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2009-11-29 18:38:17

宮城谷三国志 4巻

テーマ:
 『三国志』(宮城谷昌光) 4巻

―あらすじ―
 三国志。


 4巻では、有名な人物はあまり活躍せず、董卓死後の混乱期と、呂布の逃亡が描かれます。前者は小人物たちによる利権争いといった感じで、他の三国志なら略されがちな部分ですが、宮城谷三国志ということで、彼らにもスポットがあたっています。ただ、どうしてもこの部分は面白さに欠けてしまう感じが否めません。

三国志〈第4巻〉 (文春文庫)/文藝春秋

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2009-11-28 20:32:01

『QED 鬼の城伝説』(再読)

テーマ:再読
 『QED 鬼の城伝説』(高田崇史)

―あらすじ―
 岡山の吉備津神社に今も伝わる鳴釜神事。大和朝廷によって退治された鬼神・「温羅」が、釜を唸らせて吉凶を告げるという。一方、鬼野辺家にも先祖代々伝わる大きな釜があり、鳴ると家主が死ぬという言い伝えがあった。そして釜が鳴り、事件が起きてしまう…果たして桑原崇が出した結論とは。シリーズ第9弾。


 今回は桃太郎の話です。いつものように長い作品でしたが、「鉄」や「鬼」といった部分をもう既刊で説明してしまっているせいか、驚かされた部分が少なかったように感じました。その分、説明くささがなくなり読みやすくはなっていますが、少し物足りないと感じたのも事実です。私は日本神話などにまだ興味が向かないため、余計そう思えてしまうのかも知れませんが。

QED 鬼の城伝説 (講談社文庫)/講談社

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2009-11-27 17:37:29

『宗像教授伝奇考』 7巻(潮漫画文庫)

テーマ:漫画
 『宗像教授伝奇考』(星野之宣) 7巻

―あらすじ―
 主人公・宗像伝奇(むなかたただくす)は、東亜文化大学の民俗学教授。鉄の歴史や民俗学を研究する彼が、地方に残る伝承や民話の謎を解いていくという歴史SF漫画。


 一応文庫はこの巻で完結となります(本来は8巻まで刊行予定だったとのことですが)。この巻に収録されている「龍神都市」では、宗像の講師職を巡って学長との舌戦が描かれます。平城京の遷都問題を水神(龍)に絡ませ、見事な推理が展開されていきます。

 また、読み切り作品である「マレビトの仮面」は短いながらも読み応えがある作品です。田舎の風習が持つ閉塞感と集団に属する人々の共有意識が合わさり、ダークな余韻を残してくれています。

宗像教授伝奇考 (第7集) (潮漫画文庫)/潮出版社

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2009-11-25 08:21:01

転職

テーマ:日記
 転職しました。

 今年の5月末に退社し、約半年間の求職活動を経て、このたび社会復帰しました。今日が初出勤で、職場は京都です。職種は少し変わりましたが、前職と同じ業種でまた働くことが出来るのは嬉しいですね。そもそも、この不況下で中途社員として採用してもらえただけでも幸せというものです。何より京都にも帰ってこれましたし、心機一転して頑張っていきたいと思います。
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2009-11-23 20:32:17

『花物語』(上下巻)

テーマ:
 『花物語』(吉屋信子)

―あらすじ―
 可憐な少女たちの、恋愛、友情、喜劇、悲劇…それぞれの物語が鮮明に映し出される。大正時代に書かれ、脈々と読みつがれた「女学生のバイブル」。


 8年に渡り文芸誌に連載された、連作短編集です。短ければ4ページ、長くとも30ページといった僅かな中に、少女たちのちょっとした物語が描かれてます。さらに、何といっても描写の美しさが目を惹きます。たおやかで清楚な少女たちが鮮やかに描かれており、挿絵はなくとも、さながら美術館といった趣でした。また、長年に渡って書かれているせいか、上巻と下巻では作風が変化しており、多種多様な話が詰め込まれている上巻に対し、下巻では少女同士の恋愛が多く書かれています。個人的には上巻の方が好みでした。「福寿草」や「燃ゆる花」、「釣鐘草」など、美しくも悲しい物語が涙を誘います。

花物語 上 (河出文庫 よ 9-1)/河出書房新社

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2009-11-21 18:13:41

『泣き虫弱虫諸葛孔明』 第壱部

テーマ:
 『泣き虫弱虫諸葛孔明』(酒見賢一) 第壱部(1巻)

―あらすじ―
 稀代の天才軍師・諸葛亮。果たしてその実体は、奇抜な服装に身を固め、宇宙を熱く語り、自ら「臥竜」と名乗る奇人であった…?


 一味も二味も違う諸葛亮像に迫る作品です。まさかの解釈に驚かされたり笑わされたり、いい意味で馬鹿馬鹿しい三国志です。黄夫人とのラブラブっぷりや、自らの名声のために勝手に「鳳雛」を作り出すなど、既存のイメージを払拭してくれました。さらには諸葛亮だけでなく、師の龐徳公や、のちに仕えることになる劉備もなかなかの性格をしており、舅の黄承彦や弟の諸葛均、友人の徐庶たちが彼らによってボロボロになってしまいます。1巻ラストでは、やっと劉備の招きに応じたところで終わっており、次巻からの活躍が期待されます。

泣き虫弱虫諸葛孔明〈第1部〉 (文春文庫)/文藝春秋

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2009-11-20 21:00:17

『QED ベイカー街の問題』(再読)

テーマ:再読
 『QED ベイカー街の問題』(高田崇史)を読みました。

―あらすじ―
 シャーロック・ホームズファンが集まるクラブ、「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」のパーティーに出席した桑原崇と棚旗奈々。しかしパーティー会場で殺人事件が起こってしまう。この事件の真犯人と、ホームズシリーズに隠された謎を追って、崇の推理が幕を開ける。シリーズ第3弾。


 今回はシャーロック・ホームズの謎ということで、歴史の謎を主とするQEDシリーズにしては異色の作品です。ただ私はホームズに関してはほとんど読んだことが無く、本作にはあまり夢中になれませんでした。崇の推理も、肝心な所が曖昧だったような気がします。「こういう解釈もアリだろう」と提示して終わってしまったかのような印象を受けてしまいました。ホームズシリーズを読み込んでから、もう一度この作品を読めば、また感想が変わるのかもしれませんが。

QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)/講談社

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2009-11-18 18:36:23

『パノラマ島綺譚』(漫画)

テーマ:漫画
 『パノラマ島綺譚』(作/江戸川乱歩 画/丸尾末広)

―あらすじ―
 三文小説家である人見広介は、かつての同級生で、自分と瓜二つな菰田が資産家となっており、さらに彼が死亡したことを知る。自らの計画のため、菰田に成り代わろうと画策する広介。そして広介は巨額の建設費を投じて、夢のテーマパーク・パノラマ島を建設しようとする――江戸川乱歩の同名小説を完全漫画化。


 先日ブログに書いた『芋虫』と同様、江戸川乱歩×丸尾末広という、奇才同士の組み合わせです。人間の欲望を押し出した、艶美にして退廃、そして幻惑が混じりあった「パノラマ島」の描写は、まさに素晴らしいの一言に尽きます。これ以上ない映像化でしょう。丸尾末広というと、アクの強い作風で一般向けではないイメージが強いですが、この作品ではそういった部分は極力抑えられていました。それでいていつもの個性は惜しみなく出ており、ストーリーが絵を、絵がストーリーを引き立てています。『芋虫』とはまた違った、魅力溢れる作品です。めくるめく狂気の世界をどうぞ。

パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)/エンターブレイン

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2009-11-17 20:17:51

『あすなろ物語』(再読)

テーマ:再読
 『あすなろ物語』(井上靖)

―あらすじ―
 明日は檜(ひのき)になろうと願いつつも、永遠に檜になれない翌檜(あすなろ)。その翌檜に自分の姿を重ねつつ、多感な青年期を過ごし成長していく鮎太と仲間たちの物語。著者の自伝的作品。


 鮎太の成長に合わせ、少年期・青年期・成人期と、全6章からなる物語です。鮎太はもちろんのこと、高き志を抱いた若き翌檜たちがそれぞれに悩みながらも檜を目指していく、彼らの真っ直ぐな強さが心に刺さる作品です。翌檜から檜になる友人や、少し変わった友情を育んだライバル、可憐な三姉妹など、数々の登場人物も魅力的でした。中でも、中盤で主人公が「あなたは翌檜ですらない」と言われるシーンがあるのですが、そのシーンが特に印象に残っています。中学生や高校生はもちろん、大人にも読んで欲しい作品ですね。

 いつまでも手元に置いておきたい作品の一つです。

あすなろ物語 (新潮文庫)/新潮社

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2009-11-16 22:40:37

『ティファニーで朝食を』

テーマ:
 『ティファニーで朝食を』(トルーマン・カポーティ/村上春樹 訳)

―あらすじ―
 第二次大戦下のニューヨーク。とあるアパートに引っ越してきた主人公は、ある夜、新人女優であるホリー・ゴライトリーと出会う。天真爛漫なホリーに、多くの男たちが振り回されていく。表題作ほか、3編を収録。


 有名映画の原作ですが、映画のようなお洒落な恋物語ではありません。可憐で気ままなホリー・ゴライトリーと、彼女を取り巻く男たちの物語です。自由さを求め続けるホリー・ゴライトリーと、どこか不自由さを受け入れている主人公の対比が、「ティファニーで朝食を」の言葉に表れていました。

ティファニーで朝食を (新潮文庫)/新潮社

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