去年の暮れからよく石川県に行っています。
普段はANAを利用していましたが、今回は気分転換にJALを利用。
いざ、搭乗してみるとJクラスの席でした。
Jクラスってどんなかというと、ちょっとグレードの高い席。
フットレストとかついててワイドな席。
運ばれる飲み物もちょっとメニューが多い。
おぉ、Jクラスすごいじゃない。
こいつは気分がいいぜ~。と、思いながら周りの席の顔ぶれを見渡すと、
なるほど、徳の高そうなお方ばかりが席を陣取っている。
髪もピシッと整えておられる。ハゲていようがいまいがね。
チィッ!このままでは舐められるじゃないか。
Jクラスは完全にアウェイのようだ。
俺は、特攻の拓の「外道の秀人」並のガンを効かせながら差し当たり左隣の中年を威嚇しようとした。
がっ!その中年のメガネに「ブルガリ」と刻印されており、俺は震え上がりビビッて前を向いてしまった。
ガン飛ばしが未遂に終わっているうちに飛行機は空に舞い上がった。
俺は、飛行機の揺れが大嫌いだ。飛行機なんて信じられん。
ちょっと突風が吹けば落ちるに違いない。
やはり、飛行機は揺れている。
俺は手に汗を握りながらドキドキしていた。
ガクガクしながらも、周りを見渡してみると、
なるほど徳の高いお方衆はすまし顔で読書にふけっている。
チィッ!こうしちゃおられんと、ジャケットに手を突っ込み、
風俗情報で彩られたポケットティッシュを読みふけってみせた。
いよいよ飛行機は安定状態に入りだした。
俺は、まっさきにシートをガンガンに倒して、フットレストを上げまくって、
くつろぎにくつろぎ、靴まで脱いでハワイのビーチを演出した。
したり顔で、周りを見渡してやった。
ガッ!徳の高いお方衆は、フットレストを使うどころかシートすらほとんど倒していない。
むぅ~。ちょっと恥ずかしい。辱めを受けているようじゃ。
俺は、そのまま、すまし顔で揺れに怯えながら恥ずかしい体位にて空輸されたのであった。
Jクラスおそるべしぃ。