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November 27, 2012

サイゴン・ラブストーリー

テーマ:東南アジア日記2
May 06, 2007

「サイゴン・ラブストーリー」


Huyen(フェン)に会ったのはホテル265のドミトリーだった。デタム通りに面した8階建てのそのGH(ゲストハウス=安宿)のドミトリーは、1泊$3(約360円)で滞在することができた。8階までヒーヒー階段を上って行くしんどさを我慢すれば、とても清潔で居心地のよいGHだった。

ドミトリーにはベッドが4つあったので、3人の見知らぬ人と相部屋ということになる。僕がチェックインしたときは、他のベッドはまだ空いていた。しばらくすると韓国人のカップルが来た。カップルでドミに泊まるのはおかしいな?と思ってると、どうもカップルではないらしい。どうやらプノンペンから来るバスの中で知り合ったようだ。彼らとしばらく世間話をしていると、フェンがやってきた。フェンはどこか疲れた感じがして、気だるそうで、無口だった。いちおうひととおりの挨拶をすると、彼女がベトナム人でビジネストリップでサイゴンに来たこと、今風邪をひいていて気分がよくないことなどがわかった。そんな感じで僕とフェンは出会った。

体調がよくなると、彼女はケタケタとよく笑いよくしゃべった。年齢が近かったので、僕らはすぐに親しくなった。彼女は昼間出かけると、高級ホテルのロビーなどから日本語の新聞や情報誌をしっけいしてきて、僕のベッドの上にポンと置いてくれるようになった。あるときは、僕が毎日通っていたカフェでバナナシェイクを飲んでいると、どこからかフェンがやってきて、僕の隣に座り、僕が一杯のバナナシェイクを飲む間にココナツジュースは3個も4個も飲んで、「おごれ」と僕にせがんだ。またあるとき、サイゴンで知り合った日本人の女の子とその友だちのベトナム人の女の子と3人でカフェにいると、フェンがやってきた。そして、2人にわからないように僕の足を蹴っ飛ばしやがった!

フェンは美人大国のベトナムの中にあって決して美人ではないけど、どこか憎めない愛らしさがあった。写真でもわかるように、フェンはいつもデカイフレームのサングラスかメガネをかけていた。僕はあるとき「なんででかいサングラスしてるん?」と尋ねると、フェンは「だって、ヨーロッパのモデルはみんな大きいサングラスしてるでしょう」と言った。僕はそんなフェンのユニークなセンスが好きだった。

旅をしてると、異国の女性を好きになることもある。そもそも国籍や育ってきたバックグランドなんて、人を愛する時にはまったく関係なくて、言葉が通じない分そこにはリアルな愛があり、より純粋な気持ちになれる。僕はフェンに出会って、すごくピュアで優しい気持ちを知ることができた。

これが僕のサイゴン・ラブストーリー。$ピースメーカーコウヘイの日記-サイゴンラブストーリ
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