子どもHAPPY化計画のブログ

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子どもHAPPY化計画 ブログニュース班の佐藤です。


12月26日に内閣府が2008年度の国民経済計算確報を公表しました。


内閣府HP(国民経済計算確報ポイント)

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h20-kaku/091225/zuhyo.pdf

(PDFで開きます。ページ番号7ページに「主要国の一人当たり名目GDP」、国別は6ページです)


確報によると、一人当たりの名目国内総生産(GDP)は387万1千円と、前年に比べて4.1%の減少。一人当たりGDPをドル換算して主要国と比べると07年度と同じ19位1993年の2位をピークに順位は低迷しています。

※なお、一人当たりではなく、国別の名目国内総生産は、第2位です。

また、家計の可処分所得は2年連続で減少。消費の落ち込みが大きい一方で、家計の貯蓄率は3.3%と07年度の1.7%に比べ上昇しています。可処分所得は、減少しているのに、貯蓄率が上昇するということは、社会的な潜在不安の現われとも言えるでしょう。


少し角度を変えてみましょう。国立社会保障・人口問題研究所が、2007年7月に初めて実施した「社会保障実体調査」の結果を12月24日に公表しています。

現在の暮らしについて12.5%が「大変苦しい」、24.8%が「やや苦しい」と感じており、苦しいと感じている世帯は計4割弱に。10年前の暮らしについては、「大変苦しい」が6.0%、「やや苦しい」が15.7%にとどまっており、苦しいと感じた世帯は計2割でした。また、10年前より、現在の方が「悪い」と感じている人は31.5%だったそうですから、3人に1人が暮らしが「悪化」していると回答してることになります。


国立社会保障・人口問題研究所

http://www.ipss.go.jp/

2007年社会保障・人口問題基本調査 社会保障実体調査結果の概要(Ⅵ 生活水準の変化 1.「暮らし向きの状況」参照)。なお、同調査では、子どもへの経済的援助や生活費用の担い手などのデータも公表されています。


同調査は2007年7月時点ですから、リーマンショック以前の調査となります。派遣切りなどの問題も表面化していない時期の調査結果ですから、今、調査をすると、数字はもっと、深刻なものとなっている可能性があります。



さて、子どもHAPPY化計画ブログニュースの今年最後の話題は、高校授業料無償化

文部科学省は、12月23日、2010年度から始める高校の無償化予算として3933億円を予算計上すると発表しました(概算要求では約4500億円を計上)。公立高校は授業料は徴収せず国と自治体が負担、私立高校は生徒一人当たり年額約12万円の就学支援金を学校に支給(生徒が高校に申請、国から都道府県を通じて高校に支払われ、支援金相当額が授業料から減額)されます。世帯年収350万円未満の生徒は約6~12万円の支援金が更に上乗せされるそうです。


NIKKEI NET

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091223AT1G2301O23122009.html

西日本新聞

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/143760


先進諸国は多くは、すでに、高校は無償化となっています。そう考えると、政策としては、当然のことで、遅すぎたくらいだと思います。

では、子ども手当ての支給、高校の授業料無償化などの政策で、日本の子どもの貧困が解決するでしょうか。

高校の授業料についてのニュースで、もう一つ、取り上げておきましょう。


文部科学省は、12月20日、公立高校に通う全生徒のうち2008年度に都道府県から授業料減免を受けた割合は、前年度より0.4%増の10.1%の23万620人に上り、過去最高となったことを調査結果として公表しています。調査を始めた1996年度は3.4%ですから、その約3倍となっています。つまり、10人に1人が、すでに、業料の減免を受けていということです。

ちなみに、私立校で減免を受けた生徒は19万5749人(前年度比2万4548人増)です。


NIKKEI NET

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091220STXKA007720122009.html


すでに、就学を支えるための、授業料の減免制度があるのです。いくら、高校の授業料が無償化となっても、扶養控除が撤廃されるのであれば、低所得者層は、かえって負担増になる可能性もあります。

また、高校に通学するための費用は授業料だけではありません。高校の教科書は自己負担です。他にも、通学するための交通費、制服がある高校では制服、体操服、修学旅行などの課外授業にかかる費用、部活動の費用など、様々な費用がかかります。授業料よりも、授業料以外の費用の方が、負担が大きい場合もあります。

授業料無償化だけでは、教育機会が均等になるとはとても思えません。子どもを取り巻く環境を冷静な視点で見つめ、その上で、解決策を見出すことが、大事なことと言えそうです。


子どもHAPPY化計画のブログニュースでは、子どもの問題だけではなく、広く、社会的な視点に立った諸問題(国内外にかかわらず)を、タイムリーに取り上げていきたいと思います。


今年一年、お疲れ様でした。新しい年も、どうぞ、よろしくお願いします。



日本の子どもをもっとHAPPYに!子どもHAPPY化計画*

http://www.kodomohappy.com/

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