一時期、携帯小説がぶんぁぁわーあーて。
棚一面使って並べられた時は、、なんかすごい嫌悪感があった。

読んでそれを感じるものと感じないものとはあるの。


携帯小説は、あの小さい画面で見るから理解できるいろいろがあるんだよ。


否定的なのは、それに飛びついた大人や世間もあって、、なんか。
小説が安くなったように思えたから、だよね。
もはや。ジャンルだから。

本当は別物って感じで読めばいいかなって思うけど。
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これは自殺した女の子の話。
なんか、ゆにぃのとこの話と少し重なるとこあって。

頭の中の絵を見たくなって。
買って読んでみた。


悪くない。
薄ぺらいところは、顕著にあるけどもw

自分で死ぬのはやめておこう。


いじめられっ子であるわたしには。
まぁ、いろいろわかるところもある。

でも、逆の立場って考えてもわからないものだ。
どうしていじめるの?
なんで、いじめて笑ってられるの?

人が嫌がることをわざとやって、それを笑うとか。
もう理解の範疇超えてて。

でも、自分が優位に立つためのパフォーマンスでもあるんだって。
そういう考え方があるのかって、、、。
それもある意味で自衛なのだそうだ。

被害者側は自衛のために取った行動が大体引き金になったり、エスカレートさせることになったりする。

いじめられっ子ではあるけれど。
友達がいなかったわけでも、一人で標的にされたわけでもなかったから。
わたしが受けたものはもっと幼稚なのだったし。
中学に上がった時にものすごく線引きをして人に近づかないようにしてたし。
大人ってこんなものだろうっていう思い込みだったんだけど。

それが余計気持ち悪かったらしいw
愛想笑いを突然できるほど器用じゃないのに。
突然、このころからそうするようになって。

人との距離を突然取った。

グループがあっという間にできて。
上のグループの人とはあまり話さないようにしたし。
わたしは一番下のいじめられる子たちが集まって作ったに近いグループに大体いたから。

話すことがその人の品位?を落とすことになるんだなぁーってのは見ててわかったから。
おとなしくしたんだよね。

元の性格はあるから、話せば話せるんだけどw

ただ、ちょっと話したくらいでからかわれる相手を見るのが嫌だったしね。
かわいそうじゃん。
望んで話したわけでもないのに、そのせいで下層グループの仲間にされてしまうのもさ。
三年間って割と長い。
人を変えるのにも十分だったしね。

自分から話しかけられないから、一緒にいたいわけじゃないけど。
とかさ。
なんか、いろいろとしがらみ?

一緒にご飯食べよーって。
初めて声かけた子とはいまでも、繋がってる。


学校って変なところ。
規則と繰り返しと集団の中に閉じ込められて。
みんな同じ色や形に成形される場所。

変わるといいね。
とくに、今更学校教育のなんたらやら未来やらってのはわたしには興味のないことかな。

いじめは無くならない。
でも、それで死ぬ人はいなくなってほしいね。

わたしは、それほど思い詰めるわけでもなく。
楽天的な性格と、学校には行くものっていう優秀な親の刷り込み教育のおかげで不登校にもならず通ったけど。

行かなくても良かったんだーって大人になってから知ったわよww


人の気持ちを知るって難しいことなのかしら。
人を想うってのも、難しいのかしら。

感覚は人それぞれ違う。
わたしはタフなんだそうだ。
そんなの、言われなきゃわからん。

痛みの感じ方など人それぞれだ。
なにが、止めになるかなんて人次第だ。


見返してやりなさいって、よく言われたけど。
わたしは偉くも有名にもお金持ちにもならなかった。

わたしは、わたしのまんま。
変わったことは、よく笑うようになったか。

それから、人を好きになった。

仕返しをしようとか、復讐をしようだとか。
いじめ返してやろうとか、全然思えず。

人の思考の作りってこんなにみんな違うんだなぁて思っただけだったね。


死の世界ってのは、興味があるみたいで。
妖怪とか幽霊とかってどうも、身近だったんだろうかね。

赤鬼の話はまた読みたいな。

やっぱり、学校ってバカバカしいかも。
でも。

わたしは、友達に会いに学校に行ってた。
稽古もバイトも。

いまだに、誰かに会いに行ってる感じだな。

それで外に出れる。
引きこもるのは苦手みたいだし。

世界は広いよ。
学生さんたち。

もしも、いま。
嫌で嫌で仕方がないなら。

学校の外においで。
大人なんて信用しないって思うかもしんないけど。
その大人の中にも、君らに似た経験をした大人もいる。
それから、大人と君らの中間みたいなそんな大人もいる。
頼りないなぁって思うかもしれないけど。

見方が一人もいないなんてこと、ないの。


死ぬ勇気があるのなら、死んだつもりで名前を変えて外の世界においで?
きっと、手を引いてくれる人がいる。
きっと、知らなかった世界がそこにはあって。
好きになれる人もそこにはいるかもしれない。

だから、死なないで。

タイムリーだったのか、本に呼ばれたのか。

ニュースではしきりに学生の自殺を流してて。
気づかなかった、そんなに追い詰められてるなんて、思わなかったって。
繰り返し繰り返し口にする大人の姿が流れてる。


べつに。学生だけじゃないけどね。
会社だってバイト先だって、イジメはある。

なくなれって、わたしも思うよ。
わたしは小さい頃ね、いじめられて帰ってきて泣いてたらお母さんに怒られたのね。
やり返してきなさい!

て、子供ながらにびっくりしてさ。
だって、学校ではイジメはいけません。
人には優しくしましょうとかさ、嫌がることはしてはいけませんって習うでしょう?
なのに、お母さんったら嫌なことされたならやり返しなさいって言うんだもん。
びっくりよ。

でもね、お母さんは悔しかったんだなって。
少し大きくなって思ったの。
泣くのも悔しくなって泣かなくなって、わたしははねっかえっていまに至るけど。
でも、いまだにやり返すのはチョット、、w

でも、学生の間は本当自分を殺して通ったなってところはあるのよね。
もっとそのままでいたかった。

大人になってからもね。
わたしは、出来のいい人間じゃないから。
ボロなんて叩くだけ出るし。
すぐ弱いとこ見られて標的にされがちだけど。
その分、人をたくさん観察するようになったのね。
そしたら、鬼畜な人だってたまに、優しいところがあるんだよなぁって。
酷いこと言うし、この人どうかと思うって人でも、なんでたまに。
ごく稀にね、優しく見えることがあるんだよ。

わたしは、そうやってみれるようになったことがいま生きててよかったなぁって。
外に出たら、いろんな大人に会えたし、友達や仲間にも会えたの。

優しさにも笑顔にも。

だから。
我慢なんてしなくていいから。
耐えなくていいから、学校なんてどうでもいいから。

自分を殺さないで。

辛いって泣ける相手は、、まぁわたしも甘えるの苦手でうまくできないけど。


どうか、いじめが世界からなくなりますように。

明日を笑いあえる人が一人でも増えますように。