『機関車先生』 | 赤と黒

『機関車先生』

 『機関車先生』(伊集院静)

―あらすじ―
 瀬戸内の小島・葉名島に、1人の大きな先生がやってきた。病気が原因で口をきけなくなったという先生に対し、子供たちは「口をきかん=機関車先生」とあだ名をつける。


 「寝る前にちょっと読もう」と本を広げたところ、そのあまりの面白さに最後まで読みきってしまいました。「ページをめくらずにはいられない」という力を持った作品です(この手の力を持った作品は総じて名作です)。とても爽やかな作品で、ラストもとても綺麗で感動しました。人とのコミュニケーションの難しさ、大切さを教えてくれます。アニメ映画化、ドラマ化もされているようですが、機会があればこちらも見てみたいですね。

機関車先生 (講談社文庫)/講談社

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