1年を振り返って

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某所で打ち合わせを終えて、ようやく今年の仕事もおしまい。

加速度的に仕事が増えた2年目。久々に風邪ひきさんにもなりました。

土日に研究会へ出向くことが難しくなりました。

あたふたしているうちに終わってしまいました。

 

公私ともにビッグイベントがあった今年、研究面では念願だった著書を上梓したのが最大の成果(だと思っている)。

都城造営の祭祀については、発表のみならず気合を入れて資料集へ執筆したが、まさかの韓国語のみ。

そういえば、日本語の論文がありませんね…。来年は、きちんと書きます(反省)

講演や発表は、昨年から半減したので、少し楽でしたが、それを補って余りあるほど他の仕事がてんこ盛り。

大学も楽ではないことを痛感した1年となりました。

 

今まで、自分のために勉強してきたが、はじめて他人のため、つまり学生の学びのために勉強するようになったのも今年。

学生の指向性に応じて視野が広がっていく、ありがたいことです。

今年も良書やよい論文に出会えました。

一方、今年は音楽CDを1枚も購入しませんでした。28年前から買い続け、気付いたら1000枚を軽くオーバーしていたCD。

音楽鑑賞がネットへシフトしたことを痛感した1年でした。

 

さて、研究面で今年1年を振り返ります。

備忘録代わりにメモしておきます。

なお、エッセーなどは載せませんでした。

 

【著書】

『土木技術の古代史』歴史文化ライブラリー453、吉川弘文館、10月

【雑誌編著】

『考古学ジャーナル』705号、特集古代寺院の調査と研究、ニューサイエンス社、11月

【報告書】

『特別史跡高松塚古墳発掘調査報告』(共著)、5月

【その他】

「興福寺を掘る―近年の発掘調査成果―」『興福』第175号、興福寺、3月

【学会発表・講演など】

「日本古代都城造営の鎮祭と水辺の祭祀」韓国木簡学会創立10周年記念“東アジアの古代都城の築造儀礼と月城垓子木簡”国際学術会議、韓国・慶州、10月

「南都の寺院を掘る」若木考古会記念講演、國學院大學、10月

「穂高古墳群の発掘調査」古墳で考える安曇のそもそも記念講演会、安曇野市豊科郷土博物館、9月

「古代の高畑」あすならホーム高畑、奈良市、9月

「薬師寺の創建」寺院シリーズ講演会、鈴鹿市考古博物館、3月

「南都の古代寺院」栄区古代史セミナー、横浜市、3月

「前方後円墳の時代」史料でたどる日本と東アジアの古代史5、國學院大學オープンカレッジ、10月

「終末期古墳と古墳の終焉」同上、10月

 

今年もお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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近刊告知

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突然ですが、近刊の告知をさせてください。

 

『土木技術の古代史』歴史文化ライブラリー453

吉川弘文館

http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b309188.html

 

詳細は、上記リンクページをご参照いただけるとありがたいです。

 

昨年秋に依頼をいただき、じっくりゆっくり書いてもアカンな、こりゃさっさと今考えているところで勝負しようと思い、11月から執筆開始、3月末に書き終えて、なんとか刊行にこぎつけました。

 

某社の『古代官衙』に書いた原稿よりも文章量はやや多かったのですが、こちらの方があまり制約を感じずに、自分の書きたいことを書かせてもらった感が強い(笑)それでも文章量が増えすぎて、群集墳について書いた1章分を丸々割愛したり、雨落溝についても入れ込むことをあきらめたりと、結構バッサバッサ原稿を切って、それで278ページ(笑)どんだけ書くねん?切らなかったら、300ページ超え、さすがにそれは止めときました…(^_^;)

 

依頼から上梓まで1年弱、吉川弘文館のみなさまには本当にお世話になりました<m(__)m>古代土木ネタ、売れるかどうか不透明ですが(笑)なにせ類書がほとんどない。それでも20数年間、ひとつのテーマに取り組んだ成果、ちょっとは学恩をお返しできるかしら…。

 

悔やんでも悔やみきれないのが、恩師である吉田先生にご覧いただけなかったこと。今でも悔しいです。持参して、「おー、アンタもようやく…、いや~、お疲れさんでした!」その一言を聞きたかった。

 

しかし、刊行の安堵感に浸っている余裕は全くない。

今年の夏は…、

 

祭祀

 

この2文字が全てです。

いや~、こりゃ大変だ…。想像以上に(T_T)

今頃になって夏休みの宿題に追われて、毎日考え込んでいます。

秋に講演も何本か依頼を頂戴しているが、その前にまずこれを片付けねば。先週末からの集中講義でヘロヘロになって、喉が猛烈に痛いが、そんなこと気にしてられません(^_^;)

 

あ~、早く後期の授業が始まってくれないかな。そっちのほうが楽ですね。

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卒業

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涙あり笑いあり、お別れのシーズンです。

 

3日前は修了式、昨日は卒業式。

はじめての教え子たちを送り出す。

送り出す教員の気持ちをはじめて味わう。

おめでとうという気持ちと、もう巣立っていく

のかという一抹の寂しさが交錯する。

 

ともあれ、みんな進路が決まってよかった。

慣れるまで大変だろうと思うけど、社会と

いう大海を無事に泳いでいってほしい。

 

それにしても、今月はよく呑んだ。

昨年度末に匹敵する飲み会の多さ。

久しぶりにS先生と飲んで、古代史関連の

お話を伺うことができたり、家の比較的近

所の現場を表敬訪問し、久しぶりのメンバ

ーで終電まで飲んだり、いや~、楽しかった。

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1月

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年明けからずっと全開状態。

遺跡見学、懇親会、会議、授業、入試、ヒアリング、原稿締切、研究会がバタバタと続き、さらに卒論読んで講評して返却、成績評価、広報がらみの仕事、校正、原稿チェック、学会事務などなど、実に忙しい。加えて久しぶりの一人暮らしなので、炊事・掃除・洗濯・買い物・払込みなどなど、家事も全部こなさないといけない。いや~、なかなかに大変だ。

 

そんな忙しい1月、もっとも嬉しかったのは、中学・高校の恩師との再会だった。この世界に入ることを勧めてくれた先生、10数年ぶりにお会いして、お酒を飲みながらいろいろお話しさせていただきました。もちろん、いい学生さんをわが大学に送ってくださいと、こちらからちゃっかりお願いも(笑)

 

来月も公私ともにイベント満載。どうなりますか今から楽しみです。

今年1年を振り返って

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今年は、例年にもまして激動の1年でした。

 

3月で9年あまりの奈良生活に別れを告げ、東京へ戻って参りました。

それまでと全く異なる環境と仕事に驚きました。前期なんて全てがはじめてのことばかりで、気づくと終わっていたかんじでした。夏には群馬と長野で発掘調査実習2本、これで8月は終了、後期は多少雰囲気に慣れてきたものの、授業の準備や学務、さらには怒涛の発表・講演・取材ラッシュで、ほとんど休みなしの生活。それでも、12月頭に奈良へ出張して、いろいろ意見交換できたこと、夏以降、数多くの現場を見学させていただき、たくさんの知見を得たことなど、研究上の刺激をいただけたことは、本当にありがたかったです。

 

そして、学生教育と、研究体制の強化、これらの大切さを学びました。なにより、将来有望な学生たちに囲まれる生活もいいものだな、と思いはじめました。ただし、教育方法については試行錯誤の毎日です。

 

『薬師寺東塔基壇』などの報告や、『日韓文化財論集Ⅲ』に執筆した論文、あるいは『城の山古墳』の考察など、奈良での仕事はもちろんですが、東京へ来てからの仕事(『季刊考古学』137、韓国考古学会での発表、『國學院雑誌』117‐12など)がいくつか公にすることができて、なんとか順調に滑り出せたことが幸いでした。

 

来年は公私ともに大きな出来事があると思いますので、ますます気合いを入れて精進したいと思います。