2005-10-20 10:01:37

『69 sixty nine』

テーマ:
 『69 sixty nine』(村上龍)

―あらすじ―
 1969年、日本では学生運動が盛んになっていた。佐世保の高校に通う3年生の矢崎剣介は、生徒たちを管理せんとする教師たちや体制に反抗するため…ではなく、本当は同級生のマドンナ・松井和子の気を惹くために、親友のアダマたちと共に一大フェスティバルの開催を企画する。さらには勘違いから、学校をバリケード封鎖しようと計画する。


 いい意味で非常にバカバカしくて笑える作品です。青春小説と言うと、主人公の悩みが書かれたりして暗い話になってしまいがちですが、この小説の主人公はとにかく前向きです。それも、根底にあるのは「モテたい、恰好つけたい」という、いかにも高校生らしいエネルギーです。その膨大なるエネルギーが、フェスティバル、さらにはバリケード封鎖といった形で爆発していました。青春小説の傑作ですね。

69 sixty nine (集英社文庫)/集英社

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2005-10-18 23:57:02

『ドグラ・マグラ』(下巻)

テーマ:
 『ドグラ・マグラ』(夢野久作) 下巻

―あらすじ―
 胎児よ 胎児よ 何故踊る 母親の心がわかって 恐ろしいのか――「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来す」と銘打たれた作品。三大奇書としても名高い。


 ついに『ドグラ・マグラ』の下巻を読み終えました。はっきり言って全く理解は出来ていません。が、江戸川乱歩や大槻ケンヂ氏の作品を読む自分にとっては、一念発起して読んでおかなくてはならない作品だったので何とか読み終えられて何よりです。

ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)/角川書店

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2005-10-10 09:50:24

『人間椅子』(江戸川乱歩文庫)

テーマ:
 『人間椅子』(江戸川乱歩)

―あらすじ―
 外務省書記官夫人であり、美人作家でもある佳子の元に、突然ある男から原稿が送られてきた。その原稿に描かれていた恐るべき内容とは――「人間椅子」。他9編のホラー、ミステリー作品を収録した短編集。


 漫画にしろ小説にしろ、本当に上手い人というのは、短編が上手い人ではないかと思っています。長々と続けるよりも、一定の長さの中で「面白い!」と思わせてくれる作品はなかなかありません。その点で、この短編集に収録されている短編はどれも見事な作品ばかりです。表題作「人間椅子」もオススメですが、他にも、人間の悪意を描いた「お勢登場」、一風変わった性癖の男が登場する「人でなしの恋」、個人的には地味な良作だと思う「木馬は回る」など、粒揃いの1冊です。

 脳がとろけるかの如く。退廃にして耽美。劇薬にも似た衝撃。

人間椅子 (江戸川乱歩文庫)/春陽堂書店

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2005-10-04 23:08:00

『異邦人』

テーマ:
 『異邦人』(カミュ 訳/窪田啓作)

―あらすじ―
 ムルソーが人を殺した理由は、「太陽のせい」。理性とは、不合理とは何かを書く。


 『異邦人』と言えば有名なので、どのようなものか読んでみました。が、海外小説特有の読みにくさも相まってあまり面白い話ではありませんでした。ただ、Amazonなどのレビューでは「若いうちは読んでも理解できなかったが、改めて読んだら面白かった」とあったので、幾年かすれば面白さに気が付くようになるのかもしれません。

異邦人 (新潮文庫)/新潮社

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