2歳半と5ヶ月の男の子2人を連れて、ご入園手続きにお見えになったお母さん。


状況から専業主婦のご家庭だなとわかりました。

あえて何故保育園をご利用になるかは伺いません。

お手続きも終わって『少しでもご自分のお時間ができますね』とお声掛けしました。

嬉しそうな、ほっとしたようなお顔。

なんとかご主人を説得してここまでこぎつけたそうです。

こちらのご主人、有名企業のエリートサラリーマンだそうです。
きっとお仕事も大変でしょう。

人を頼らず、母親に育てて欲しいと考える気持ちがわからなくはありません。
私も妻が専業主婦の頃は、当然にそう思っていました。

でも、共働きに家庭になって、妻が不在で子どもと数時間も過ごす経験をすることで、育児に専念しているお母さんたちのご苦労を初めて知ることができ、理解することができました。

昔は親子三世代同居、又は近所に親が住んでいることで、皆で助け合って育児をしていたと思います。
高度成長期、お父さんたちが中々家に帰ってこなくても、お母さんたちは、近所の親に精神的にも頼ることができた。
でも今は、核家族化が進み、私のように田舎から首都圏に出て来くる人もいる。
頼りにできる人がいない状況での子育て。

そういうときこそ、役に立つのが保育園です。

今後は、こういった取組にも力を入れていこうと思います。



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