

披露していたチョン・ウォニョンの組み合わせです。

 

二人はソウル芸術大学の演劇科の同期だったそうで、

まず昼の部では

『僕らのイケメン青果店』の「一緒に歩く旅行道」

という歌を二人で歌うところからスタート。

続いて、ドゥソプさんが、

2007年から08年にかけて演じた

『キム・ジョンウク探し』から、「いい人」を歌い、

ウォニョンさんは終わって間もない『イン・ザ・ハイツ』から

「イン・ザ・ハイツ」を一人で何人分ものキャラを演じ分けて歌い切ってました。

こんな風にウォニョンさんはとっても芸達者。

ドゥソプさんに言わせると、

ウォニョンさんは、

才気ある楽しい人で、

物まねもうまいし人づきあいがよく、

愛嬌たっぷりが身についている人だと語っていました。

 

一方、ウォニョンさん曰くドゥソプさんのことは、

柔らかくてシャープで親切でかっこいい人だった~と。

そして顔が歌手のRAINに似ているので、ドゥソプさんを見ると

いつもRAINを思い出していたのだとか。

というわけで、

お互いの初印象にちなんでの歌は

「魅力がある」と、

RAINの「LOVE SONG」が歌われました。

 

 

次に話題は今の自分を作ってくれた代表作の話になり、

ウォニョンさんは、

「公演はうまくいっても自分としてはしんどかった作品もあれば

公演自体はダメだったけど自分は幸せだったという作品がある」

と前置きして、『ミュージックボックス』という作品が

自分にとっての幸せな作品だったとのこと。

サザンの桑田佳祐の曲を使った作品で、

母親の声を聞かないと眠れない男の人が主人公で、

その母親の声が聞こえなくなって眠れずに苦しんでいる

という設定だったそうですが、もう二度とできない作品なのだそう。

興行に失敗したからでしょうか?

その具体的な理由までは語っていませんでしたが。

その曲「不眠の夜」を情感たっぷりに歌い、

ものすごくひきつけられましたね。

作品の中で聞いてみたかったです。

ドゥソプさんは、あえて代表作というなら

男妓生を演じた『風月主』とのこと。

日本で上演されたときに演じたかったけど

いろいろ事情があって実現しなかった~と、

とても残念がっていました。

で、その『風月主』から「夜の男」。

 

そしてお互いの出演作品で歌ってみたい曲は?

という話になりました。

二人が最初に顔を合わせたのは

オーディション会場だったそうで、

それが『パルレ』でした。

ソロンゴ役をやりたかったのに落ちてしまったウォニョンさん。

その時ソロンゴ役に合格したのがドゥソプさんだったそうです。

そんな思いを込めてウォニョンさんは

『パルレ』から「きれいだよ」を、

ドゥソプさんは『光化門恋歌』の「街路樹の木陰に立てば」

を歌ってくれました。

 

ドゥソプさんはスーッと耳通りのいいさわやかな柔らかい歌声で

ウォニョンさんはハスキーで情がにじむというか、

切なさを掻き立てるチャーミングボイスなんですね。

 

そんな二人が昨年韓国で初演された

『ベア・ザ・ミュージカル』で共演。

今年もこの夏に再演・再共演を終えたばかり。

初演の時、高校生役には自分は年齢が高すぎるので、

これが最後と思ってやったけど、観客の皆さんの大きな愛で

再演になりました~と語るドゥソプさん。

二人はお互いに愛し合う役柄で

相手役に本当にときめいたこともあったそう。

ウォニョンさんは、

この作品でファンカフェの会員数が上がったと言ってました。

この『ベア~』から

「Once upon a time」

「Role of a life time」

「Bare」

の3曲を、役になり切って

舞台さながらに再現してくれました。

こういうのが、同じ作品の共演者のコンサートでは

嬉しいところですね。

 

そしてラストにはなんと『フランケンシュタイン』から

ビクターとアンリの「ただ一つの未来」。

あの伴奏が鳴っただけで胸が高鳴ってしまいました!

アンコールは東方神起の「Hug」でした。

 

 

そして夜の部です。

白コーディネートだった昼と真逆の

黒でそろえた二人。

まずは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』から

「雪の中の天使」を二人でデュエット。

 

ドゥソプさんのあだ名は「雨男」で、

ウォニョンさんは「ヘッサル(日差し)」という

対照的な二人。

身にまとう雰囲気もなんだかそんなイメージを醸し出していました。

そんな意味から

ウォニョンさんは「出発」

ドゥソプさんは「雨の中へ」

という曲を歌った後、

ウォニョンさんの日本公演の話になりました。

『RUN TO YOU』のときは、当時日本で人気だった

ペ・ヨンジュンさんの親切な微笑みを見習って、

その微笑みを心掛けてサイン会に挑んだと。

で、2時間半の公演なのに、サインには3時間かかったそうです。

『イン・ザ・ハイツ』のハイタッチ会では、

SS301のキム・ヒョンジュンさんと、

日本に留学経験があり日本でのコンサートも多い

キム・ナモさんというハイタッチ会に慣れている二人に挟まれて、

慣れないながらもやりました~と。

一方のドゥソプさんは、

『キム・ジョンウク探し』『兄弟は勇敢だった』

『風月主』『シングルス』『ウエルテル』『パルレ』など、

日本で公演が行われた演目にたくさん出演しているにもかかわらず、

いざ日本公演の時には都合が合わず、

来日公演の経験がなくて残念だと語っていました。

そんな二人が

『兄弟は勇敢だった』から「僕は君のことが嫌いだった」と

『女神さまが見ている』の曲を歌ってくれました。

そして昼の部でうたった『ベア・ザ・ミュージカル』の曲を

夜の部では役を逆転して歌ってくれたんです。

残念ながら私はこの作品を見ていないのですが、

見ている人にとっては

役替わりはさぞかし面白いお楽しみコーナーだったと思います。

 

続いてそれぞれミュージカルのキャリアが

11年と9年のドゥソプさんとウォニョンさん。

これまでやりたかったけどできなかった役は?

という話になって、

ウォニョンさんは『パルレ』のソロンゴで

ドゥソプさんは『ヘドウィグ』だと。

『ヘドウィグ』は実際オファーも来たけれど

なんと一日前にほかの作品と契約をしていたので

やることができなかったそうです。

ウォニョンさんは『キンキーブーツ』の

ローラのオーディションを受けて、

もうちょっと背が高ければいいのにねと言われて落ちたそう。

でもその後もう一度受けてみてと言われたけれど

その時にはもうほかの作品が決まってしまっていたそうです。

そういうことは多いけど、

いつまでも未練を持っているとほかの作品の迷惑になるので

肯定的な気持ちでいるようにしていると語っていました。

 

ということで、ここでは

ドゥソプさんが『ヘドウィグ』の「origin of love」

ウォニョンさんは『キンキーブーツ』からローラの歌う

「hold me in your heart」を熱唱。

特にウォニョンさん素晴らしかったです。

「僕はキャラクターよりも歌重視で選ぶ」

と言っていただけに、

この歌を歌える幸せをかみしめながらの熱唱でした。

ドゥソプさんから「こんなにうまいのになんで落ちたの?」と

言われてましたが、本当に。

身長ってごまかしがきかないですからね。

逆に背の高いチェ・ジェリムさんは

背が高すぎて役に似合わず落ちたことがあると

言っていましたっけ。

 

そしてこの曲に挑戦! ということで

ドゥソプさんはなんと

『ノートルダム・ド・パリ』から「踊って僕のエスメラルダ」

ウォニョンさんは『フランケンシュタイン』から

「君の夢の中へ」を披露。

ラストは二人で『スリル・ミー』から「私の眼鏡」を

デュエットしました。

 

昼、夜ともにテンポのいい会話と

二人の仲良し俳優ならではの

趣向を凝らした内容で、

歌もトークも楽しかったです。

 

チョン・ウォニョンさんはキム・ホヨンさんと並ぶ

根っからのエンターテイナーという感じ。

歌声はハスキーボイスで

ジュンスをほうふつとさせるところがあり、

メロディアスな曲を歌わせたら

楽曲への没入感がハンパなかったですね。

 

ソン・ドゥソプさんはとっても人のいい

優しいお兄さん的な存在感で、

さわやかな哀愁が感じられる歌声です。

正統派王子の歌声ともいえますね。

 

 

 

夢友コンサート、次回は

11月18日(金)で、

夢友2周年のアニバーサリーコンサートになります。

キム・ジェボムとユン・ソホが登場。

ジェボムさんは日本でも『風月主』『兄弟は勇敢だった』で

来日公演に出演していますし、

最近では韓国版『おけぴ』にも出ていて何かと日本に

縁がありますね。

 

ユン・ソホさんは『レ・ミゼラブル』のマリウス、

『スウィニー・トッド』のアンソニーでおなじみ。

二人とも『スリル・ミー』出演経験者です。

 

ジェボムさんは3年前のソロコンサートを見に行きましたが、

もう大満足でとっても良かったんです。

今度はソホさんと二人なので

どんなコラボレーションが生まれるのか楽しみです。

 

 

 

以下プレスリリースです。

============

韓国のミュージカル俳優キム・ジェボムとユン・ソホが11月18日(金)に北とぴあつつじホールでコンサートを開催することになった。

キム・ジェボムは「風月主」「Thrill me」「ゴレゴレ」などに出演し、色々な作品で見せてきたその安定した演技と歌唱力で韓国のみならず日本でもファンが多い俳優の一人。ユン・ソホは「女神様が見ている」「レ・ミゼラブル」「スウィーニー・トッド」など小劇場と大劇場を行ったり来たりする韓国ミュージカル界きってのルーキーだ。

日本のミュージカルファンにもよく知られていて共演した経験もあるこの二人が久しぶりの日本公演でどんな姿を見せてくれるのかファンの期待を集めている。

 

現在、夢友公式HPで1次先行販売中。

1次先行販売のみ販売される「1回+2回スペシャルパッケージ」の購入者には1000円割引と特典ももれなくもらえる。

詳しくは夢友公式サイト(http://www.yumetomo.info/)にて。

『夢友2周年記念コンサート』

日時:2016年11月18日(金) 1部(昼): 15:00(開場 14:30)

                        2部(夜): 19:00(開場 18:30)

会場:北とぴあつつじホールhttp://www.hokutopia.jp/hall-guide/halls/tsutsuji_hall

出演:キム・ジェボム、ユン・ソホ
夢友公式サイト:http://www.yumetomo.info/
 

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※韓国の舞台写真です

 

昨日『ゴッホ』を見てきました。

これは元々韓国のオリジナルミュージカルなのですが、

今回、日本がライセンスを購入して

日本人キャストで上演しています。

最近は、こうした韓国発ミュージカルの日本上陸が増えてきて

嬉しい限りです。

 

私は韓国での生舞台と日本語字幕付き上映会で

見ているのですが、

日本版、とてもよかったです!

 

これはヴィンセントとテオの兄弟しか出てこない

濃密な二人芝居ですが、

韓国版は、やはり韓国人は感情表出が強いので、

閉じられたような空間で

精神的に追い詰められていくヴィンセントを見ていると

その重さに気がめいってしまう感じもあったのですが、

日本版は、劇場の雰囲気もあるのでしょうが、

もっと開かれた雰囲気の中で、

テーマは重いままながらも

明るい印象で見終わることができたんですよね。

 

上手く生きられない困ったちゃんな兄を愛し、

必死に支えようとする弟。

でもその弟も兄の存在が心の支えになっているという

ヴィンセントとテオ兄弟の

ソウルメイトのような強い絆・関係性が見えて、

この切ない二人の人生にグッときます。

 

しかし、全編ほぼ歌っていますけど、

歌が自然に心情を表しているので、

濃い芝居を見た印象です。

この手の演劇的な色が強いミュージカルは、

日本版になると言葉がダイレクトに入ってくるので、

やっぱりより心情が伝わってきていいですね。

そしてやっぱりプロジェクションマッピングが素敵で、

客席センターで見たので、

自分もゴッホの絵の中に入り込んだように感じられました。

またゴッホの絵がファンタジー感を醸し出すので

舞台に似合うんですよね。

キャストは

ヴィンセントが泉見洋平さん

テオが上山竜治さんのペアで見ました。

 

二人とも歌がうまいし、ビジュアルがいいので

見ていても聞いていても嬉しかったです。

韓国では若手俳優によって演じられるので、

泉見さんと上山さんはイメージ通りの雰囲気でしたが、

日本版での橋本さとしさんと岸祐二さんのペアのような

ベテランが演じるのもまた面白いと思うんですよね。

こんな風に違うペアでも観てみたくなるという、

複数キャストの罠にはまりますね、これは(笑)。

※左が橋本さとしさん、右が岸祐二さん

 

つくづく思うのは、

最近の日本のミュージカルも

歌が上手い人がちゃんと出てきているなあと

いうことです。

「あたりまえじゃん」と言われればそれまでですが、

そうでもなかった体験が多々あるので(^-^;、

歌にストレスがなく聞けるのが嬉しいのです。

それに加えて俳優さんたちの熱演をひしと感じるので、

日本のミュージカルもいいなあと、

日本人として嬉しくなります。

 

『ゴッホ』は9月24日まで

紀伊国屋サザンシアターで上演中です。

https://musical-gogh.themedia.jp/

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