2014-04-29 09:00:50

宮城谷三国志 10巻

テーマ:
 『三国志』(宮城谷昌光) 10巻

―あらすじ―
 三国志。


 単行本の完結により、半年振りの続刊になりました。

 前半にて諸葛亮が世を去り、三国ついに滅亡への一途を辿ることになりました。曹爽の専横が続く魏、北伐を繰り返す蜀、後継者問題に揺れる呉と、それぞれが混乱とともに衰退していきます。その一方でじわじわと司馬懿の存在が大きくなってきました。多くの三国志ではこのあたりで終焉となりますが、嬉しいことに完結は12巻ですので、じっくり描いてくれそうです。

三国志 第十巻 (文春文庫)/文藝春秋

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2014-04-26 08:47:23

『カレーライスと日本人』

テーマ:新書
 『カレーライスと日本人』(森枝卓士)

―あらすじ―
 明治時代に入ってきた西洋料理の1つでありながら、今や日本人の国民食とまで言われるカレーライス。そのルーツを求めて、インドやイギリスへ赴いた著者。


 カレーのルーツを探るということで、インドのカレーや大英図書館の文献を探ったり、カレー粉の原料についても調査を行うなど、身近でありながらも定義の難しいカレーについてじっくり書かれた1冊です。明治・大正における食文化の歴史を探る一面も窺え、当時の生活を教えてくれます。個人的には、明治時代に最初に入ってきたカレーの肉がカエルであったというのは、なかなか衝撃的な事実でした。ただ、カレー粉についてはページも多く割かれているのですが、カレールゥについての話があまり出てこなかったのは残念です。

カレーライスと日本人 (講談社現代新書)/講談社

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2014-04-23 09:41:24

『眠狂四郎無頼控』(二)

テーマ:
 『眠狂四郎無頼控』(柴田錬三郎) (二)

―あらすじ―
 時は江戸。バテレンと日本人の混血であり、ニヒルな剣客・眠狂四郎が様々な難事件や強敵と戦う。


 1巻を読んだのは2006年2月なので、約8年振りに続刊を買ったことになります。もう1巻の内容はほとんど忘れてしまいましたが、あまり気にせずに続きを読むことが出来ました。舞台は関西が中心となりましたが、相も変わらず、狂四郎の孤高な剣法が冴え渡ります。また、狂四郎を想う美保子や、将軍家の娘として高慢な高姫など、様々な女性陣が華やかな巻でした。

眠狂四郎無頼控 (2) (新潮文庫)/新潮社

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2014-04-20 08:28:10

『李陵・山月記』

テーマ:
 『李陵・山月記』(中島敦)

―あらすじ―
 唐の時代、詩人として名を残そうとした男・李徴の姿から人間の悲哀や無常を描く「山月記」。匈奴との戦いを舞台に3人の運命を描く「李陵」。ほか2編を収録。


 「山月記」は昔読んだことがありましたが、『新釈 走れメロス 他四篇』(森見登美彦)を読んだことと、『史記』(北方謙三)が刊行中であることから「李陵」と合わせて今回読み直しました。

 言葉遣いはやや難しいものの、スラスラと読めてしまいます。この辺りは『真理先生』(武者小路実篤)にも近いものを感じました。日本語の素晴らしさや美しさといった、現代の我々がほとんど忘れてしまった感覚を思い出させてくれる作品でした。

李陵・山月記 (新潮文庫)/新潮社

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2014-04-17 17:52:48

『都市伝説セピア』(再読)

テーマ:再読

 『都市伝説セピア』(朱川湊人)


―あらすじ―

 都市伝説を作り上げる男の狂気を描いた「フクロウ男」、親友を事故で失った少年が時間を巻き戻そうとする「昨日公園」など、人間の狂気と哀しさを描いた5篇の物語。



 どの短編も、読む程に引き込まれてしまう傑作ばかりです。著者のデビュー作とのことですが、とてもそうとは思えない完成度です。個人的には「アイスマン」の持つ、どことなく拭いきれない生暖かい狂気が印象に残りました。


都市伝説セピア (文春文庫)/文藝春秋

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2014-04-14 17:40:11

『新釈 走れメロス 他四篇』

テーマ:
 『新釈 走れメロス 他四篇』(森見登美彦)

―あらすじ―
 一人の大学生が、京都の街中を駆け巡る。そこに友情はなく、完全に利己的な動機で――大胆にして阿呆らしい(褒め言葉)、現代の「走れメロス」ほか、4作品を収録。


 太宰治の「走れメロス」、中島敦の「山月記」、芥川龍之介の「藪の中」、坂口安吾の「桜の森の満開の下」、森鴎外の「百物語」の5編の新解釈版が収録されています。私は「藪の中」、「桜の森の満開の下」、「百物語」については原作を未読だったため、今回、青空文庫にて読んでから新解釈版に挑戦しました。

 「走れメロス」、「山月記」については原作も有名でストーリーが分かりやすいこともあってか、著者らしさがよく出ていたように思います。残り3作品については、いずれも原作のストーリーが分かりにくいためか、新解釈版も何が言いたいのか分からないような作品でした。

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)/祥伝社

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2014-04-11 09:14:22

『陰陽師 醍醐ノ巻』

テーマ:
 『陰陽師 醍醐ノ巻』(夢枕獏)

―あらすじ―
 シリーズ第11弾。平安の京に巣食う妖怪変化の類に、安倍晴明と源博雅が立ち向かう。


 シリーズも長くなりましたが、ほどよいゆったり感は健在です。「きがかり道人」の正体などは、実に著者らしい観点でした。

陰陽師 醍醐ノ巻 (文春文庫)/文藝春秋

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2014-04-08 09:15:50

『恥知らずのパープルヘイズ』(新書版)

テーマ:再読
 『恥知らずのパープルヘイズ』(上遠野浩平)

―あらすじ―
 『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のアフターストーリー。ジョルノたちについていけず、ボス(ディアボロ)側に残ることを決意したフーゴだったが、ジョルノが新たなボスとなったことで苦境に立たされていた…新書版にはトリッシュを主人公とした短編を追加。


 『ジョジョ』ノベライズとして、フーゴの戦いが描かれています。他の部のオマージュや、フーゴが離脱した理由への解釈など、アイディアとしてなかなか面白い描き方、捕らえ方をしている作品です。今回の新書版化で改めて読み返しましたが、"終点"や"理不尽"など、他の上遠野作品でも良く出てくるキーワードがちらほら見受けられました。トリッシュの短編も爽やかで読み応えあり。

 が、どうも原作を弄り回しているなあという印象が拭いきれませんでした。やや悪い言い方をすれば同人誌でしょうか。敵のキャラクターに魅力が足りなかったこともあるかと思いますが。面白くなくはないけど…うーん。

恥知らずのパープルヘイズ-ジョジョの奇妙な冒険より- (JUMP j BOOKS)/集英社

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2014-04-05 09:01:28

『マイ国家』

テーマ:
 『マイ国家』(星新一)

―あらすじ―
 自分の家を「国家」として独立宣言をした男。知らずに訪れたセールスマンは不法侵入で逮捕されてしまうが…表題作を含む31編のショートショート集。


 『ボッコちゃん』や『ようこそ地球さん』に比べ、宇宙(SF)に関する話があまり入っておらず、新鮮に感じました。「マイ国家」も面白いのですが、個人的には「友情の杯」や「服を着たゾウ」など、人生について考えさせられるような話に惹かれました。

マイ国家 (新潮文庫)/新潮社

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2014-04-02 18:43:42

『由井正雪 柴錬痛快文庫』

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 『由井正雪 柴錬痛快文庫』(柴田錬三郎)

―あらすじ―
 大阪の陣により、天下が徳川家のものとなろうとしていた頃、天下を取ろうと考えた少年がいた。徳川家に恨みを持つ浪人たちを従えて、徳川政権の転覆(慶安の変)を考えた男・由井正雪の若き姿であった。


 『三国志 柴錬痛快文庫』と同じシリーズになる、シバレン由井正雪。300ページと適度な長さで、慶安の変への一部始終が書かれています。柴錬痛快文庫のコンセプトは少年少女向けのようですが、大人が読んでも十分に面白く、慶安の変についてよく知らない私などにとっては、完結で読みやすくて嬉しい内容でした。

由井正雪―柴錬痛快文庫 (講談社文庫)/講談社

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