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2015-10-30 02:35:14

『動かぬ証拠』

テーマ:
 『動かぬ証拠』(蘇部健一)

―あらすじ―
 各短編の最後に登場する一枚の絵。それらが全ての状況を変化させる。それぞれの短編に秘められたトリックを、たった一枚の絵が暴く!



 あらすじでは「如何にも叙述トリックが凄そうな短編集」のように書いていますが、実際はアホバカ・トリックのミステリー小説です。著者の他の作品である『六とん2』にも似たような短編が幾つか載っていますが、本書はその種の作品ばかりを集めた短編集となります。ただ、短編によってはオチが分かりにくいものや、オチを読む前に分かってしまうもの、普通の叙述トリックとして面白いもの、ちょっとお粗末なもの…などなど、出来栄えにかなりの差があります。

 またつまらぬものを読んでしまった(褒めてます)。

動かぬ証拠 (講談社文庫)/蘇部 健一

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2015-10-28 11:11:33

『悪意』

テーマ:
 『悪意』(東野圭吾)

―あらすじ―
 人気の小説家である日高邦彦が自宅で死体となって発見された。発見者の野々口は日高とは友人だが、彼らにはとある秘密があった。かつて野々口とともに教師として働いていた加賀は、野々口の手記から事件の真相に近づくが…



 個人的には『聖女の救済』がガリレオシリーズの最高傑作だと思っていますが、現時点で加賀恭一郎シリーズの最高傑作を挙げよと言われたらこの作品を推します。また、『聖女の救済』はトリックが見事な作品ですが、この『悪意』は構成力が凄まじい作品です。終盤に差し掛かったところで「もう少し変化があるのでは」と期待しつつ読んでいきましたが、最後の最後で一気に世界観が変わりました。加賀の過去にも触れた本書、最初から最後まで余すところなく読者をストーリーに引きずり込んでくれました。

悪意 (講談社文庫)/講談社

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2015-10-26 11:38:57

『天使の耳』

テーマ:
 『天使の耳』(東野圭吾)

―あらすじ―
 深夜の交差点で起きた交通事故。片方の車に乗っていたのは目が不自由な女性だったが、音に関する驚異的な方法で当時の状況を再現する。その方法と、事故の瞬間の事実とは。表題作ほか、いずれも交通事故に関連した短編集。



 短編集だと知らずに買いましたが、ダークな話もハッピーエンドも盛り込まれ、いずれも読み応えがありました。『天使の耳』のラストは東野作品ならではでしょう。あらすじを読む限りはハッピーエンドだと思わせてくれますが、意外や意外。また、『捨てないで』は2時間ドラマみたいにきれいにまとまっていて面白かったですね。

天使の耳 (講談社文庫)/講談社

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2015-10-24 11:53:29

『自転車の安全鉄則』

テーマ:新書
 『自転車の安全鉄則』(疋田智)

―あらすじ―
 世界第3位の自転車保有国でありながら、自転車事故の世界第1位でもある日本。安全に走行するための方法や、外国の法律と比較したときの日本の法律とは。



 ロードバイクに乗り始めて約半年。逆走や路駐の車に泣かされながら車道を走っています。中には交通レーンの関係上、どうやって道を進めばいいのか分からない交差点などもあり、敢えてそこを走らないようにするなど、自分の身は自分で守るしかないといったような状況です。

 本書では、安全に自転車で走るための方法や現状の改善案などが書かれており、納得したり驚かされたりしながら読むことが出来ました。特に、「逆走がいかに危ないか」といった部分では出会い頭の事故の可能性が具体的に書かれ、より逆走の恐ろしさが理解できました。

 何とか安全に走りたいものです。

自転車の安全鉄則 (朝日新書)/朝日新聞出版

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2015-10-22 11:56:36

『11文字の殺人』

テーマ:
 『11文字の殺人』(東野圭吾)

―あらすじ―
 フリーライターの男が殺され、遺品の中から一部の資料が盗まれた。男の恋人である主人公は、知人の冬子とともに事件を探ろうとするが、関係者が次々と殺されていく。



 あまり面白いと思えず…盛り上がる部分もなく、関係者が死ぬタイミングから犯人も自ずと分かってしまい、淡々と進んでしまったなあといった印象です。一昔前(本書は1990年の作品ですが)の火曜サスペンス劇場のドラマのようだ。

11文字の殺人 (光文社文庫)/光文社

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2015-10-20 10:44:09

『放課後』

テーマ:
 『放課後』(東野圭吾)

―あらすじ―
 高校教師であり、アーチェリー部の顧問でもある前島は、数日前から身の危険を感じていた。校長に相談するも、騒ぎが大きくなることを恐れた校長は様子見をするばかり。そんな中、更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死亡する。



 もう10年以上前になりますが、実家にあった本書を何気なく手に取って読んでみたのが東野圭吾作品との出会いでした(このブログとしては初登場なので再読ではない)。その後、著者の本を読むことはほとんどありませんでしたが、何故かこの本の内容はよく覚えていました。主人公が狙われる理由、殺人の動機、密室のトリックと伏線、ラストの更なる展開など、デビュー作とは思えない、見事な作品です。

放課後 (講談社文庫)/東野 圭吾

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2015-10-18 07:04:17

『ほろ酔い文学事典』

テーマ:新書
 『ほろ酔い文学事典』(重金敦之)

―あらすじ―
 夏目漱石や太宰治、村上春樹にヘミングウェイなど、数々の文学作品に出てくるお酒をピックアップした新書。



 本とお酒が好きな人にとってはたまらない、いいとこ取りの新書と言えます。『吾輩は猫である』に出てくるビールから当時のビールの立ち位置を推測したり、『長いお別れ』に出てくる名言「ギムレットにはまだ早すぎる」を取り上げたり。お酒が飲みたくなる上に、本書で取り上げられている文学作品にも手を出してみたくなる、一石二鳥の読書案内です。

ほろ酔い文学事典 作家が描いた酒の情景 (朝日新書)/朝日新聞出版

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2015-10-16 10:46:28

『名探偵の掟』

テーマ:
 『名探偵の掟』(東野圭吾)

―あらすじ―
 ミステリーによくありがちな、密室事件やバラバラ殺人、ダイイングメッセージに時刻表トリック。それらの"お約束"を破る、メタ的ミステリー。



 探偵モノのミステリー小説を模した形で、名探偵・天下一と大河原警部がコンビで事件を解決していきます。手法としては『超・殺人事件』と似た形の、皮肉めいたユーモアが満載の短編集です。時刻表トリックの「誰も時刻表トリックの作品に載っている時刻表なんか気にして見ていない」には笑いました。確かに私もあの時刻表をじっくり見たことがありません。これは良いバカミス。短編でサクサク読めるのも嬉しい。

名探偵の掟 (講談社文庫)/講談社

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2015-10-14 12:17:37

『どちらかが彼女を殺した』

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 『どちらかが彼女を殺した』(東野圭吾)

―あらすじ―
 東京で一人暮らしをしていた妹が自殺した。が、その現場を訪れた兄は、ひと目で偽装殺人であることを見抜く。殺したのは妹の親友か、恋人か。



 この作品は最後になっても犯人が分からないまま終わるという構成になっています(「リドル・ストーリー」という手法のようです)。警察として事件の捜査に当たる加賀の捜査をも欺きながら、じわりじわりと犯人を追い詰めていく兄の執念。読み終えるまで私は犯人を当てることが出来ませんでしたが、非常に楽しんで読み終えました。

 巻末には袋とじのヒントがあり、それを読むことでやっと犯人が分かりました。これは読み応えのある作品。

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)/講談社

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2015-10-12 08:49:58

『毒草師 パンドラの鳥籠』

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 『毒草師 パンドラの鳥籠』(高田崇史)

―あらすじ―
 丹後半島のある村に存在する館・「魔女の鳥籠」。魔女が棲むと言われ、首なし連続殺人事件や老人と化した大学生の溺死体が発見された場所でもあった。そしてまた、薬草を探しに行った生薬学者が失踪する事件が起きる。「浦島太郎の玉手箱」と「パンドラの箱」の繋がりとは。



 いつもの如く毒草が万能。幻覚に老化、なんでもござれ。何でも出来る。

パンドラの鳥籠: 毒草師 (新潮文庫)/新潮社

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