2016-11-30 09:00:00

『桜田門外ノ変』(上下巻)

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 『桜田門外ノ変』(吉村昭) 上下巻

 

―あらすじ―
 幕末の日本。天皇に無断で外国と条約を結んだ奸賊・井伊直弼を打ち取るため、水戸浪士らが立ち上がった。3月3日、桜田門が血に染まる。

 


 水戸浪士の1人である関鉄之助を主人公とし、桜田門外の変の前後を描いた小説です。変自体よりも、むしろ変後の逃走劇が長く続いており、意表を突かれました。現場で命を失った者もあれば、逃走の中で捕縛され資材となった者、明治時代まで生き残った者など、変に関わった人物らのその後が丹念に表されていました。

 

 ただまあ、地味な作品であることは確かです。

 

 

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2016-11-27 09:00:00

『女子大生会計士の事件簿』(全6巻)

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 『女子大生会計士の事件簿』(山田真哉) 全6巻

 

―あらすじ―
 女子大生ながらも会計士として働く萌実。新米会計士補であるカッキーとともに、様々な事件を解決していく。

 


 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者による、会計の世界を舞台とした小説です。ミステリー作品のように仕上がっているため、堅苦しく感じることなくサクサク読み終えてしまいました。また、文章が軽く、ライトノベルのようにも感じてしまいましたが、これは賛否が分かれそうではあります。後半は恋愛要素の面が強くなってくるので、よりライトノベル感は増しますね。

 

 

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2016-11-24 09:00:00

『わすれなぐさ』(再読)

テーマ:再読

 『わすれなぐさ』(吉屋信子)

 

―あらすじ―
 女学校に通う牧子は、ロボットとあだ名される優等生の一枝に心を惹かれていく。が、華やかなお嬢様である陽子に誘われるうちに、彼女にも興味を抱くようになる…たおやかなる彼女たちの愛と友情の物語。

 


 大正~昭和にかけて活躍した著者の作品の復刻版です。この細やかで鮮やかなる描写力は、もはや見事としか言いようがありません。加えて、先の読めない三角関係に夢中になってしまう作品です。我々現代人の語彙力が如何に衰えてしまったかを教えてくれる作品でもあります。

 

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2016-11-21 09:00:00

『岳飛伝』 1巻

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 『岳飛伝』(北方謙三) 1巻

―あらすじ―
 頭領であった楊令の死。それは梁山泊の在り方が見えなくなるということでもあった。他方、岳飛や宋、金もまたそれぞれの在り方に決定的な何かを見出せないでいた。



 前作の文庫化から約4年の月日を経て、ついに大水滸伝の最終章・『岳飛伝』が文庫化スタートとなりました。ただ、このシリーズ、面白いのは確かなのですが、読み進めるのに多大なるエネルギーを使うため、文庫化の刊行を知ったときは、「ついに時が来てしまったか…」と感じました。

 

 1巻はまだまだ大きな動きはなく、梁山泊はどうやって立ち直っていくのだろうかと期待を残したまま終わりました。新しい頭領は誰になるのか、宋とはぶつかるのか、そして端々に登場するモンゴル軍は。

 

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2016-11-18 09:00:00

『三国志外伝』(宮城谷昌光)

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 『三国志外伝』(宮城谷昌光)

 

―あらすじ―
 太史慈や公孫度など、宮城谷三国志から零れ落ちた人物らを描く短編集。

 


 宮城谷三国志の外伝ということもあり買ってみましたが、買う際に懸念された通り、数年前に読んだ『三国志外伝』(三次徹)と同じ感想を持つことになりました。同時代の人物が取り上げられているため、同じ人物の説明が何度もされたりと、説明くささが印象に残ってしまった感があります。何進が死ぬシーンを何度読めばいいのか。

 

 

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2016-11-15 09:00:00

『さいえんす?』

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 『さいえんす?』(東野圭吾)

 

―あらすじ―
 ミステリ作家にして、元エンジニアという異色の経歴を持つ著者。理系ならではの発想・視点から見るエッセイ集。

 


 コラム集のため、1話1話が短く、手軽に読める1冊でした。タイトルほど理系色は強くありません。著者の意外な一面が知れる良作。

 

 

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2016-11-12 09:00:00

『ズッコケ中年三人組 それいけズッコケ40歳』

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 『ズッコケ中年三人組 それいけズッコケ40歳』(那須正幹)

 

―あらすじ―
 『ズッコケ三人組』のハチベエ、ハカセ、モーちゃんたちが帰ってきた。40歳になった彼らは、それぞれに悩みを抱えながらも、毎日を過ごしていた。そんな三人に、怪盗Xからの挑戦状が届く。

 


 『ズッコケ三人組』シリーズのファンに是非ともお勧めしたい1冊です。三人組も40歳になり、仕事や家庭の悩みが描かれていますが、それでも『ズッコケ三人組』のあの味わいは失われておりません。そしてシリーズでも数回対決した怪盗Xとの再対決。他にもシリーズに出てきた色々な人物が再登場し、読者を楽しませてくれます。

 

 ハチベエやハカセ、モーちゃんの現状がリアル過ぎてちょっと泣ける。

 

 

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2016-11-09 00:29:44

『「お通し」はなぜ必ず出るのか』(再読)

テーマ:再読

 『「お通し」はなぜ必ず出るのか』(子安大輔)

―あらすじ―
 飲食業界から学ぶ、ビジネスのあり方。成功する店、失敗する店、人気店と不人気店の境は何なのか。利用者、経営者両方の視点から見る、飲食店のあれこれ。



 タイトルの謎はあまり明かされていないため、表題に難アリではありますが、中身は実に面白い内容でした。あらすじにも書きましたが、利用者と営業者の視点から現状をバッサリと切っています。いい店と悪い店のポイントや、経営の際に陥る失敗点など、具体的で分かりやすい部分が大きいのが嬉しいですね。

 

 

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2016-11-06 00:37:00

『神州天馬侠』(全3巻)

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 『神州天馬侠』(吉川英治)

 

―あらすじ―

 時は戦国時代。武田家は織田に滅ぼされたものの、武田勝頼の遺児・伊那丸は死を逃れていた。伊那丸は仲間たちとともに武田家の復興を胸に抱く。

 

 

 いわゆる冒険活劇であり、忍術や妖術が出てくるあたりに時代を感じます(約90年前の作品です)。読後感としてはイマイチ…「この次の展開は面白くなるのかな」と思いながらページをめくっていきましたが、あまりのめり込める部分は無いままに物語が終わってしまいました。敵が小物だったせいか、どうも盛り上がりに欠けてしまいましたね。

 

 

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2016-11-03 09:00:00

『『大地の子』と私』

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 『『大地の子』と私』(山崎豊子)

 

―あらすじ―
 戦争孤児の苦難を描いた『大地の子』。その制作エピソードがここに。

 


 『大地の子』は約4年前に読みましたが、今回はその制作エピソードを読んでみました。インタビューやコラムを取りまとめた体のため、内容が多少重複する部分はありましたが、それでも初めて知る話ばかりで、楽しんで、驚いて読み進めることが出来ました。『大地の子』を読み終わった方には是非。

 

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