2012-12-03 14:00:51

人生一直線『改めて語る ロンドン五輪柔道競技の見解』

テーマ:オリンピック
あっという間に2012年が終わろうとしています。

皆さんは今年を振り返って見て、どんな1年でしたか?
スポーツの祭典であるオリンピック・パラリンピックでは
沢山の感動を頂きながら無事に閉幕しました。

また、柔道界ではすでに新旧交代のなか新星若手
選手たちが先日行われたグランドスラム東京大会で
大活躍してくれました。
観戦している私もワクワクさせてくれる内容でした。
これから益々楽しみに応援して行きたいですね。

さて、今月は4年後のリオデジャネイロオリンピック
へ向けて前進して行くために、あらためてロンドン
オリンピック柔道競技における予想外の結果について
私なりの見解をしてみたいと思います。

まず、日本人選手と外国人選手の一番大きな違いは
「表現」と「プロデュース」する「底力」だと思います。
試合ではたった5分間の戦いで勝敗が決まります。
限られた時間の中で自分のすべてを出し切ることが
重要となります。
その短時間の中で日本人選手は「自分自身」の考えや思いを
表現する力が足りません。小さい頃からの柔道環境から
どうしても指導者からの一方的な指示待ちになりがちで、
自分の中にあるものを伝え、表現出来る場面が
なかなかありません。

例えば、選手たちは
・自分はこう思います。
・自分はこれに挑戦します
・自分は今こんな状態です
・自分はこんな稽古をやってみたいです。

などの自分の意見を伝える環境ではないため、
ついつい自分の意見を我慢してしまいます。

また、自分の戦いをプロデュースすることが下手です。
試合の「はじめ」から「それまで」の試合中に
今の自分が何を考えどう戦えばいいのかなどの
組み立てが上手く出来ていません。
自分の思い通りにならなければ、頭と身体の
バランスの歯車が狂い、気持ちが不安定になってしまい、
もろくも崩れ落ちて行きます。

しかし、外国人選手は国民性もあるかもしれませんが、
自分の考えや意見を相手に伝えたうえで、
指導者との理解・共通認識を持ち、状況判断をしながら、
最終的には「勝利」に対しての手段を戦いの中に
見出だすことが上手です。そして、今の自分を気迫と
共にしっかりと相手と審判と観客に表現しながら、
自分が勝てる自分をプロデュースして行くのです。

無制限一本勝負ならば、最終的には日本人選手が
勝てる可能性はあると思います。
しかし、大会となると世界が注目する中において
限られた時間で結果を出さなければなりません。
そんな柔道競技だからこそ、一瞬の爆発力と
判断力が必要なのです。
そうなると自己コントロールに勝っている
外国人選手に軍配が上がってしまいます。

そこで、私は自分の教え子たちに「表現力」と
「プロデュース力」を養ってもらえるように、
いくつか現場指導の際に指導者に意識してやって
いただいていることを今回は紹介します。

◎まずは先月にも書いたように、選手が「主役」
であることを指導者が認識することです。
主役である選手たちを出来る限り輝かせてあげることを
前提に指導内容を考えることが必要です。

その他に、

・選手たちに今の目標を明確にした上で
その目標達成のために何が必要か、何が足りないのか、
何を修正すべきなのかを自己申告してもらい、
それに対してどう取り組むべきかをお互いに話し合う。
・選手たちが心の中の思いを声として引き出せる
言葉掛けをしてあげ、選手自身を表現させてあげる。
・稽古内容も一方的に与えるやり方ではなく、
何故この内容なのかを説明理解させ納得を再確認する。
・気が入る、入らないの稽古すべては本番に
直結しており、その時の心理、稽古内容に妥協を
入れさせないことを場面場面で意識させてあげる。
・段階ごとの課題を与え、その結果報告を
自己申告してもらい、その後の課題に
活かしてもらえる流れを作ってあげる。

などがあります。

◎最後に「大きな声」を出せる選手にしてあげる。

例えば、
「挨拶」「返事」「稽古中の声」「笑い声」
など心の声を表に出してあげることです。
「声」は気迫の現れであり、また気持ちの切り替えや
スタミナ強化にもつながります。

私自身がまだまだ指導者として未熟で試行錯誤中ですが、
これからも皆さんと一緒にしっかりと選手たちが
悔いの残らない自己表現出来るたくましい、
そして素敵な柔道家になることができるよう、
選手育成に取り組んで行きたいと思います。

さぁ~いざ
新星たちよ、思う存分に気持ちを表現して下さい。

さぁ~いざ
指導者たちよ、思う存分選手たちの声を聞いてあげて下さい。


追伸
今年も私の月に一回しかないブログに目を向けて頂き
ありがとう御座いました。
内容的には、素人考えでの内容で、
皆さんには不満足なところも多々あったと思います。

しかしながら少しでも皆さんと思いを共有出来ましたこと
嬉しく思っております。

2013年も皆さんと共に

「誰かの為に
何かの為に
役に立てる」

そんな古賀稔彦でありたいと思います。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします。
いいね!した人  |  リブログ(0)

古賀稔彦さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。

    Ameba芸能人・有名人ブログ 健全運営のための取り組み
    芸能ブログニュース