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2010-07-30 10:14:00

『新書がベスト』

テーマ:
 『新書がベスト』(小飼弾)

―あらすじ―
 知的レベルを上げるために、新書を読む。「10冊で思考が、100冊で生き方が変わる」――新書のための新書。


 「久しぶりに新書を買おう」と、適当に買ってみたのですが、予想もできない良作でした。新書の読み方から買い方、レーベルごとの傾向、さらにはオススメの作品まで、新書初心者には嬉しい新書ガイドです。興味深くて一気に読んでしまい、さらに他の新書が買いたくなってしまうという、有益この上ない本です。

新書がベスト (ベスト新書)/ベストセラーズ

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2010-07-28 09:39:20

『虎の牙』

テーマ:
 『虎の牙』(モーリス・ルブラン /訳 南 洋一郎)

―あらすじ―
 2億フランもの遺産を残し、パリの大富豪が謎の死を遂げた。遺産の相続人を探していた刑事が毒殺され、相続人たちも次々に殺されていく…現場に残された、虎の牙の如き歯型は何を示すのか。


 2006年にも図書館で借りて読んでいるので正確には再読ですが。小学生の頃、学校の図書室でやたらと分厚い『虎の牙』を見つけ、何の気なしに読んでみたことがルパンシリーズとの出会いでした。昔は毎日毎日よくルパンを読んでいたものです。古く分厚い本だったこともあり、誰も借りる人がいなかったため、貸し出しカードも書かずに私だけが何度も何度も勝手に持ち出しては読んでいました。

 莫大なる遺産、毒殺、リンゴに残った謎の歯形、そして真犯人を巡って捜査が二転三転する、ルパンシリーズの長編です。容疑者が次々現れることもあり、先の展開が非常に気になる作品です。しかし肝心の「虎の牙」は拍子抜けですが。

虎の牙 (ポプラ文庫クラシック)/ポプラ社

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2010-07-26 10:35:06

『想い雲―みをつくし料理帖』

テーマ:
 『想い雲―みをつくし料理帖』(高田郁)

―あらすじ―
 暑気払いの料理に悩む澪。そんな折、かつて天満一兆庵で働いていた富三と出会う。恩人でもある天満一兆庵の若旦那・佐兵衛の行方を尋ねる澪だったが、信じがたい話が彼女を襲う――料理人として働く澪は、天涯孤独ながらも多くの人に支えられ、また天性の味覚にて苦難の日々を乗り越えていく。


 1作目からの「引き」を上手く小出しにしており、読者の痒いところに手を届かせつつも、まだまだ「引き」を伸ばしてくる『みをつくし料理帖』シリーズ。3作目ながらも、安定した面白さで魅了してくれます。あまり恋愛描写もなかったのが嬉しいですね。

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)/角川春樹事務所

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2010-07-24 10:22:42

『800』

テーマ:
 『800』(川島誠)

―あらすじ―
 広瀬と中沢。800メートルランナー2人は友人であり、ライバルでもあった。ランナーとしても、恋愛でも。高校生ランナー2人を描く、青春小説。


 爽やかな青春ストーリーでした。対照的な2人の視点を交互に持ってくることで、飽きさせない構成になっています。読みやすいですが、性的描写が多いのが気になりました。同性とのセックスと、勃起不全に関する描写は必要だったのか。精神的成長を描くためなのかもしれませんが、興を削ぐ。

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2010-07-22 10:02:35

『八犬傳』(上下巻)

テーマ:
 『八犬傳』(山田風太郎)

―あらすじ―
 室町時代の中頃の安房。里見義実の愛娘・伏姫は呪いにより、飼い犬・八房の子を身ごもり、8つの奇妙な珠を生む。それらの珠をもつ八犬士が出現し活躍する物語――滝沢馬琴によって書かれた「南総里美八犬伝」。果たして馬琴は如何にしてこの大長編を書き上げたか。山田風太郎による八犬伝が始まる。


 水滸伝を下敷きに、8人の犬士が志を共にする「八犬伝」。彼らが苦難を乗り越えて集結する部分は、やはりワクワクするものです。意外な人物が犬士であったり、数奇な縁に導かれたりと、読み手の期待を裏切らない名作でした。

 さらには、上記の八犬伝のストーリーを「虚の世界」とし、滝沢馬琴と葛飾北斎らを描いた「実の世界」と交互に語られます。馬琴のストーリーだけでも非常に読み応えがありました。渡辺崋山との関わりのシーンなども面白い趣向でした。

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2010-07-18 10:18:19

『海の鳥・空の魚』

テーマ:再読
 『海の鳥・空の魚』(鷺沢萌)

―あらすじ―
 海に放たれた鳥のように、空を泳ぐ魚のように、不器用に毎日を生きていく人々。しかし彼らにも、一瞬のきらめきがある。20話からなる短編集。


 1話あたり10ページという短編が20作品載っており、そのどれもが日常のある1シーンを描いたものです。短編ごとに、喜び、虚しさ、希望、焦り、憧れ、戸惑いなどの様々な感情が詰まっています。個人的には最初の「グレイの空」という作品がお気に入りです。結婚に至る物語で、最後の構成が(故意か偶然か)上手いなあと感じました。逆に「普通のふたり」は結婚の虚しさを描いた作品ですが、この虚しさは結構好きですね。

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2010-07-16 09:44:46

『初恋』(光文社)

テーマ:
 『初恋』(トゥルゲーネフ /訳 沼野恭子)

―あらすじ―
 両親とともにモスクワの別荘に住む16歳の少年・ウラジーミル。ある日、隣にザセキーナ公爵夫人一家が引っ越してきた。公爵令嬢・ジナイーダに一目惚れし、運良く彼女と友達になったウラジーミルだったが、ジナイーダに恋人ができたことに気付く。果たして彼女の恋人とは?そしてウラジミールの恋の行方は?


 すらすらと読めながらも、適度な読み応えを持っている作品でした。初恋の持つ爽やかさや喜び、純粋さ、悲しみ、憤りなどが、ウラジミールを通して読者にも伝わってきます。恋人の正体はなかなか衝撃的でしたが…高校生や大学生、さらには大人にも楽しめる作品ではないでしょうか。

初恋 (光文社古典新訳文庫)/光文社

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2010-07-14 09:32:48

『櫻守』

テーマ:
 『櫻守』(水上勉)

―あらすじ―
 丹波の奥山に生まれた弥吉。彼は京都の植木屋に奉公に出ることになった。そして彼は、その生涯の最後まで桜を守り続けることに命を注ぐこととなる――彼と師の物語を描く『櫻守』。ほか、『凩』を収録。


 久しぶりの水上文学です。『櫻守』では櫻に命を懸ける職人の一生を、『凩』では木造建築の伝統に誇りを持つ老大工の決意を描いています。どちらも中盤から面白くなってくる作品でした。「人と自然の共存」についての著者の意見が垣間見える作品でもあります。

櫻守 (新潮文庫)/新潮社

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2010-07-12 09:30:50

『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』

テーマ:
 『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』(井伏鱒二)

―あらすじ―
 1841年、土佐沖にて漂流し、濱中万次郎は漁師仲間とともに無人島にたどり着いた。アメリカの捕鯨船に助けられた彼らは、ハワイにたどり着く。アメリカ人に気に入られ、ジョン・マンと呼ばれるようになった万次郎は、ついにはアメリカのゴールドラッシュの中へ――。他2編を収録。


 漫画・『風雲児たち』で興味を持った人物の1人、ジョン万次郎について書かれた作品です。ただ、思ったより淡々と描かれており、ジョン万次郎の内面があまり描かれていなかったのが残念でした。もっとドラマチックな人物だと思うのですが、この作品だけでは彼の軌跡を追っただけという感が拭えません。

さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 (新潮文庫)/新潮社

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2010-07-10 11:01:22

『デビルサマナー葛葉ライドウ 対死人驛使』

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 『デビルサマナー葛葉ライドウ 対死人驛使』(蕪木統文)

―あらすじ―
 大正20年、帝都。悪魔を使役し悪魔がらみの事件を解決する、デビルサマナー(悪魔召喚師)と呼ばれる人々がいる。新米デビルサマナーである葛葉ライドウは、「東京駅で死人が歩く」という噂話の調査を開始するが、彼の前に不死の吸血鬼アルカードが現れる。果たしてライドウは、先代「葛葉ライドウ」でさえ倒すことができなかったアルカードを倒すことができるのか?そしてライドウの前に、葛葉キョウジなる男が現れる。


 PS2で発売された『デビルサマナー葛葉ライドウ 対超力兵団』のプレストーリーとのことですが、ゲームに出てこない人物が多く出ており、結構小説オリジナルの展開になっていました。鳴海が酷い性格に描かれていますが、小説オリジナルの仲魔・ドアマーズはなかなかいいキャラクターをしていたりと、一長一短でした。大正の雰囲気はしっかり出ています。

 ちなみにライドウの本名や母を慕う一面が明かされたりしましたが、個人的にはそこは描かないで欲しい部分でした。

デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 死人驛使 (ファミ通文庫)/エンターブレイン

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