ギタリスト 小暮浩史の「アルハンブラへの道」

ギタリスト 小暮浩史の「アルハンブラへの道」

クラシックギタリスト小暮浩史の日々の出来事や、演奏活動、ギターに関する話題などを、自由気ままに綴っていこうと思います。 

『芸術はきれいであってはいけない。上手くあってはいけない。心地よくあってはいけない。』(岡本太郎著/自分の中に毒を持て)

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「3月一時帰国時に、ソロのリサイタルはないの?」という皆様からの声を受けまして、突然ではありますが≪小暮浩史 プチ・リサイタル≫を計画いたしました!!!
プチとは言ってもプログラムはそんなにプチでもありません(笑) 今回のコンセプトは「パリを想う」。
ポンセ、ディアンス、タンスマンの3人の作曲家を取り上げます。三者三様、パリでの生活は彼らの音楽活動にとって欠かせない活力となっていたはずです。私自身も先月にふと思い立ってパリを旅したとき、この街に根付く文化レベルの高さを再認識させられました。

...

というわけで、クラシックギターのレパートリーの中でも私が昔から好きなこの作品たちを取り上げようと思います。あまり人前では弾いていない作品たち、大放出です。

3月16日(土)の14時から、新宿駅からほど近いところにありますjdrサロンをお借りしての開催です。限定40名様。
チラシはちょっとラフに作りましたが、演奏はいたって真面目です(笑) そしてチケット代が5円引きの意味とは、果たして・・・!

頑張りますので皆様の応援をどうぞよろしくお願い致します!!! チケットお問い合わせは私宛のメールhiroshi.590590@gmail.comまでお願いします。

ご来場心よりお待ちしております。

 

3月の一時帰国中に、クラシックギターの個人レッスン(ワンレッスン)を受け付けています。

「楽譜の読み方が分からない!」という初心者の方から、コンクールに挑戦する方まで、

レベルに応じて丁寧にアドバイス致します。

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!

 

日時:3/1〜3/28の間で応相談(日程を伺って、擦り合わせながら決定いたします。)
レッスン時間:1コマ60分 複数コマ受講可
場所:都内音楽スタジオを予定

受講料:1コマ11000円(受講レベルに応じて多少前後いたします。)
その他条件、ご質問など詳しくはお問い合わせ下さい。

 

受講を希望される方はメールhiroshi.590590@gmail.comまでご連絡下さい!

お待ちしております!!(・∀・)

 

さて、今日から東京国際の優勝記念コンサートツアーが始まりますニコ




最初の会場は沼津(・∀・)
実はとても好きなところで、何かちょっと遠出したいな、という時によく行く場所ですニコニコ

さて、なかなかハードなスケジュールだけど、頑張ります太陽

みなさん、お近くの会場でお会いいたしましょう!!!!シャンパン




さて、来月から全国ツアーが始まります‼️

昨年の東京国際ギターコンクールの優勝記念として全国12か所を周らせて頂きます。ギターで全国を周れるなんて夢のようです。ギター連盟さんどうもありがとうございます😭
お手数ですがチケットお問い合わせはチラシにある各会場の問い合わせ先までお願い致しますm(__)m

プログラムには多少の変更がありますが、全会場、全力を出し尽くす次第ですので、皆様お近くの会場にてお会いいたしましょう!!!  もちろん、ニューアルバム「oblivion」の販売もございます!

皆様とお会いできるのを、今から楽しみにしております😀💕


http://www.guitarists.or.jp/event5.html

突然ですが…、
明日10月25日に、マイスター・ミュージックより私のセカンドアルバム「oblivion〜オブリビオン」が発売となります!!





今回も前回のCDと同じく福田進一先生による「ギターディスカバリー・シリーズ」の第4弾として録音させていただきました。
今回のテーマは『ヴィルトゥオーゾ』。もちろん一枚のCDに収めるにはあまりに大きなテーマですが、私なりの切り口でギター界のヴィルトゥオーゾ達の作品を時代を追って録音致しました!

私がクラシックギターを始めるきっかけともなった作曲家ディアンスの遺作アレンジや、自編のバロック、コンクールでも愛奏してきたレゴンディやダンジェロなど、今回もクラシックギターの歴史を時代を追ってお楽しみ頂ける作品になったと思いますキラキラ拍手

デビューCDは5年前でしたので、留学や東京国際の優勝も経て、これからまた新たなスタートと言う意味では良い物ができたと思っておりますニコ

11月から行われる「東京国際ギターコンクール優勝記念全国ツアー」の各会場はもちろん、全国のCDショップ等でもお買い求め頂けます!
(コンサート会場でお求め頂いた場合はサイン会もあります!※各会場によって異なります)

インストアライブなどイベント情報も追って更新していきます!
皆さま、是非ぜひお求め下さい‼(*´∀`*)

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~福田進一ディスカバリー・シリーズIV~
  
1 A.ピアソラ(R.ディアンス 編):リベルタンゴ
2 S.アサド:南米風変奏曲
3-7 R.ド・ヴィゼー(小暮浩史編):組曲ト長調
8 D.スカルラッティ(小暮浩史編) :K.208
9 D.スカルラッティ(M.バルエコ編):K.209
10 G.レゴンディ:アリアと変奏 第1番
11 N.ダンジェロ:二つのリディア調の歌
12 A.ピアソラ(R.ディアンス編):オブリビオン

【演奏】
小暮浩史 ギター
発売日 : 2018/10/25
レーベル :マイスター・ミュージック(MM-4043)

東京国際ギター・コンクールの覇者、充実の新録音
 ヴェリア国際ギター・コンクールではオーケストラを相手に、アランフェス協奏曲を演奏し優勝。さらに2017年末には東京国際ギター・コンクールで久々の邦人優勝を飾った。(中略)このセカンド・アルバムでは、故ディアンスが最後に残した話題作のアレンジ、ブラジルのアサドによる最新作、また自身によるバロック編曲、さらにロマン派と現代の超絶技巧作品と、小暮浩史はその豊かな才能を披露している。(福田進一ライナーノーツより)

世界のはじまりの都市、アテネに行ってきました晴れ晴れ≧(´▽`)≦
今回はなんとギリシャ国営放送(ERT)の番組の撮影で、私はロドリーゴの有名な協奏曲「アランフェス協奏曲」から第三楽章を演奏しましたニコ
実はこの企画、昨年優勝したギリシャの「ヴェリア国際ギターコンクール」の賞品として、主催者が用意してくれたもので、昨年と今年の第一位と二位、計四名での出演となりました。ギリシャ人の学生が二人と、日本人が二人。
そうです、もう一人の日本人は仲良しギタリストの徳永真一郎さんでした。


(一番左はコンクールの主催者、一番右は指揮者。)

放送日程はこれから決まるようですが、日本でいうNHK的なチャンネルなので、ギリシャ全土で流れるはずですラブ   是非(ギリシャにお住まいの方は)チャンネルを回してみてくださいねキラキラ
ご報告が遅くなりましたが、先週の土日に行われた「第60回東京国際ギターコンクール」に参加して参りました。

大学四年生の時からほぼ毎年出場させて頂いておりますが、今年はおかげさまで優勝することが出来ました!照れロゼワインシャンパン
応援してくださった皆様、どうもありがとうございましたキラキラ
賞品として来年11、12月には全国ツアーもございます。これからも活動頑張ってまいりますので、皆様変わらぬご声援をお願い致します!!

来週フランスに戻ります、寒いんだろうなぁ。皆様風邪やインフルエンザにはお気をつけてニコ

それでは(o・ω・o)

(フェイスブックに投稿したものをこちらにも載せておきます。↓↓↓↓↓↓)

(2017.12.4記)
一晩明けて、、、おかげさまで東京国際ギターコンクール、優勝することができました!!
2010年からずーっと出させて頂き今回で通算7回目の挑戦。振り返ってみると、海外から来るコンクール常連の猛者たちと日本にいながら演奏を競い合える、とても貴重な機会を与えていただきました。途中迷ったこともありましたが、続けることで得られたものは多かったのではないかと感じています。何より、このコンクールに出ていなかったら留学も決めていなかったと思います。
この場を借りてお世話になった先生方、家族、応援してくださったお客様やギター仲間たち、コンクールを運営に携わって下さっているギター連盟の方々、全ての人に感謝をお伝えしたいと思います。毎年ご声援いただいて本当にありがとうございました。

演奏家として大切なのはこのあとです。より良い演奏を皆さんに聞いていただけるように今後もさらに勉強、練習していきたいと思っておりますので、皆様変わらぬ御指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 

来週またフランスに戻りますが、今できること、今しか出来ないことをしっかり頑張りたいと思います。

写真はお知り合いから拝借したものです(ありがとうございます!)。福田先生との写真、自分で見ても楽しそう(笑)

みなさま、またすぐにお会いいたしましょう!!ヽ(=´▽`=)ノ




今週はパリに行ってまいりましたニコニコ
ふと思いつき2泊3日の小旅行!!

ちょうど授業もない時期だったのでとりあえず電車を調べてみたところ、最近できた格安電車OUIGOのチケットが往復で取れた!ストラスブール←→シャルル・ド・ゴール空港だけど、な、な、なんと片道10ユーロハッ拍手 
フランス交通事情、恐るべしです。ちなみにこのルートで行くと、シャルル・ド・ゴール空港に着いたあと、パリ市内まで出る電車のチケットの方が高い(笑)

目的はいくつかあったのですが、今回はとても感動したカタコンブについて書いてみますキョロキョロ

「カタコンブ・ドゥ・パリ」はパリ市民の共同埋葬所であり、約600万体の遺骨が保管されています(展示はごく一部)ゲッソリ
キリスト教の世界では死者は土葬されるのですが、その昔パリには人が多すぎて、墓地が足りなくなったそうな。死者を埋葬しようと穴を掘ると、まだ土に返っていない状態の亡骸が出て来たり、そのおかげで疫病や水質の悪化が蔓延したり、当時の衛生状況は極めて劣悪だったようです。

そこで、墓地を移動する必要が出てきました。新しい場所に選んだのはノートルダム大聖堂などを作る際に採石した後の地下の洞窟。そこに遺骨を集め、集合埋葬所としたのです。

ルイ16世の時代に改めて整備され、担当者アイディアにより、人骨を並べて展示するという奇妙で斬新な観光スポットとなったのでしたドクロ

ということで、
ずーっと行きたいと思っていた場所に、念願叶って足を踏み入れましたランニング


入り口には、「止まれ!ここから死者の帝国」と書いてあります。



ほんとに、これ全部ヒトの骨です。
何百年前に生きてた人たちの実際の骨なのです。

中にはコケが生えたものも。


コケが生えてるとキレイだなって思うのは日本人だけなのでしょうか。少し風流な雰囲気にひたってみたり…おばけくん

滞在時間は40分ほど。日本では絶対に経験出来ない、骨に囲まれる体験。
パリという街の歴史の長さを感じ、そこに生きた人々のロマンや生きざまを想像したりと、とても素晴らしい時間でしたうずまき
怖いかなって思ったりもしたけど、圧倒的な迫力はただただ感動するのみです。お墓でさえアートにしてしまう、フランス人ってスゴいですね照れ
定番からはズレるのかもしれませんが、人気でおすすめの観光スポットですよ!!

みなさんも是非訪れてみては❓ウインク

さて今日は、ビザ更新に行ってまいりましたニコ

 
ビザというのはある国に外国人が住むための滞在許可証のことで、私の場合は学生なので学生ビザを申請することになります。学生ビザだと多くの場合は毎年1年ずつ更新するようです。
 
もう今年で3回目の更新なので慣れてはいますが、書類は揃っていても毎回ドキドキするものですねガーン
 
さてさて、せっかくなので学生ビザの更新の仕方、【フランス2017-18年度版】書いてみましょう!!もしかしたら、この記事を読んでいる誰かの役に立つやもしれませんのでグラサン
(私の住んでいるストラスブールのあるバ=ラン県の一例です。必要書類等は各県で異なると思いますので確認してください。)
 
①更新の申請をするためのランデヴー(アポイントメント)をとる。 普通は県庁のビザセクションに出向いて相談するが、この時期は留学生のためにストラスブール大学に臨時窓口であるアゴラが出現する。そこへ行き日時を決め、必要書類等の説明を受ける。
 
②書類を準備! これが一番大変ポーン
(書類すべてにおいて必ず原本コピーを用意すること)
イ、パスポート
ロ、期限の切れる滞在許可証カード
ハ、照明写真
ニ、在学証明書2017-2018年度
ホ、成績証明書(前年度分)
ヘ、経済証明 €615×12ヶ月分が最低必要(銀行の預金残高の分かるもの、奨学金の証明などでも代用可)
ト、社会保険Sécurité Sociale への加入証明(28歳以上)
チ、住居証明(電気代やインターネットの請求書など)
リ、家族構成や学歴などを記入するかんたんな表(窓口で記入すればOK)
 
 
③ランデヴーの指定日時に窓口へ。書類確認され、簡単な質疑応答、指紋を取られたりもする。
 
④書類が無事に揃って入れば面談後、念願のレセピセがもらえるハート
 
(レセピセ=正式な滞在許可証カードが出来上がるまでの間、一時的に学生ビザと同じ効力を発揮する受領証のこと。ただし、期限の切れた滞在許可証カードと同時に持っていないと効力は無いので注意!)
 
 
そんなこんなで、今年も無事に終わりました笑い泣き
あとは県庁からのConvocation(召集状)を待って、滞在許可証カードを指定された日時に県庁まで取りに行くだけニヤリ 無事に今年も学生ができそうですヒヨコ
 
当たり前のことですが、海外で学生をするには色々と手続きが大変ですねアセアセ 
その代わり終わってしまえば充実した生活が待っていますニコニコ
 
さて、学校に行こう。
 
それでは(o・ω・o)