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2010-04-29 12:10:54

『聖の青春』

テーマ:
 『聖の青春』(大崎善生)

―あらすじ―
 難病と闘いながら、29歳にして世を去った怪童・村山聖(さとし)。羽生善治さえをも脅かした、純粋なる天才棋士の人生を記録したノンフィクション。


 ビッグコミックで『聖-天才・羽生が恐れた男』として漫画化もされた、村山聖の生涯を描く作品です。久しぶりに、徹夜で一気に読んでしまいました。漫画もそうなのですが、主人公である聖の懸命な姿に、ただ手が震えます。私は将棋を全く知らないのですが、それでもページをめくらずにはいられない、素晴らしい作品でした。限りある命を、最後の最後まで燃やし尽くした村山聖。日々を安穏と過ごしているだけでは決して手に入らない何かを教えてくれます。

図説 地図とあらすじでわかる! 聖地エルサレム (青春新書)/青春出版社

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2010-04-27 11:48:54

『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』 2巻

テーマ:
 『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』(夢枕獏) 2巻

―あらすじ―
 楊貴妃を襲った悲劇こそが、一連の事件の発端であると見抜いた空海。彼女の墓がある馬嵬駅に赴くも、遺体は無くなっていた。そして丹翁なる人物から告げられる、悲劇の真相。60年前から続く怨みが、唐の国を襲い始める。


 1巻に引き続き、楊貴妃や安禄山の乱といったキーワードが現れ、ストーリーが動き始めました。日本への脱出計画や、兵馬俑にかけられた呪など、様々な要素が絡み合い、読者をグイグイと引き込んでくれます。敵の姿も少しばかり見え始めましたし、次の巻では一気怒涛の展開があるのでは思わせてくれます。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉 (徳間文庫)/徳間書店

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2010-04-25 11:27:20

『一休伝』(中巻)

テーマ:漫画
 『一休伝』(画 小島剛夕 /原案 水上勉 /脚色 佐々木守) 中巻

―あらすじ―
 室町時代を生きた破戒僧・一休宗純。彼の生き様を描く。


 師との決別から、第二の師との出会い、さらに「宗純」から「一休」となるまでを描いています。凄絶にして奔放なその姿には、一種の憧れを抱くとともに、欲に支配される人間の小ささを思い知らされました。下巻では破戒僧としての一休が描かれるようなので、そちらも楽しみです

一休伝 (中巻) (ホーム社漫画文庫)/ホーム社

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2010-04-23 11:09:10

『双調 平家物語』 6巻

テーマ:
 『双調 平家物語』(橋本治) 6巻

―あらすじ―
 関白である藤原頼通と、父である後三条帝との確執。その因果により、白河帝は長きに渡って不遇の時を過ごすこととなった。時を経て上皇となった白河帝の胸に去来するは、御世への飽くなき執着に他ならなかった――院政という名の歪みが、御世を捻じ曲げる。


 やっと源平が登場し、戦乱の空気が漂い始めました。一方、凋落の兆しが忍び寄ってきた藤原氏も、栄華にすがり付こうと必死になり始めています。ただ、登場人物間の人間関係が複雑に絡み合い、さらに私の知らない人物が多かったこともあり、なかなか読むのが大変になってきました。やや適当に読んでしまった感も否定できません。

双調平家物語〈6〉院の巻(承前) (中公文庫)/中央公論新社

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2010-04-21 10:20:46

『蜘蛛の糸・杜子春』

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 『蜘蛛の糸・杜子春』(芥川龍之介)

―あらすじ―
 地獄に落ちた男に救いの手が差し伸べられる「蜘蛛の糸」、栄華を望んだ男が最後に求めたものとは―「杜子春」など、珠玉の作品ばかりを集めた短編集。


 古典作品ながら、現代にも十分に通ずる作品です。小学生の頃、青い鳥文庫か何かで芥川短編集を読んだことをよく覚えています。表題作が素晴らしいのは勿論のこと、個人的には、レトロで幻想的な「魔術」が好きですが、如何せんマイナーな作品です。

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)/新潮社

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2010-04-19 10:02:12

『蘇我氏の正体』

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 『蘇我氏の正体』(関 裕二)

―あらすじ―
 飛鳥の都に専横を振るった蘇我氏。にわかに朝廷に台頭し、たった4代にして滅んだ彼ら。彼らは一体どこから来たのか。彼らが成そうとしたことは何だったのか。日本神話や伝承などから、蘇我氏の謎に迫る。


 蘇我氏とは何だったのか、蘇我氏の謎にせまる作品です。2月に買った『謎の豪族 蘇我氏』とは違い、日本書紀や古事記に見る相違点などから蘇我氏の正体に迫っていきます。祟りや浦島太郎といった、一見関係がないような視点からも論考が書かれており、なかなか面白い作品に仕上がっています。個人的には、この作品で述べられる「蘇我氏の正体」にはあまり賛成できませんでしたが、1つの考察として興味深い作品でした。

蘇我氏の正体 (新潮文庫)/新潮社

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2010-04-17 11:13:47

『風雲児たち』 ワイド版1巻

テーマ:漫画
 『風雲児たち』(みなもと太郎) ワイド版1巻

―あらすじ―
 幕末の日本。そこには日本の開国に尽力した風雲児がいた。そして、それらの人物が飛躍した背景には「江戸幕府の成立」があった――関ヶ原の戦いから、物語は始まる。歴史大河ドラマ(ギャグ)。


 2009年の初頭に、歴史好きの後輩から「面白いですよ」と、よく分からない内に渡されましたのがきっかけです。

 借りる前は、タイトルからてっきり重厚な歴史劇画かと思っていました。が、蓋を開けてみればギャグ漫画という肩透かしをくらい、最初は面白いのか半信半疑でした。しかし読み進めていくうちに次第に面白さが増し、それまで全く知らなかった人物を始め、蘭学の世界や、幕末までの繋がりが次々に頭の中に入っていきました。ここでは素晴らしさを書ききれませんが、間違いなく名作です。

 そして今回ワイド版を買い揃えることにしました。1巻では関ヶ原の戦いが描かれ、幕末へと脈々と続く、大いなる序章といった趣です。

風雲児たち (1) (SPコミックス)/リイド社

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2010-04-15 10:56:25

『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』 1巻

テーマ:
 『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』(夢枕獏) 1巻

―あらすじ―
 西暦804年、密を求め遣唐使として長安に入った若き留学僧・空海。折りしも長安では、妖しげなる事件が続いていた。空海と橘逸勢(はやなり)は事件に巻き込まれることに。


 唐の時代を背景としていますが、歴史小説ではなく、空海と逸勢コンビが活躍するファンタジー小説です。超然として物事にあたる空海と、自尊心を持ちながらも空海に一目置いている逸勢の2人の関係が、非常に上手く作られています。ストーリーもテンポ良く、500ページもある作品ながら、飽きることなく数日で1巻を読みきってしまいました。妖かしとの問答―「世界で最も大きいものと小さいものは何か」―も興味深い内容でした。面白い娯楽作品を探している人にはオススメです。ライトノベル好きな人にも読みやすいのではないでしょうか。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ1〉 (徳間文庫)/徳間書店

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2010-04-13 10:41:59

『ボクの音楽武者修行』

テーマ:
 『ボクの音楽武者修行』(小澤征爾)

―あらすじ―
 「世界のオザワ」として活躍する著者の自伝的エッセイ。24歳のとき、「外国の音楽をやるためには、その音楽の生まれた土地、そこに住んでいる人間をじかに知りたい」という思いから、スクーターでヨーロッパの一人旅に向かう。そしてブザンソン国際指揮者コンクールを経て、ニューヨーク・フィル副指揮者に就任するまでを描く。


 写真も多く、あっさりと読める作品です。苦労や困難を全く感じさせずに書かれているあたりからも、著者の大きさや人柄が感じられます。才能はもちろん、自分の目標のためにと一人で海外へ飛び出す行動力にも驚かされました。中学生や高校生など、自分の将来について悩んでいる人には是非読んでほしい本です。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)/新潮社

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2010-04-11 10:19:53

『一休伝』(上巻)

テーマ:漫画
 『一休伝』(画 小島剛夕/原案 水上勉/脚色 佐々木守) 上巻

―あらすじ―
 室町時代を生きた破戒僧・一休宗純。彼の生き様を描く。


 私が小学生の頃、母に偉人の伝記を何冊か買ってもらいました。その中でも非常に興味を持った人物が2人おり、そのうちの1人が一休宗純でした(もう一人は発明王エジソン)。


 2005年には『一休伝』(水上勉)を読みましたが、今回買ったのはその小説を元にした漫画です。小説は『狂雲集』や『年譜』といった歴史的資料からの引用が多く、浅学な私ではなかなか読むのが大変な作品でした。が、今回の漫画では一休の少年時代があっさりと描かれており、あまり基礎知識がなくとも読みやすくなっています。上巻では師との死別までが描かれており、破戒僧としての一休の姿としては、次の中巻からが本番かと思われます。

一休伝 (上巻) (ホーム社漫画文庫)/ホーム社

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