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2017-10-24 16:41:45

『双調 平家物語』 4巻(再読)

テーマ:再読

 『双調 平家物語』(橋本治) 4巻

―あらすじ―
 藤原四兄弟に対し、長屋王や橘諸兄が真っ向からぶつかり合う。そして群臣の間での権力争いの一方で、県犬養橘三千代が考えをめぐらす――次なる帝は女性。



 以前読んだときは、「今までの面白さが一段落したような巻」と感じましたが、再読してみてその面白さに気が付きました。最初に読むときはどうしても基礎知識が足りないため、なかなかストーリーの面白さにまでたどり着けないことが多々ありますが、本作も同様のようです(宮城谷作品なども)。

 

 権謀と野望が入り乱れる帝位存続戦。母の愛が世を変化させていく。一方でこの聖武天皇の姿は…

 

 

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2017-10-21 00:14:44

『双調 平家物語』 3巻(再読)

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 『双調 平家物語』(橋本治) 3巻

―あらすじ―
 蘇我氏亡き後の朝廷。そこに起きたのは、天皇の相続争いだった――天智天皇が崩御し、壬申の乱が始まる。そして藤原不比等が朝廷にと蔓を伸ばし始めた。



 この巻では主に天皇側にスポットが当たり、如何に血筋を伝えていくかがメインとなります。それぞれの思惑が錯綜する壬申の乱を経て、天武天皇や持統天皇が政(まつりごと)に力を注いでいきます。その間を縫うように、じわりじわりと力をつけていく藤原不比等。藤原四兄弟も登場する傍ら、長屋王や橘諸兄も登場し、続刊以降の権力争いの予兆を孕んだ内容となっていました。
 

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2017-10-15 01:30:09

『双調 平家物語』 2巻(再読)

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 『双調 平家物語』(橋本治) 2巻

―あらすじ―
 飛鳥の朝廷において、稲目、馬子、蝦夷、入鹿と続く蘇我の一族。山背大兄王すら殺害し、権力を欲しいがままにしていく。一方、水面下では反蘇我勢力が動き始めていた…物語は大化の改新へと動きだす。



 蘇我氏の専横と、その最期が描かれています。中盤からは中臣鎌足が登場し、如何に中大兄皇子と接近するか、如何に蘇我の巨木を打ち倒すかにページが割かれます。そして中臣は藤原となり、如何にしてその蔓を伸ばしていったのか、鎌足亡き後の一族の行方がどう永らえたのか、その萌芽が示されていました。この2冊まででも、かなりの読み応えです。

 

 

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2017-10-12 00:00:00

『双調 平家物語』 1巻(再読)

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 『双調 平家物語』(橋本治) 1巻

 

―あらすじ―
 平清盛の台頭とともに、栄華を極めた平氏一門。しかしそもそも、その栄華の原型は藤原氏や蘇我氏によって形作られた。更に遡ること、秦の趙高や唐の安禄山。中国の叛臣や逆臣を追うところから物語は始まる。



 2010年以来、約7年振りの再読です。…とは言え、再読のような再読でないような状況ではあります。それと言うのも、本書は全16巻の長編でありながら、当時は10巻まで読みながらも引っ越して続刊が買えなくなって中途半端に終わってしまっていました。今回改めて、最後まで読もうと一念発起しました。

 読み直して一言。「安史の乱がこれほどまでに面白かったとは!」

 前回読んだときは全く思わなかったのですが、今回再読して、その面白さを発見しました。安禄山と楊国忠。結果として皇帝に反旗を翻した安禄山は果たして悪なのか。皇帝の下で権力を蓄える楊国忠は果たして正なのか。その関係性には、三国志における劉備と曹操に通ずるものを感じました。そして安禄山の盟友である史思明の最期が、これほどまでにドラマチックであったか。7年前には受け止められなかった"うねり"を、やっと受け止められるまでに私自身が成長してきたのでしょう。

 

 

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2017-09-24 00:00:00

『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』(再読)

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 『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』(磯田道史)

―あらすじ―
 天保13年(1842)から明治12年(1879)年までの、実に37年に渡る家計簿が現存していた。加賀藩で御算用者(おさんようもの)を勤めた猪山家の家計簿を元に、江戸時代~大正に渡っての武士(士族)の実像を追う。



 下級武士の経済面から見た江戸時代ということで、歴史好きとしては江戸時代の新たな側面を見せられました。何となく時代劇などからイメージする侍とはまた違った、リアルな生活事情が見えてきます。封建制度についての西洋との比較や、結婚時に家柄が重要視される理由などにも言及されており、江戸時代に興味がある人には読み応えがある作品です。

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2017-08-30 00:00:00

『墨攻』(再読)

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 『墨攻』(酒見賢一)

―あらすじ―
 春秋戦国時代の中国に存在した、非攻と博愛を信念とした集団・墨家。が、長い戦乱の中で墨家の内部からも変化を求める声が大きくなっていた。そんな折、趙軍にかこまれた梁城から墨家に救援依頼が来る。依頼を黙殺しようとする墨家の決断に背き、革離1人が梁城へ向かう。



 漫画化、映画化もされた作品です。160ページと非常に短いながらも、ラストが漫画版と違うこともあり、最後の最後まで楽しんで読ませてもらいました。主人公・革離の印象も両作品でガラッと変わります。むしろ漫画版は、この小説の雰囲気を持ちながら上手く落とし込んでいるなあと感じてしまいました。ページ数ながらも攻城戦の様子がしっかりと濃く描かれており、オススメの1冊ですね。

 

 

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2017-08-15 00:00:00

『応援する力』(再読)

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 『応援する力』(松岡修造)

―あらすじ―
 元テニスプレイヤーにして、現在はスポーツキャスターやタレントとして活躍中の著者。オリンピックなど、多くのスポーツ大会では応援係としても活躍する著者が教える、"応援の力"とは何か。応援の持つ力はもちろん、応援の仕方についても言及。



 松岡修造と言えば「熱血」のイメージがありますが、そのエネルギーが溢れてくる1冊に感じられました。応援について読み進めるうちに、自分自身にも力をもらえたように思えます。共感できる部分や気付かされる部分なども多く、すぐに実践できる内容であることも嬉しいところです。他のスポーツ選手についての話も多くあり、スポーツ好きの人にとっては、より楽しめる作品ではないでしょうか。

 

 

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2017-08-03 00:00:00

『学校で習ったあの名詩』(再読)

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 『学校で習ったあの名詩』(井狩春男)
 
―あらすじ―
 タイトルの通り、教科書に載っている詩や俳句、漢文をまとめた本。



 中原中也や宮沢賢治、杜甫といった有名どころがまとめてあり、文庫なので場所も取らず値段も手ごろなので、1冊持っておくにはよい本ですね。特に解説があるわけではないので、まとめただけな感もありますが…

 

 

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2017-07-28 00:00:00

『職人』(再読)

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 『職人』(永六輔)

―あらすじ―
 職人による、職人ならではの哲学の数々。インタビューや現代日本への痛烈な批判をも収録した、現代にも色褪せない1冊。



 職人の方々による一言が述べられていますが、まさに金言の如し。仕事への意義、意味を再確認させられます。一文ゆえに朴訥に感じられる言葉もありますが、それらも背景あってのことでしょう。仕事へのあり方に悩む人々への手助けになるのかなと。しかしさすがに内容は現代の日本と乖離してきていますね。

 

 

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2017-07-19 00:00:00

『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』(再読)

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 『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』(中島らも)

―あらすじ―
 灘校に8番で入学した著者。が、ギターや飲酒により、成績はどんどん下がっていく…60年代後半~70年に神戸で青春を過ごした著者の、哀しくも勇気をくれるエッセイ。



 学校での酒盛りやドラッグ作成といった、破天荒な内容が多いのですが、どのエピソードも面白く読めてしまいます。著者の書き方にもよるのかもしれませんが、初めて組んだバンドの話、校則との戦い、大学入試での苦労などなど、外れなしのエッセイです。学生結婚とのことがチラッと書いてありましたが、個人的にはその部分も掘り下げて欲しかったですね。

 

 

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