2015-02-28 13:12:22

『超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)』 2巻

テーマ:漫画
 『超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)』(原案・監修:大河原邦男/原作:クラフト団/漫画:やまと虹一) 2巻

―あらすじ―
 究極のガンダム・ハイパーガンダムをつくるべく設立された「ガンダム研究会(G研)」。SDガンダムが大好きな天知大河は、G研設立の話を知り入学テストを受けることに。何とか合格し、G研の一員となった大河。果たしてハイパーガンダムを創造することができるのか。



 『超戦士ガンダム野郎』新装版2巻では、プラモ狂四郎の弟子を名乗る豪多亜留が登場し、これ以降に中心となる仲間が揃いました。

 プラモ狂四郎は、著者の前作である『プラモ狂四郎』の登場人物であり、作品としてもこちらの方が有名です。が、私は名前は知っているものの、年代的に読んだことがありません。2008年には文庫版が全10巻で発売され、当時、「『超戦士ガンダム野郎』も文庫化してくれないかなあ」と感じていたものです。それから早7年、新装版で復活とは嬉しい限りです。どうやら『ガンダムビルドファイターズ』なるガンプラバトルアニメが近年放送された影響もあるとか。待てば海路の日和あり、ですね。いずれ『プラモ狂四郎』、『ガンダムビルドファイターズ』にも手を出してみようかと思います。

 ただ、ガンダムバトルについては結構突っ込みどころが多いのも事実です。G研のコンピューターの性能が気になります(ハッキングされまくりだし)。

 1巻の感想でもBB戦士について書きましたが、レジェンドBB(過去作のリメイクシリーズ)があまり新作を出してくれないんですよね。個人的にはレジェンドBBで武者摩亜屈(ムシャマークツー)やムシャZガンダムを作りたいんですが…あと将頑駄無。しかしこの記事を書くために色々なガンプラレビューサイトを見ていたらますます作りたくなってきた。

新装版 超戦士 ガンダム野郎(2) (KCデラックス )/講談社

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2015-02-25 14:43:24

『蒼茫の大地、滅ぶ』(上下巻)

テーマ:
 『蒼茫の大地、滅ぶ』(西村寿行)

―あらすじ―
 突如青森県を襲った、総重量1億9,500万tの飛蝗群。青森県の田畑は食い尽くされ、交通事故をも引き起こしていた。蝗害の拡散を危険視した青森県知事・野上は、有志による「東北地方守備隊」を結成し、政府へ救援を要求する。



 私が初めて飛蝗を知ったのは漫画・『墨攻』でした。作者の圧倒的な画力もあり、ずっと記憶に残っていた飛蝗のシーンが、結果としてこの作品を知るに至りました。

 本作品は飛蝗によるパニック小説です。青森にやってきた飛蝗をきっかけとして、日本の政治の在り方(中央集権と地方分権)を問う内容となっています。ただ、多少ネタバレになりますが、飛蝗第二世代の行く先が個人的には消化不良かなあと。大自然の理不尽さや、本作品でのテーマを考えると、飛蝗は作品内での役目を終えてしまったとも思えますが…関東襲来編は見たかったように思いますね。ちなみに40年ほど前の作品なので、世界情勢や情報機器が現代と異なる部分(ソビエト連邦の存在や携帯電話がないなど)はありますが、その部分にはあまり違和感を感じずに十分に楽しめました。

蒼茫の大地、滅ぶ (上) (角川文庫 (5737))/角川書店

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2015-02-22 10:11:23

『ジャージの二人』

テーマ:
 『ジャージの二人』(長嶋有)

―あらすじ―
 妻とは上手くいかず、小説家になる夢も宙ぶらりん、さらには失業中の僕。そんな僕はこの夏、仕事嫌いの父とともに、長野県の山荘へ向かった。



 携帯電話の電波も入らない山荘で過ごすだけのスローライフが描かれています。どこが面白いのか、と聞かれると返答に困りますが(適切な言葉が見つからないという意味で)、肩肘はらずにのんびりと読める、エッセイのような私小説のような作品でした。ノスタルジックながらもほのぼのとした、味わいのある作品です。大人向け。

ジャージの二人 (集英社文庫)/集英社

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2015-02-19 10:34:09

『晏子』(全4巻)

テーマ:
 『晏子』(宮城谷昌光)

―あらすじ―
 大国である晋を始め、中華を分けて様々な国が存在していた春秋時代。東方に位置する斉に、礼を重んじ、智謀に優れた晏弱という人物がいた。子である晏嬰とともに社稷の臣として斉を支えた彼らは、如何にしてこの戦乱の時代から斉の存亡の危機を救ったか。



 前半の2冊では父の晏弱の活躍が、後半の2冊では子の晏嬰の活躍が描かれています。晏弱は戦闘面、晏嬰は外交面が目立つため、後半の2冊はあまり派手さはありません。とは言え、外交官として他国と渡り合う晏嬰の姿が爽やかで、じっくりと最後まで読ませてくれました。全4巻と宮城谷作品としては短く、また、前半後半で趣が変わるため、飽きが来ない構成です。宮城谷作品の初心者にも是非。

晏子〈第1巻〉 (新潮文庫)/新潮社

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2015-02-16 11:47:33

『レヴォリューションNo.3』

テーマ:
 『レヴォリューションNo.3』(金城一紀)

―あらすじ―
 近所の人々からゾンビーズとあだ名される底辺高校に通う主人公たち。退屈な毎日を送っていたが、生物教師ドクター・モローの「君たち、世界を変えてみたくはないか?」という言葉が彼らを変えた!お嬢様学校の学園祭に潜入するため、ゾンビーズが一致団結する。



 読みやすく、爽やかな青春小説でした。『69 sixty nine』(村上龍)、『階段途中のビッグ・ノイズ』(越谷オサム)、『オレンジ・アンド・タール』(藤沢周)、『限りなく透明に近いブルー』(村上龍)を順に4:3:2:1で混ぜたような内容で、いい意味でアホらしい、大人でも楽しんで読める作品になっています。連作短編が3作と、適度な長さでもあるので、読書が苦手な人にもおススメしやすいですね。

レヴォリューション No.3 (角川文庫)/角川グループパブリッシング

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2015-02-13 10:56:57

『もしも義経にケータイがあったなら』(再読)

テーマ:再読
 『もしも義経にケータイがあったなら』(鈴木輝一郎)

―あらすじ―
 輝かしい戦功を立てておきながらも、兄・頼朝に疑われ儚い最期を遂げた源義経。義経や木曽義仲といった人物達が犯した戦略的なミスとは。現代の経営・人事理論で読み解く義経失脚の謎。



 後白河法皇や鎌倉政権を会社に例え、人事権の大切さや「ホウレンソウ」の重要性を説くなど、一風変わった視点から書かれています。現代にも通ずる部分があり、思わず納得してしまう点も見られました。文体もざっくばらんに書かれており、さっくりと読むことが出来ます。メインの話ではありませんが、「頼朝の女好き」や「義仲の兵はなぜ逃げていったか」などについても書かれており、歴史モノとしても面白い視点がありました。

 2013年に読んだ当時も面白く読めましたが、昨年『新平家物語』(吉川英治)を読んだことで、義経らの行動経路や戦況、人事面などをより楽しんで読むことが出来ました。中でも、義経をギャンブラーと言い切るのは面白い視点ですし、梶原景時がブチ切れるのも分からいではないですね…義経とは一緒に仕事したくない。

もしも義経にケータイがあったなら (新潮新書)/新潮社

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2015-02-10 09:59:14

『草枕』(再読)

テーマ:再読
 『草枕』(夏目漱石)

―あらすじ―
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。



 ラストシーンが今もはっきりと記憶にあったため、今回再読をして改めて「初めて読んだのはもう4年近く前なのか」と驚いてしまいました。

 山の風景描写や那美という女性との交流を交えながら、「美」とは何かについて書かれた作品です。また、西欧を盲目的に規範とする当時の日本(大正時代)の姿勢に対する疑問も書かれており、著者の見識が垣間見られます。『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』に比べると、漢語や引用の他、難しい言い回しが多く、読むのに苦労しました。再読ではありますが、今回も本文と注釈(巻末)を行ったり来たりしながら何とか読み終えたところです。内容・文体ともに実に大人向けの1冊。

草枕 (新潮文庫)/新潮社

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2015-02-07 14:19:31

『空中ブランコ』

テーマ:
 『空中ブランコ』(奥田英朗)

―あらすじ―
 伊良部総合病院の地下にある神経科に、一際変わった精神科医がいた。甲高い声で「いらっしゃーい」と患者を迎える伊良部一郎は、色白で太っていてマザコンで…そして精神科には、伊良部に勝るとも劣らない、変わった患者が訪れるのであった。



 伊良部シリーズ第2弾です。入手のタイミングの関係上、第3弾『町長選挙』の後に読むことになりましたが、短編集のため問題なく読むことが出来ました。『イン・ザ・プール』に比べると、患者の症状がやや現実的になりましたが、面白さは相変わらず。特に個人的に面白かったのは表題作でもある「空中ブランコ」です。患者の症状改善方法がしっかりと示されていたことでスッキリときれいにまとまっていました。

空中ブランコ (文春文庫)/文藝春秋

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2015-02-04 14:41:24

『町長選挙』

テーマ:
 『町長選挙』(奥田英朗)

―あらすじ―
 伊良部総合病院の地下にある神経科に、一際変わった精神科医がいた。甲高い声で「いらっしゃーい」と患者を迎える伊良部一郎は、色白で太っていてマザコンで…そして精神科には、伊良部に勝るとも劣らない、変わった患者が訪れるのであった。



 伊良部シリーズ第3弾です。第2弾の『空中ブランコ』が本屋になかったため、短編集だからどこから読んでもいいだろうと先にこちらを買いました。収録作品は4作ですが、うち3作は「プロ野球リーグ再編問題」、「急成長した若手IT企業の社長」、「若作りのカリスマ美女主婦」と、どことなく実在の人物や問題を匂わせるような、やや皮肉ったような作品となっています。発表された当時(2006年)はこんな時代だったのかと思い出しますね。また、表題作のみ特定のモデルがないように思われますが、離島に来ても伊良部の自由気ままさは変わらずで、こちらも楽しんで読むことが出来ました。早く『空中ブランコ』が読みたい。

町長選挙 (文春文庫)/文藝春秋

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2015-02-01 10:07:02

『眠狂四郎独歩行』(上下巻)

テーマ:
 『眠狂四郎独歩行』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 時は江戸。バテレンと日本人の混血であり、ニヒルな剣客・眠狂四郎が様々な難事件や強敵と戦う。幕府を転覆させようとする風魔一族と、幕府を支える隠密集団・黒指党。そして股に葵の刺青を持つ男女の謎とは。



 眠狂四郎シリーズの続刊です。メインエピソード(風魔一族と黒指党の対決)の合間合間に短編が入るところは、『眠狂四郎無頼控』(六)と同じような構成です。葵の刺青の謎や、風魔一族との死闘など、面白さは相変わらず(下巻になると黒指党の影が薄くなってしまうが…)。短編もミステリー的な話あり、物悲しい話ありと、読み応えのある作品ばかりでした。

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