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2012-10-31 20:56:58

『竜馬がゆく』(全8巻)

テーマ:
 『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)

―あらすじ―
 幕末における快男児・坂本竜馬。薩長連合をまとめ、大政奉還を実現した男の一生を描く。


 何と面白いことか!

 私はあまり幕末が好きではないのですが、知り合いに勧められて読んでみたところ、とにかく面白くて全8巻を苦もなく2ヶ月半で読み切ってしまいました。どこか不器用でとぼけたような竜馬像が非常に魅力的で、最後まで飽きることなく読ませてくれました。

 また、個人的には教科書でしか知らなかった人物が竜馬と結びついていたのも驚きでした。陸奥宗光や板垣退助、井上馨といった人物らの若き日の活躍が描かれており、新鮮な気持ちで読むことが出来ました。

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2012-10-29 17:02:51

『向日葵の咲かない夏』

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 『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)

―あらすじ―
 1学期末の終業式。学校を休んだS君の家にプリント類を届けに行くことになった主人公。が、家に行くとS君は死んでおり、さらにはその死体が消えてしまう。そして1週間後、蜘蛛に生まれ変わったS君が主人公の元にやってきた…


 主要人物の大半が異様な性格の持ち主でした。この気持ち悪さ、不快感。書評サイトでも評価が分かれていますが、それも納得の作品です。しかしストーリー自体は破綻しておらず、母親からの扱いや妹の存在など、ラストの描写までしっかりと伏線が貼られていたのは素晴らしいですね。他人に勧める際には注意が必要ですが、個人的にはアリかと。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)/新潮社

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2012-10-27 22:31:18

『赤と黒』(新潮文庫 上下巻)

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 『赤と黒』(スタンダール/小林正 訳)

―あらすじ―
 フランス革命時代のフランスに生きる、しがない材木屋の息子であるジュリアン・ソレル(本書ではジュリヤン・ソレル)。彼は密かにナポレオンを崇拝する、野心に満ちた青年であった。その聡明さから町長の子供たちの家庭教師として雇われるが、町長夫人に惹かれ、関係を持ってしまう。密通の発覚を恐れた夫人は、ジュリヤンを神学校に送り込むが…


 高校生だった当時、国語の先生に薦められたことがきっかけで読んでみた作品です。ただ当時は恰好付けの一環として読んでいたようなものなので、正直に言うと読んでもよく理解出来ませんでした。当時は海外小説自体をあまり読んでいなかったこともあり、慣れていなかったことも大きかったように思えます。ちなみに今回読んだ新潮文庫版は、高校生の頃に読んだものと同じです。

 時代背景は難しいのですが、ジュリアンが実に魅力的な主人公でした。また、ジュリヤンを巡る恋の行方や、上級階級たちの権力争いなど、思わず没頭して読んでしまいました。ラストも衝撃的で目が離せません。2009年にも光文社版を読みましたが、読むほどに面白さが分かります。

 1954年には映画化、さらには2010年にはHDリマスター版が出ているとのことですが、こちらも見てみたいものです。

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2012-10-25 15:32:01

『紅の豚』

テーマ:映像
 『紅の豚』

―あらすじ―
 第一次世界大戦後のイタリア。マルコはかつてイタリア空軍のエースとして活躍していたが、軍隊生活に嫌気が差し、自らを豚の姿に変え賞金稼ぎとして生計を立てていた。幼馴染のジーナが経営するホテルで、マルコはアメリカ人の飛行艇乗りであるカーチスと出会う。


 小学生のときに観たときは全く理解できなかったのですが、改めて見直すと非常に面白い作品でした。実に大人向けの作品です。そしてマルコをはじめとして、出てくる大人たちが男女問わずいちいち恰好いい。青い空と青い海、自由に飛びまわる飛空艇。一昔前の男のロマンですね。

 まあ本当は直後に世界恐慌と第二次世界大戦が待っているわけですが…

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2012-10-23 15:20:15

『メビウスの殺人』

テーマ:
 『メビウスの殺人』(我孫子武丸)

―あらすじ―
 東京で連続殺人が発生した。撲殺と絞殺が交互に行われていることにより、複数犯での犯行が懸念されるが…そして現場に残された、謎の数字を記したメモ。速水警部補と、推理マニアの弟&妹たちが事件に立ち向かう。


 中盤までは良いのですが、ラストの犯人像が…謎の数字の正体も今ひとつでした。犯人に対する暗示や示唆がなかったのは、個人的にはいただけませんね。ただ、この作品を書いている途中で『殺戮にいたる病』という作品を思いついたとのことなので、そちらも読んでみたいとは思います。

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2012-10-21 20:32:35

『復活の盟約』

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 『復活の盟約』(志茂田景樹)

―あらすじ―
 アルゼンチンのパラナ河発電計画の受注を得るために、現地に飛んだ本州銀行常務の東田。しかし東田は、アルゼンチン人民革命軍(ERP)を名乗る集団に誘拐されてしまう。ERPは身代金を要求し、本州銀行もそれに応じることに落ち着いた。が、ERPの真の目的は、東田の持つ「黄金の壷」にあった。


 ラストに納得いきません。「これで終わり!?」と、悪い意味で衝撃を受けました。打ち切り漫画みたいな終わり方です。壷の奪い合いや、伝奇ロマンを詰め込んだ設定は面白いのですが。あと50ページ追加して完結してほしい。

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2012-10-19 15:35:56

『ティファニーで朝食を』

テーマ:映像
 『ティファニーで朝食を』

―あらすじ―
 ニューヨークのとあるアパートに引っ越してきた主人公は、ある夜、新人女優であるホリー・ゴライトリーと出会う。天真爛漫なホリーに、対し、主人公は少しずつ惹かれていく。


 原作と違うけど、オードリー・ヘプバーンが可愛いから許す。

 Wikipediaによると、主演がオードリー・ヘプバーンに決まったことで脚本を書き直したとのことです。数年前に原作を読みましたが、もはや同タイトルの別物ですね。しかしこの女性(ホリー・ゴライトリー)は奔放すぎて結婚したくない…映画では感動的な終わり方ですが、結婚後も問題を起こしそうな性格です。

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2012-10-17 17:37:14

『0の殺人』

テーマ:
 『0の殺人』(我孫子武丸)

―あらすじ―
 富豪の老婆・藤田カツの喜寿を祝うパーティーの席で、姪の浩子が青酸カリによって毒殺された。そして次々と不可解な事件が…速水警部補と推理マニアの弟&妹は事件を追うことに。そして物語冒頭の<作者からの注意>にて公開された容疑者リスト。読者への挑戦状とも取れるこのリストを元に、犯人を突きとめられるか?


 真犯人を当てようと意気込んで読んでいきましたが、見事に外れました。しかし不思議と悔しくなく、「やられたなあ~」と笑えてしまう作品でした。どう考えても不可能なはずの事件が、最後の最後で繋がるとは。タイトルも秀逸。

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2012-10-15 20:00:23

『吹毛剣 楊令伝読本』

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 『吹毛剣 楊令伝読本』(北方謙三)

―あらすじ―
 楊令伝、読者必読の読本。


 北方水滸伝のときは『替天行道 北方水滸伝読本』という読本がありましたが、それと同様のものとなります。作中の年表や人物紹介事典が収録されています。

 個人的に嬉しいのは、上記した年表と人物事典です。物語が長期であり、かつ登場人物も多いため、簡単に見返せるのは非常に重要です。ちなみに好きな人物は陶宗旺と王定六です。どちらも裏方ですが、地味ながらも仕事に生き、仕事に死んでいった男たちです。

 ただ、担当者からの手紙は収録しなくていいかと。『替天行道 北方水滸伝読本』でもそうでしたが、小説の登場人物を馬鹿にしているように感じてしまう部分があったので、どうにも不快感が残ります。

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2012-10-13 20:36:40

『ピース』

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 『ピース』(樋口有介)

―あらすじ―
 秩父の山奥で発生した2件のバラバラ殺人事件。被害者は歯医者と女性ピアニストという、全く繋がりが見いだせない事件を前に捜査は難航、さらには第3の犠牲者が。そんな中、ついに3人の被害者に共通するある特徴が見つかる。


 本屋ではPOPによってやたらと絶賛されていますが、読んでみるとそんなことはありません。むしろ最後のどんでん返しは蛇足かと。最後の推測は無理がありすぎるのでは…「義憤に生きる殺人鬼」の話のまま終わっていても良かったと思いますが。ただ、文庫版の表紙は内容と合っていて秀逸です。

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