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2013-08-30 13:20:55

『ヴァルプルギスの後悔』〈Fire3.〉

テーマ:
 『ヴァルプルギスの後悔』〈Fire3.〉(上遠野浩平)

―あらすじ―
 アルケスティスの策略によって追い詰められるヴァルプルギス。だが、ヴァルプルギスには"未来"という秘策があった。ヴァルプルギスが封じられた霧間凪の身柄を巡り、それぞれの思惑が入り乱れる。魔女戦争は第3幕へ。


 久しぶりの続刊ということで前巻の記憶が怪しいですが、各自入り乱れてのバトルが展開され始めました。個人的に好きなピート・ビートや九連内朱巳が活躍しているのは嬉しいところです。また、他の作品とのクロスオーバーも少し明かされるなど、ブギーポップとしてシリーズ全体が終焉に向かっているのかなとも思えるような流れでした。

ヴァルプルギスの後悔〈Fire3.〉 (電撃文庫)/アスキーメディアワークス

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2013-08-28 23:18:47

安野光雅展 ―あんのさんのしごと―

テーマ:観光
 約1年振りに佐川美術館に行ってきました。今回の目的は「安野光雅展 ―あんのさんのしごと―」です。たまたま電車内の広告で絵を見たときに、「子供の頃に読んだ絵本の人だ!」と分かり、懐かしさもあって展覧会に行ってきました。

 その絵本とは『ふしぎなえ』というタイトルで、下図のような、名前の通り不思議な絵が収録されています。子供心にワクワクしながらずっと絵を眺めていたものです。藤城清次氏の影絵と並んで、非常に印象に残っている作品です。

 $赤と黒-ふしぎなえ

 今回の展示会では、『ふしぎなえ』を始め風景画や他の絵本の絵が数多く展示されていました。そもそも『ふしぎなえ』しか知らない自分としては、風景画や森の絵の緻密さにも驚かされました。前回佐川美術館に来たときは「ハウステンボス美術館所蔵 M.C..エッシャー展」でしたが、安野光雅氏もエッシャーのだまし絵の影響から『ふしぎなえ』を描いたようです。

 そしてミュージアムショップでは『ふしぎなえ』の販売が。思わず買ってしまいましたが、奥付を見ると何と69版。1971年に発行され、40年以上も愛されている作品だったとは。

ふしぎなえ (日本傑作絵本シリーズ)/福音館書店

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2013-08-25 20:58:03

『不可触民と現代インド』

テーマ:新書
 『不可触民と現代インド』(山際素男)

―あらすじ―
 インドで3000年以上も保たれてきたカースト制度。激しい身分制度が続いてきた理由と、現代においてのカースト制度崩壊の兆し。インタビューを元に、その核心に迫る。

 
 我々日本人からすればインドというのは距離的にも心理的にもあまりに遠く、ついついステレオタイプのイメージでしか捉えることが出来ません。が、本書では"カースト制度"という視点から現代インドを鋭く考察していきます。これだけでインドの全てが知れるわけではありませんが、インドの一面を知るにはいい作品かと。

不可触民と現代インド (光文社新書)/光文社

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2013-08-22 14:44:32

『大江戸釣客伝』(上下巻)

テーマ:
 『大江戸釣客伝』(夢枕獏)

―あらすじ―
 五代将軍綱吉の時代。絵師の朝湖や俳人の基角は大の釣り好きであり、釣りを通して多くの仲間たちと出会う。やがて「生類憐みの令」が発令され、ついには釣りさえも禁止となってしまうが…

 
 とにかく著者からの「釣りって楽しいんだよ!」というメッセージがバシバシと感じられる、爽やかな作品でした。他の作品のように妖怪やSF要素は入ってきませんが、生類憐れみの令や忠臣蔵といった史実を上手く織り交ぜて、実に見事に仕上がっています。上下巻で1000ページ近いとは思えないこの軽やかさ。面白い小説を読ませてもらいました。

大江戸釣客伝(上) (講談社文庫)/講談社

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2013-08-20 21:12:18

『仮面の告白』

テーマ:
 『仮面の告白』(三島由紀夫)

―あらすじ―
 幼き日より男性の肉体美に心を奪われ、女性を愛することが出来ないと悟った主人公。傷ついた男性像に心を奪われた幼少時代。同級生の近江の肉体美に恋をした学生時代。その後、園子という女性と出会うが…


 三島文学の1つの頂点であり、かつ文学界全体においても頂点を極めた作品の1つではないでしょうか。嫌悪にして爽快、淫靡にして純愛。仮面にして素顔、告白にして秘事。300ページにも満たない長さにも関わらず、濃厚かつ深遠。久しぶりに素晴らしい文学作品に出会えました。

仮面の告白 (新潮文庫)/新潮社

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2013-08-18 12:08:11

『決定版!! 大人の酒・男の飲み方』

テーマ:
 『決定版!! 大人の酒・男の飲み方』(別冊宝島編集部)

―あらすじ―
 太田和彦や中島らもといった、酒好きの人々による「お酒の飲み方」インタビューのほか、お酒に関する知識のあれこれ、オススメのお酒などを紹介。

 
 約10年前に買った作品であり、「いい本買ったなあ」としみじみ思う本の1冊です。150ページ程度の本ですが、インタビューの量やお酒の薀蓄などがいいバランスで載っており、気軽に読めるのが嬉しいですね。カクテルや焼酎など様々なお酒が紹介されていますが、10年たった今もまだまだ飲んでいないお酒が多く、いつかは記載されている全てのお酒を飲んでみたいものです。

決定版!!大人の酒・男の飲み方 (宝島社文庫)/宝島社

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2013-08-15 22:01:47

『虎の牙』(再読)

テーマ:再読
 『虎の牙』(モーリス・ルブラン 訳/南 洋一郎)

―あらすじ―
 2億フランもの遺産を残し、パリの大富豪が謎の死を遂げた。遺産の相続人を探していた刑事が毒殺され、相続人たちも次々に殺されていく…現場に残された、虎の牙の如き歯型は何を示すのか。

 
 小学生の頃、学校の図書室でやたらと分厚い『虎の牙』を見つけ、何の気なしに読んでみたことがルパンシリーズとの出会いでした。昔は毎日毎日よくルパンを読んでいたものです。古く分厚い本だったこともあり、誰も借りる人がいなかったため、貸し出しカードも書かずに私だけが何度も何度も勝手に持ち出しては読んでいました。

 莫大なる遺産、毒殺、リンゴに残った謎の歯形、そして真犯人を巡って捜査が二転三転する、ルパンシリーズの長編です。容疑者が次々現れることもあり、先の展開が非常に気になる作品です。しかし肝心の「虎の牙」は拍子抜けですが。

虎の牙 (ポプラ文庫クラシック)/ポプラ社

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2013-08-12 22:45:46

『サキャ格言集』(再々読)

テーマ:再読

 『サキャ格言集』(サキャ・パンディタ 訳/今枝由郎)


―あらすじ―
 13世紀チベットの偉大なる学者、サキャ・パンディタ。彼は学者であっただけでなく、強大なモンゴル帝国との交渉を行った人物でもあった。『サキャ格言集』は彼の格言をまとめたものである。



 サキャ・パンディタを知ったのは、シミュレーションゲーム・『蒼き狼と白き牝鹿4・チンギスハーン』でした。何の気なしに本書を手にとってみましたが、なかなか面白い格言集です。主に善悪について書かれた格言が多く、辛口で手厳しい内容となっています。そしてそれらの格言からは、チベットでの仏教観やインドの故事、当時の情勢や風俗などが感じられました。それゆえに理解しにくい部分も多少ありますが、それでも書かれている内容は現代にも通ずる、切れ味の良い格言集です。


サキャ格言集 (岩波文庫)/岩波書店

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2013-08-10 12:21:17

『卒業』

テーマ:
 『卒業』(吉村達也)

―あらすじ―
 謎の老人と少女により、自殺を思いとどまった18歳の神保。老人は「20年待て」とのメッセージを残し、姿を消す。20年後、1児の父となった神保の脳裏に、不意にあのときの老人の言葉が浮かび上がった…


 約10年前、実家にあった本書を何気なく読んだのが、著者の作品との出会いでした。一応このブログとしては初登場なので再読扱いにはなりませんが、今回10年振りに読みました。

 おぼろげながら内容は覚えていましたが、改めて読んでみると200ページもなく、こんなにも短かったのかと驚いてしまいました。SFかつ哲学思想が入っているので、純粋なホラーを求めている人には低評価かもしれませんが、個人的には変り種で楽しんで読めました。終盤の吹っ切れた主人公の爽やかさも、いい味を出しています。

 さらに、あとがきによると実は三部作の1作目だったようです。2作目以降は未読ですので、そのうち読んでみたいと思います。

卒業 (角川ホラー文庫)/角川書店

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2013-08-07 23:19:13

『ものがたり 水滸伝』(再読)

テーマ:再読
 『ものがたり 水滸伝』(陳舜臣)

―あらすじ―
 水滸伝。

 陳舜臣氏による水滸伝です。とは言え一巻で完結しているため、ダイジェストといった感じで物語が進行します。そのため、もともと水滸伝を知っている人には復習用に良いかと思われますが、水滸伝を知らない人には大雑把でやや分かりにくいかと。良くも悪くもあっさりしています。

ものがたり水滸伝 (中公文庫)/中央公論新社

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