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2012-04-29 20:00:01

『長い家の殺人』

テーマ:
 『長い家の殺人』(歌野晶午)

―あらすじ―
 湯沢にあるロッジで、学生バンド“メイプル・リーフ”の1人が殺された。密室で消える死体の謎が解明されないまま、2人目の犠牲者が。


 文庫本の後ろの説明書きには、「島田荘司氏が絶賛」と書いてあり、あの歌野晶午のデビュー作だから素晴らしいに違いないと思い読んでみましたが、至って普通でした。あまりミステリーを読まない私でも、中盤からトリックの目星がついてしまいました。ミステリーファンなら、題名とロッジの見取り図だけでピンと来る人もいるのではないでしょうか。ひねったトリックではないので、読みやすいことは確かです。

新装版 長い家の殺人 (講談社文庫)/講談社

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2012-04-27 20:19:07

『変人偏屈列伝』

テーマ:漫画
 『変人偏屈列伝』(荒木飛呂彦/鬼窪浩久)

―あらすじ―
 時に蔑まれ、時に寵児にもなる、愛すべき奇人たち。彼らが生涯をかけて取り組んだその行動を、荒木飛呂彦が描く。全話の原作・構成を行うとともに、うち2話を自らが作画した連作。


 「本当に実在したのか」と疑ってしまいそうな人々の逸話が盛り込まれています。『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦氏による作品はもちろんですが、鬼窪浩久氏による作品も独特の迫力があり、非常に楽しめます。中でも康芳夫のストーリーは、『STEEL BALL RUN』に出てくるスティーブン・スティールのキャラクター造形に大きな影響を及ぼしているように感じました。カバーがリバーシブルなのも嬉しいですね。

変人偏屈列伝 (集英社文庫―コミック版)/集英社

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2012-04-23 18:42:43

『社長をだせ! 実録クレームとの死闘』

テーマ:
 『社長をだせ! 実録クレームとの死闘』(川田茂雄)

―あらすじ―
 某カメラメーカーにて、クレーム処理の部署で20余年間を過ごした著者。そのクレーム処理人生で出会った、驚きのクレーマーの数々。ノンフィクションならではの面白さ。


 面白く読め、さらに各クレーマーへの対処法も書かれているなど、実用性も高い1冊です。クレーマーを敵や悪とは見なさず、あくまでお客様の貴重な意見として取り扱っており、好感が持てます。また、内容の端々から、「こちらが悪くないときは毅然とした態度で臨み、時には闘うことも必要だ」という著者の信念が感じられました。しかしヤクザ事務所へのクレーム対処とか凄いな…

社長をだせ!―実録クレームとの死闘/宝島社

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2012-04-21 20:54:51

『ジョジョの奇妙な名言集 part1~3』、『ジョジョの奇妙な名言集 part4~8』

テーマ:
 『ジョジョの奇妙な名言集 part1~3』、『ジョジョの奇妙な名言集 part4~8』(荒木飛呂彦)

―あらすじ―
 人気漫画・『ジョジョの奇妙な冒険』より、数々の名言をピックアップ。2冊に分冊し、各部の名言を収録。


 ウルトラジャンプで発売の告知を見たときに、「自ら「名言集」とか謳った時点でこれは駄目だ」と思いましたが、その通りの内容でした。

 冒頭に作者から、「名言かどうかは読者が決めること」と書いてありました。その通りです。だからこそ、タイトルに名言集などと付けてほしくはなかった。名言集というタイトルはいけません。語録や台詞集などにすべきではないかと。少なくとも公式で出す本ではない。

 そして肝心の名言ですが、「なぜこれが名言なのか」と、疑問を抱くようなセリフをも収録しています。選者は「タコス」、「圧迫祭り」等を名言として選出した理由を明確に述べていただきたい。7割くらい削除して1冊で出しても問題ないでしょう。

 各セリフとともに、そのシーンの状況説明が入っています。が、状況を説明しないと成立しないようでは、それはもはや名言集でなく名シーン集ではないのか。

 『part4~8』の最後に作者インタビューが載っている点と、2冊とも表紙が描き下ろしである点のみ評価する。

ジョジョの奇妙な名言集 part1~3 <ヴィジュアル版> (ジョジョの奇妙な名言集)/集英社

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2012-04-19 18:44:51

『東海林さだおの弁当箱―自選・特選 あれも食いたい これも食いたい』

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 『東海林さだおの弁当箱―自選・特選 あれも食いたい これも食いたい』(東海林さだお)

―あらすじ―
 食べ物エッセイである丸かじりシリーズの傑作選。1巻~9巻までの全315編から、著者自らによる129編を収録。


 数年前に丸かじりシリーズを何作も読んだため、半分以上は読んだことのある作品ではありました。が、何度読んでも面白く、ついついしっかりと読み直してしまいました。ちなみによく覚えているのは、魚の骨だけ缶詰の話です。

東海林さだおの弁当箱―自選・特選 あれも食いたい これも食いたい (朝日文芸文庫)/朝日新聞社

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2012-04-17 21:46:01

『義経』(上下巻)

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 『義経』(司馬遼太郎)

―あらすじ―
 幼少時を鞍馬寺で過ごし、「打倒平家」の志のみを胸に成長した青年。兄である頼朝の決起とともに、悲劇の英雄・源義経が立つ!


 義経を異質な人物として書くことで、頼朝との確執を上手く描いています。その類まれなる純真さや、卓越した戦術眼など、義経を義経たらしめている要素こそが、彼を時代から追いやってしまったのかもしれません。

 上巻では「なぜ頼朝は決起したのか」が中心に書かれているため、義経はあまり出てこず、多少読み進めるのが大変でした。下巻では平家を滅ぼす大活躍をしますが、打倒平家ののちの都落ちはあまりにも短く、奥州行きなどは一切書かれていません。この辺りは物足りなさを感じてしまいました。奥州編で上中下巻にしてもよかったのではないかと思います(そうなると1500ページの大作になりますが)。

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2012-04-15 21:53:51

『カンナ 天草の神兵』

テーマ:
 『カンナ 天草の神兵』(高田崇史)

―あらすじ―
 鴨志田甲斐は、由緒正しい出賀茂神社の跡取りであり、伊賀忍者の末裔でもある。実家の神社から盗まれた社伝の行方と、兄と慕っていた諒司の失踪。甲斐は僅かな手がかりを元に、巫女の貴湖とともに熊本に向かう。


 元のノベルス版の刊行が早かったせいか、文庫も3ヶ月での刊行で嬉しい限りです。今回は天草四郎の謎を解くことになります。「四男でもないのに、なぜ四郎なのか」、「天草での戦いでキリシタン側が皆殺しにされた理由」などがメインとなっていました。サクッと読める上(2時間かからず)、上記の謎もしっかりと答えが出ています。

 個人的には、QEDで延々と書かれる日本神話よりも、こちらのシリーズの方が好みかも知れません。QEDも初期は歴史寄りのストーリーだったのですが、『QED 竹取伝説』あたりからシフトを始め、『QED 鬼の城伝説』からは日本神話がメインとなってしまいました…日本神話も嫌いではないのですが、話がややこしいのが苦手ですね。

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2012-04-13 22:41:53

『三国演義』 6巻

テーマ:
 『三国演義』(安能務) 6巻

―あらすじ―
 安能務による三国志。五丈原~三国の滅亡までを収録した最終巻。


 漫画化もされた『封神演義』の著者による三国志です。たまに古本屋で1巻や2巻が見つかるのですが、まさかの6巻(最終巻)が見つかったため買ってしまいました。諸葛亮の死後が描かれているというのも個人的にはポイントが高いですね。なお、他の巻は持っていません。「どうせ三国志のあらすじは知ってるから、6巻だけ買っても楽しめるだろ」ということで。

 メインは蜀と魏の攻防、さらには司馬一族による晋の成立が描かれます。個人的に好きな諸葛誕の話は結構あっさり終わってしまいました(じっくり描くような部分でもありませんが)。諸葛格や孫綝の悪行もあまり細かくは描かれず。ただ、原典の間違い(物理的に無理のある作戦など)が指摘されているのは新しいですね。

 しかしやはり滅亡へのカウントダウンが描かれているだけあり、読み進むのが悲しくなってしまいました。三国ともに皇帝が暗愚とは…

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2012-04-11 21:01:13

『桜井政博のゲームを遊んで思うこと』

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 『桜井政博のゲームを遊んで思うこと』(桜井政博)

―あらすじ―
 『星のカービィ』や『大乱闘!スマッシュブラザーズ』を作っている桜井政博さんによる、週刊ファミ通で連載中のコラム集。後日談や質問などが加筆されている。


 既刊4巻、連載9年という長寿コラムです。今回はテーマ別に2冊で同時発売となりました(『桜井政博のゲームを作って思うこと』、『桜井政博のゲームを遊んで思うこと』)。本書では、タイトルにあるように、遊び手としての視点で書かれたコラムが収録されています。

 懐かしのゲームから最新の洋ゲーまで、幅広い題材が使われています。「面白いゲームを作るために多くのゲームを遊ぶ」との考えからとのことですが、それにしても年間100本以上遊んでいるのでは…さらに、ただ遊ぶのではなく、それぞれの良さや改善点をしっかりと考察するなど、抜かりがありません。ゲームガイドとしても読むのもいいかもしれません。


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2012-04-09 20:39:37

『桜井政博のゲームを作って思うこと』

テーマ:
 『桜井政博のゲームを作って思うこと』(桜井政博)

―あらすじ―
 『星のカービィ』や『大乱闘!スマッシュブラザーズ』を作っている桜井政博さんによる、週刊ファミ通で連載中のコラム集。後日談や質問などが加筆されている。


 既刊4巻、連載9年という長寿コラムです。今回はテーマ別に2冊で同時発売となりました(『桜井政博のゲームを作って思うこと』、『桜井政博のゲームを遊んで思うこと』)。本書では、タイトルにあるように、作り手としての視点で書かれたコラムが収録されています。

 ゲーム作りの上での著者の留意点やポリシーがかかれていますが、ゲーム業界と関係のない業種の人々にも、どこか通ずる部分があります。個性の出し方や表現の妙など、ゲームを例として書かれている事もあり、個人的には下手なビジネス書よりも読みやすく共感しやすいですね。難点としては、入荷している本屋を探すのが一苦労と言ったところでしょうか。

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