暑い時にお花を長持ちさせる一番の方法は、〇〇をする事です!! | いけばな光風流家元 内藤正風のブログ

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昨日は、近くにある自衛隊青野原駐屯地の盆踊りに伺って、とても楽しい時間を過ごさせてもらった、光風流家元 内藤正風です。

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部隊ごとの出店や、花火もあって、とても大きな盆踊りでした。


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ところで毎日暑い日が続いていますよね。
今が一番暑い時期だとわかっていても、口から出てくる言葉は「暑い」「暑い」だけですね(笑)

さてこんな季節は、お花の日持ちがどうしても悪くなっちゃいます。
これは大きく分けると二つの理由があります。

理由その1
気温が高いと、お花の細胞活動がさかんになって、お花が早く咲くようになります。

冬はお花がなかなか咲かないのは、逆に細胞の活動がゆっくりだからなのです。
なので細胞の活動が活発になっているという事は。。。
蕾が早く咲いてしまう。
咲いている花が早く散ってしまう。
と言う事になるので、お花の日持ちがしにくくなってしまうのです。

理由その2
気温が高いとお花を生けている水の温度も高くなり、水温が高いとお水が早く傷んじゃいます。

お水には必ずバクテリアが存在しています。
このバクテリアは水温が高いと活動が活発になり、バクテリアがどんどん増えてゆきます。
バクテリアが増えるという事は、水が傷んでしまうという事になります。
傷んだ水をお花が吸うと、お花が早く傷んでしまいます。

このように、暑い季節にお花が早く傷んでしまう理由は大きいもので二種類あります。
なので単純に言うとこの理由を改善してあげるとお花の日持ちはよくなります。

理由その1の気温ですが、気温を下げるにはク―ラーをかけて、温度を下げてあげる方法があります。
ただし、昼間はクーラーを入れていても夜にはクーラーを切ると、夜には気温が上がり水温も上がっちゃいますよね。
なのでこの方法を実践しようと思われる方は、一日二十四時間クーラーを入れっぱなしにして、出来うる限り気温を低くしてください。
但し、これで効果は得られますが、全然エコじゃないですので、実用的な方法ではないですよね。。。。。
(^^;

理由その2の水ですが、これには二つ方法があります。
一つは、水が傷みにくくするように切り花の活力剤を水に入れてあげてください。
切り花の活力剤には、切り花の栄養分と水を傷みにくくする成分の両方がバランスよく入れられています。
なので特に暑い季節には、大きな効果を発揮してくれます。
二つ目は、水を小まめに交換してください。
水は汲んだ瞬間から傷みはじめます。
いくら切り花の栄養剤や、漂白剤など入れても、必ず傷みます。
なので暑い季節には小まめな水替えが何よりも不可欠になります。
水替えをマメにというとどのくらいの頻度かと思われるでしょう。
だいたい一日に一回は水替えをして頂くと理想です。

一番めんどくさいことかもしれませんが、お花を長持ちさせるには、マメな水替えが何よりも一番なのです。
お風呂に入る前とか、寝る前とか、ある程度時間を決めて習慣にしちゃうのもいい方法かもしれません。
マメな水替えをしたのとしないのとでは、倍と半分くらいは日持ちが変わってきますよ。
是非実践あるのみです。


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