2014-11-30 10:39:17

『潰れないのはさおだけ屋だけじゃなかった』

テーマ:新書
 『潰れないのはさおだけ屋だけじゃなかった』(リテール経済研究会三銃士)

―あらすじ―
 潰れないのはさおだけ屋だけじゃなかった。ちり紙交換や爬虫類のペットショップ、八丈島から運ばれる原価0円の商品など、様々な商売の儲けのカラクリを見る。



 タイトルのように、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の類似本です(『さおだけ屋』の著者が解説を書いているので公式本でしょうか)。『さおだけ屋』のシリーズでは具体例を元に「数字の力」について展開していきましたが、本書は「何故あの店は潰れないのだろう」という具体例のみを扱っており、商売の裏話本や雑学本に近いものを感じました。とは言え、ストーリー仕立てで、かつ具体例も面白いのでサッと読めるのはいいところです。個人的には、街の地図や置き薬についての話が楽しく読めました。

潰れないのはさおだけ屋だけじゃなかった (宝島社新書)/宝島社

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2014-11-27 15:46:49

『オレンジ・アンド・タール』

テーマ:
 『オレンジ・アンド・タール』(藤沢周)

―あらすじ―
 高校生活の中に上手く馴染めないカズキ。スケボーを趣味とする彼は、伝説のスケードボーダーであるトモロウと出会う。友人の死をトモロウに相談するカズキだったが…



 オードリー若林さんの愛読書として知りました。内容としては、「現状に不満を持つ青年のもやもやとした青春」を描いた作品です。結論から言うと、私はあまりこの世界観には入れませんでした。が、10代のときに出会ったらまた別の感想になったのかもしれません。

 また、若林さんにとっては本書が自分を代弁してくれる作品であったように、私にとっては『グミ・チョコレート・パイン』(特にグミ編)がその役目を持っていたように思います。人によって、それは太宰治であったり、辻仁成であったり、村上龍だったりするのでしょう。

オレンジ・アンド・タール (光文社文庫)/光文社

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2014-11-24 09:32:45

仁和寺にある法師

テーマ:観光
 11/20(木)に、今年の目標の1つであった「仁和寺~岩清水八幡宮までを徒歩で踏破」を行いました。岩清水八幡宮は「仁和寺にある法師」という古典にも出てくる神社であり、中学校の国語で習った人も多いのではないでしょうか。ちなみに「仁和寺にある法師」は以下のような内容です。


 仁和寺のある法師が、年をとるまで石清水を拝んだことがなかったので、それを残念に思って、ある時、思い立って、ただひとり、徒歩で参詣した。ところが彼は、極楽寺や高良社などを拝んで、これで願いがかなったと思い込んで帰ってしまった。
 そして、仲間に向かって、「長年思っていたことを、ようやく果たしました。評判以上に尊いお宮でした。それにしても、あの時に、参拝の人たちが皆、山に登って行きましたが、山の上に何事があったのか。気にはなったけれど、神へ参るのが目的なのだと思って、私は山の上までは見物しませんでした」と言ったそうだ。

 少しのことにも、案内者は持ちたいものである。(三木紀人氏による現代語訳)


 2013年4月には京阪を利用して岩清水八幡宮を訪れましたが、その際に、どうせなら「仁和寺にある法師」のように徒歩で行ってみようと考えたのが今回の発端です。インターネットで調べてみると、他にも何人かの有志が行っているらしく、いくつかのブログでも散見できました。距離は約20km、約5時間と言ったところでしょうか。京都~高槻間とほぼ同じ距離です。

 「仁和寺にある法師」が書かれた平安時代の状況を考えつつ、仁和寺を6:00スタートで行うことにしました。これなら帰路を歩いたとしても17:00には仁和寺に帰ってこれます。

 ルールは以下の通り。
 ①仁和寺~岩清水八幡宮までを徒歩で移動
 ②極楽寺、高良社のみを参拝し、八幡宮本殿には参拝しない
  ※極楽寺は現在焼失しているため、実質高良社のみの参拝
 ③帰路も徒歩の予定だが、無理はしない

 と言うことでまずは早朝6:00に仁和寺に向かいます。JRの始発にて花園駅から徒歩15分で仁和寺へ。道中の記念碑なども撮りつつ。

オムロン 兼好法師
仁和寺① 仁和寺②

 当時のメインストリートである、現在の千本通りを目指してまずは一条通を東の方角へ。大将軍商店街は10年ほど前から「妖怪ストリート」として町おこしを行っております。6:30ごろ、千本中立売に到着し南下開始。

妖怪ストリート① 妖怪ストリート②

 7:30ごろ、千本五条にて、新撰組を描いた小説『輪違屋糸里』の舞台となった輪違屋と角屋を撮影。このあたりではまだ足に余裕がありました。

島原 島原住吉神社
輪違屋 角屋

 久世橋を渡ったのが8:00ごろ。仁和寺からは約10kmと、いいペースで進んできましたが、このあたりから足に違和感が出てきました。さらにここから先は初めて歩く土地である上に、ひたすらに幹線道路に沿って歩くだけという、全く面白みの無い状況です。コンビニで休み休み、足の痛みと戦いながら、進んでいくこととなりました。地図の距離が長すぎて1枚に収まらなかったため、2枚に分けております。

地図① 地図②

 10:45ごろに八幡市へ突入し、11:00きっかりに岩清水八幡宮へ到着しました。高良社を拝んで終了。5時間歩いてやっと到着したにも関わらず、岩清水八幡宮へは参拝せず。

高良社① 高良社②

 当初は「帰りも歩いて帰るか」などと考えておりましたが、足が痛すぎて、帰りは京阪で帰りました。本殿はさらに山の上にありますが、そこまで行く元気はありません。昔の人の足腰の強さを実感しました。ちなみに右下の写真は岩清水八幡宮の全体地図ですが、赤い枠で囲んであるのが高良社、青い枠で囲んであるのが本殿です。

岩清水八幡宮 境内

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2014-11-21 10:25:48

『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』

テーマ:新書
 『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』(山田真哉)

―あらすじ―
 前作『食い逃げされてもバイトは雇うな』を否定するこのタイトル。感情を揺さぶるためのテクニックとは何か。



 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』、『食い逃げされてもバイトは雇うな』とともに数字について書かれた作品です。『食い逃げされてもバイトは雇うな』と合わせて上下巻になっていますが、何故か私は本書(下巻)を読んでおらず、今回初めて読むことになりました。

 前作、前々作とともに、数字のトリックを分かりやすく伝えてくれています。「作られた数字」や「関係の無い数字」など、日常の広告やCMでも使われているような数字のトリックが挙げられており、如何に自分自身が数字に無関心だったかが分かります。また、数字に問題があるのではなく、物事を多角的に見ることの大切さを教えてくれる作品のようにも感じました。上巻と合わせて読みたい作品ですね。

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)/光文社

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2014-11-18 10:17:49

『食い逃げされてもバイトは雇うな』(再読)

テーマ:再読
 『食い逃げされてもバイトは雇うな』(山田真哉)

―あらすじ―
 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者が贈る、「数」に上手くなる新書第2弾。食い逃げされてもバイトを雇ってはいけない理由とは一体?



 タイトルの事例も含め、「数」を身近に、楽しく考えさせてくれる作品です。何気なく数を使っていたことを気付かされたり、思わず頷く場面があったりと、新しい発見に満ちていました。ただしあくまで事例が書かれているだけであり、「数」を如何に使いこなせるかは、読み手の力量が問われる部分でもあります。タイトルのバイトの件も、仮説が過ぎるように感じてしまいました。かなり易しく書かれているので、社会人と言うよりも大学生向きでしょうか。

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)/光文社

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2014-11-15 10:14:22

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(再読)

テーマ:再読
 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉)

―あらすじ―
 さおだけや屋が潰れない理由から、閑散とした住宅街の高級フランス料理店が儲けを出すカラクリ、商品だらけのお店が存在する理由など、身近な例から覗く会計学。



 そのタイトルから話題となり、その後の新書界に、「興味を惹きそうなタイトルを付ける」流れを作った本でもあります。ちなみに内容は、身近な疑問から数字の面白さを教えてくれる良書に仕上がっています。世の中のカラクリを知ることで、自分自身の使っている数字にも応応用できそうな感じがするのも面白いですね。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)/光文社

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2014-11-12 13:55:47

『トットチャンネル』(再読)

テーマ:再読
 『トットチャンネル』(黒柳徹子)

―あらすじ―
 黎明期のテレビ界に飛び込んだトットちゃん。超がつくほどの個性を引っさげて、楽しいことや悲しいこと、嬉しいこと、辛いこと、全てに全力で立ち向かっていく。



 改めて、非常に貴重な作品であると感じました。テレビ黎明期のあれこれを、決して難しい言葉でなく、かつ面白く伝えてくれる本です。今からは想像も出来ないようなハプニングやトットちゃんの天然さが新鮮で、ついつい一気に再読してしまいました。

トットチャンネル (新潮文庫)/新潮社

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2014-11-09 10:57:24

宮城谷三国志 11巻

テーマ:
 『三国志』(宮城谷昌光) 11巻

―あらすじ―
 三国志。


 呉では孫権の跡継ぎ問題により陸遜らが世を去ることとなりました。呉の君主として、赤壁の戦いを始め数々の苦難を乗り越えてきた人物の最期がこれとは。陸遜らはもちろん、父・孫堅や兄・孫策、忠臣の周瑜も浮かばれないでしょう。そして諸葛恪、孫峻といった佞臣の跋扈…滅亡への歩みが止まりません。一方、魏では曹爽らが司馬一族に駆逐され、晋建立への根が見え隠れしてきました。諸葛誕の名前もちらほら出てきましたが、諸葛誕の反乱は収録されず。次巻はついに最終巻。半年後の発売が楽しみです。

三国志 第十一巻 (文春文庫 み 19-31)/文藝春秋

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2014-11-06 10:48:55

『利休にたずねよ』

テーマ:
 『利休にたずねよ』(山本兼一)

―あらすじ―
 茶人として「侘び茶」を確立した千利休。茶の道だけならず、参謀としても秀吉を支えてきた彼の元に、切腹の命が届けられる。その理由とは、そして利休の茶の原点とは何か。



 利休切腹の前日から日を遡る形でストーリーが進み、利休の「侘び茶」の原点を探っていくという構成になっています。なかなか面白い構成ではありましたが、中盤以降は展開が読めてしまった感が、興が削がれてしまった感があります。終盤も予測通りの流れであり、つっこみ所も多い作品でした。あくまでフィクションとして楽しむのが吉か。

利休にたずねよ (PHP文芸文庫)/PHP研究所

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2014-11-03 15:41:22

『呉越春秋 湖底の城』 3巻

テーマ:
 『呉越春秋 湖底の城』(宮城谷昌光) 3巻

―あらすじ―
 春秋時代の中国。奸臣の計略により父と兄が処刑された。難を逃れた伍子胥は、怒りと悲しみを胸に楚を去る。後に楚への復讐者となった伍子胥の、若き姿を描く。


 父と兄の死を乗り越え、伍子胥が復讐者として力を付けるため各国を巡ることになりました。この辺りは重耳や孟嘗君、劉秀の行動と似ているところがありますが、古代中国の群雄割拠の時代にはよくある形なのでしょう。亡命先でも安寧を得ることが出来ず、まだまだ先が流そうではありますが、部下が一芸に秀でていることもあり、彼らの運命がどこに向かうのか続きが楽しみです。

湖底の城 三 呉越春秋 (講談社文庫)/講談社

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