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僕が今も一番の思い出として心に残っている文化祭は高校一年生の頃、学校で初の試みとなる外部からのお客さんを招いて開催された盛大な文化祭になります。
と説明をすると、高校生にもなれば「文化祭の打ち合わせや何やらで意中の女子と急接近した思い出」なんて思われるかも知れませんが、僕が入学をした高校は地元でも悪ガキが集まる工業高校、今の時代と違い当時の工業高校と言えば生徒の大半、いやいや、全校生徒1000人以上の中で女子は2人だけのほぼ男子校みたいな学校でして、他校で開催されるような華やかさは微塵もない男ばかりの文化祭、おそらく過去の文化祭はかなりしめやかに・・・
と言うより、開催されていたかどうかも分からなかったはずの文化祭、それがどんな流れからなのか?
僕が入学をした年から模擬店を出す等、本格的な文化祭が開催される事になりました。
この模擬店については売り上げ代金をそのまま部費へと回せる事もあり、我が柔道部も「何がよく稼げるか?」との会議が開かれた中で決定をしたのが『あ!メリケン粉シュート!』と言う名の超奇抜な模擬店、他の部では焼きそばやお好み焼きやカフェ等のありがちな出店しかない中で、我が柔道部が出店したのが『あ!メリケン粉シュート!』ですよ、いったい何を売っていたか想像が出来ますか?
この意味不明な『あ!メリケン粉シュート!』の発端は「文化祭での模擬店で何を売るか?」の会議の始まりに柔道部顧問の先生が「仕入れ値を考えると粉もん、小麦粉が一番に安く済む原材料」だとの話から最初は極々一般的に『お好み焼き』の名前が上がり、その次に『タコ焼き』に『クレープ』にとのあくまで普通の案が出たのに、顧問の先生の説明によると「食べ物を売るには衛生局への届け出が必要」「その為には売り物を誰かが試食をして衛生局へ大便を持って行く必要がある」と、食べ物の模擬店にはかなりめんどくさい手続きが必要だと教えてくれ、それならばと・・・
誰が言い出しっぺになったのかは覚えていない『あ!メリケン粉シュート!』に決定したんです。
この誰も知らない『あ!メリケン粉シュート!』の内容、粉もんの食べ物の出店を諦めた部員の中からどこからともなく「小麦粉を練って紙皿に盛って部員の顔を目掛けて投げ付ける」ってのは面白くないか?
との、ドッキリテレビでよく見かける『パイ投げ』を小麦粉版にした、いわゆる『ストレス解消法』になるんですかね?
お客さんは300円を払い、水で練った小麦粉の盛られた紙皿を購入、その紙皿を的になった柔道部員の顔面へ向けて思いっきり投げ付ける、その模擬店ならばめんどくさい衛生局への届け出も不要にめんどくさい調理も不要、それでいて原価の安い小麦粉でぼろ儲けができると、ザッと概算したところ『1キロ250円の小麦粉÷50グラムの紙皿=20枚』『20枚の紙皿×300円=6000円』の売上げ、これを5キロの小麦粉分のお客さんが来れば『6000円×5=30000円の売り上げ』と、かなりのおいしい商売だとの結論に達しました。
このおいしい商売を成功させる為の話し合いの中、小麦粉紙皿を投げ付けられるたんびに身体中が真っ白にならない為に、よく観光地で記念撮影用に置いてある顔出しパネルみたいな板を作り、そこから部員が顔だけを出す仕組み、この案にはその場にいた部員が満場一致で大賛成、パネルには鬼の絵を描けば「お客さんも楽しんで小麦粉紙皿を投げられるだろう」と大盛り上がりの会議の最中に「この模擬店の名称を何にするか?」との話題になりました。
誰1人として模擬店の名称について良いアイデアが浮かばない中、おもむろに顧問の先生が「小麦粉=メリケン粉やし『あ!メリケン粉シュート』なんかどうや?』との素晴らしい名称の提案をしてくれ、部員一同が「それはいい!」と、これ又に満場一致で決定したのが『あ!メリケン粉シュート!』なんです。
小麦粉=メリケン粉は理解ができるし、小麦粉を投げるのだから『シュート』も理解ができるけど、最初の『あ!』については今もって意味不明なのですが、この時の顧問の先生の「流石に俺や!」っぽいドヤ顔は今でもハッキリと思い出せます。
で、数日後、ベニヤ板を繋ぎ合わせて人が1人隠れられる大きな板を作り、顔の部分を丸く切り抜き、後は鬼の絵を描いて模擬店の準備は完了、原材料になる小麦粉は顧問の先生が買って来てくれる事になり、5キロで売り切れたら近くのスーパーまで小麦粉を買いに行く係を決め、予想されるハプニングとして「この学校の生徒やったら小麦粉に石を混ぜる奴がおるかも知れんから見張り役も必要」等、文化祭の当日には大盛り上がりの『あ!メリケン粉シュート!』に期待を膨らませまくりました。
で、いよいよ迎えた文化祭の当日、朝から鬼の絵を描いた顔出しパネルに長机にとを校舎前のスペースに運びあっという間に模擬店の準備は完了、あちこちではお好み焼きやタコ焼きやらの模擬店の準備で手こずっている様子を横目にめちゃくちゃ目立つ顔出しパネル、鬼の絵の上にデカデカと書かれた『あ!メリケン粉シュート!』を眺めながら一般客の来場を待ちわびていると、10時の開場と共に予想以上の人波に驚きまくり!
文化祭当日までは「市内でも評判の悪いこんな学校に誰が来るねん?」と思っていた工業高校の敷地には、自校の生徒だけじゃなくて他校の女子生徒が意外に多かったのが嬉しくて嬉しくて!
それでいつお客さんが来てもいいように一年生部員がジャンケンをして的になる順番を決め、後は小麦粉を練るだけの準備万端に整えたのに・・・
目の前を通る人たちは物珍しげに『あ!メリケン粉シュート!』の顔出しパネルに目を向けるも、足を止める人は全くのゼロ・・・
の理由、この文化祭の模擬店で何かを買うには学校の入り口すぐにある生徒会のテントでチケットを購入する必要があり、一般来場者に自校の生徒もその場所で『お好み焼き300円・〇〇部』とのチケットを購入し、模擬店ではそのチケットと商品を交換し、後日に生徒会が現金で精算する仕組みだったんです。
考えてもみて下さいよ、他の部が出店している『お好み焼き』や『タコ焼き』やその他の商品については誰もが知っている物と交換ができるのにですよ、どこの誰が『あ!メリケン粉シュート!』みたいに意味不明なチケットの為に300円も払うと思いますか?
案外に繁盛を見せる他の模擬店に比べて誰1人として足を止めてくれない『あ!メリケン粉シュート!』に見切りを付けた顧問の先生は、30分も経たない内に「後はお前らに全て任せた」との言葉を残し退散、するとすぐに先輩達もとっととその場を離れて自由行動、残された一年生部員の全員も目の前を通る人達の好奇な視線に耐え切れず、結局この『あ!メリケン粉シュート!』はお昼過ぎに閉店する事になり、顔出しパネルに長机を片付けている最中に問題となったのが「この5キロ=5袋の小麦粉をどうするか?」でした。
そんなもんキャベツとかタコとかの食材やったらもらってもどうにかできるよ、それが小麦粉そのものを欲しがる部員なんかが現れると思いますか?
顧問の先生に相談しようとしても「後は全て任せた」との言葉が全ての通り、この時にはかなり恥ずかしく感じていた『あ!メリケン粉シュート!』を蒸し返せば機嫌が悪くなるのは目に見えていたし、粉もんを出店している他の部に無料で引き取ってもらおうにも、生地からの状態で調理をしているどこの模擬店にもそのまんまの小麦粉は不必要だし、かと言って捨てるのはもったいないし、結局は1年生部員がジャンケンをして負けた者が小麦粉を持って帰る事になり、ふと他の模擬店の『クレープ』との看板が目に入り、そう言えば、僕のクラス担任の先生の家が「ケーキ屋さんかパン屋さんを営んでいる」と聞いた事があったのを思い出したんです。
誰もが負けたくないジャンケン、自転車通学にとっては5キロの重りを積んで帰る事になる事態を招かない為に顔から笑いが消えて険悪な雰囲気の中、僕がこの5キロの小麦粉を引き取り担任の先生に引き取ってもらえば一触即発の事態も解消に小麦粉も無駄にならなくて一石二鳥、即座に「この小麦粉は俺がもらうわ」と発言し5袋もの小麦粉をボストンバッグに詰め込んでいる最中に、他の1年生部員達は僕がこの5キロの小麦粉をどうするかなんかは気にも止めず肩の荷が降りた感じでそれぞれが自由行動に、そこでふと小麦粉の袋に記載されていた賞味期限を確認するとすでに数週間が過ぎた月の記載が・・・
あれでしょうね、柔道部の顧問の先生はなるべく安く済ませる為?
それか食べ物を粗末にしたくなかった?
かのどちらかは知らないけど、どこかで賞味期限ギリギリかすでに賞味期限が過ぎていた小麦粉を用意したようで、僕が引き受けた5キロの小麦粉、自分で料理に使うならいざ知らず他人、しかも客商売をしている担任の先生に引き取ってもらう訳にもいかず、結局は僕が5キロの重りを積んだ自転車に乗って帰宅するのを覚悟し、賞味期限を気にしない母に何かに使ってもらう事にしました。
ただ、いくらお菓子を作るのが好きな母でも流石に5キロもの小麦粉を使い切るには何年かかる?
これは当分の間は粉もんが主食になるやろなぁ・・・
との不安を胸に自分の教室へ戻ると、柔道部の『あ!メリケン粉シュート!』とは打って変わって『クイズドレミファゴン!』が大盛り上がりしていたんです。
今回の文化祭は部費稼ぎの部による模擬店の他、部活動に入っていない生徒が参加する為に各クラスによるレクリエーション的な演し物も企画されており、僕のクラスでは『クイズドレミファゴン!』と名付けた『クイズドレミファドン!』の完全なパクリ企画が大盛り上がりをしているじゃありませんか!
しかも解答者席には数人の女子が座っていたのにはびっくり!
と言いましても、女子達は無理矢理に誘われた感じでクイズには積極的に答えていなくて、女子にぴったりと寄り添うように座ったクラスメイトの野郎がワイワイと騒いでいるだけ、それでは物足りないと感じたらしい担任の先生、20代前半の熱血教師・・・
とは程遠いけど、この『ドレミファゴン!』の言い出しっぺ、おそらくクイズに使う音楽も自ら編集をしてカセットテープに録音したであろう担任の先生、誰1人として文化祭の係りを引き受けようとしない生徒に代わり自らラジカセを操作しながら黒板に点数を書き込んでいた担任の先生、どんなイベントについても生徒以上に自分が楽しもうとしている、クラスメイトからは友達のように慕われている若い担任の先生が、ゴソゴソと机の下からクッキーの詰め合わせを取り出したかと思えば、そのクッキーの箱を高々と頭上に掲げ「よし!今からが本番や!準優勝した者にはこのクッキーが景品や!お前らはメンバーを代われ!」と、それまで解答者だったクラスメートを引っ込ませ「お!〇〇(僕の名前)!おったんやったら解答席に座れ!」と名指しされ、断る理由もないので素直に指示に従い女子チームの二つ隣の席に着きました。
そして当然に誰もが気になったのが優勝者への景品でしたが、先生はその僕達の質問には「このクッキーの何倍もの景品を用意してる」とはぐらかすのみ、おそらく準優勝者への景品も家、今現在も同居しているであろう実家の売り物の残りだろうと推測をし、優勝者への景品は『ケーキか何かのお菓子』だろうとの予想の元、いよいよ『クイズドレミファゴン!』の本番の幕が開けたんです♪
この本番らしい『ドレミファゴン!』が始まると教室内は異様な盛り上がりを見せ、先生がラジカセの再生と同時に発する『ドレミファゴン!』の掛け声にクラスメイトみんなが声を合わせて『ドレミファゴン!』の大合唱!
もう『あ!メリケン粉シュート!』とは正反対の催しには「これぞ文化祭!」と嬉しくなり僕もハッスル!
しか〜し!
担任の先生は一般来場者である女子に優勝をさせたいが為にクラスメイトが「はい!」と手を挙げても見て見ぬふり!
そして手を挙げてもいない女子チームを指名しては答えとなる曲の題名の一文字一文字を口に出して正解を教えやがって!
結果、最終問題を待たずして女子チームの優勝が決定かと思いきや、あまりにもクラスメイトのブーイングに気が引けたのか、担任の先生は「よっしゃ!ほな次の最終クイズを答えた者が優勝や!」って開き直りのルールを・・・
それやったら今までのクイズは無意味やん!
との大ブーイングと大爆笑の中、いよいよ最後になる『ドレミファゴン!』の掛け声に再生された音楽・・・?
何やら聞き覚えがあり・・・
と確信の元、ダメ元で「はい!」と手を挙げたところ、先生が僕を指差し「はい!〇〇(僕の名前)!」と指名してくれたのにはびっくりしながらも、自信満々で「兵庫県立〇〇工業高校の校歌!」と答えたところ!
先生の口からは「大正解!従ってこのゲームは〇〇(僕の名前)の優勝で決定 」との言葉が飛び出し、僕は栄えある『クイズドレミファゴン!』の第1回大会の優勝者として景品を授与される事になりました。
ラジカセから流れる我が母校の校歌をバックに、先ずは準優勝者の女子チームには約束通り・・・
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(ネットから拝借した画像なので当時の実物とはかなり違います)

クッキーが授与され・・・
って、この時の女子、一般来場者の女子4人はかなり冷めた様子でしたが、異様な盛り上がりを見せたままの教室内で、いよいよ優勝者の僕に授与された景品、確かにクッキーの何十倍もの価値相当かも知れませんが、賞味期限ギリギリのこの景品(下の画像を参照)・・・









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(ネットから拝借した画像なので商品名とメーカーは無関係)
粉んなもん俺にどないせいっちゅうねん!


信じるか信じないかは・・・



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