なんとなく無事に毎日




買いました



意図せず、片桐くん家と高杉さん家というお家繋がりになりました(;´∀`)





片桐くん家に猫がいる 3巻 吉川景都さん



もの凄い日常漫画ですw



ショートストーリー形式の漫画で、ただただ猫と過ごす日常が描かれています

エッセイ漫画ではありません





主人公の片桐がふとんを敷こうとふすまを開ける

すると、猫(ぎあら)が布団に挟まって寝ていてビクッとする

そのままでは布団が出せないので、べろんとぎあらを引っ張り出す

…と、その奥に猫(ミノ)がいてビクッとなる


その後、布団を抱え出すと、敷きたい場所に猫(ぎあら、ハツ)がいて布団を下ろせないw

シーツをかけようとバサッと広げると猫(ユッケ、ハツ)がつっ込んで遊ぶ


もう寝よう!と布団に入ろうとしたら猫(ハツ、ぎあら、ユッケ、ミノ)に占領されている

無理やり追い出して布団に入るも、枕元で猫(略)に見つめられ結局布団を半分明け渡して寝る




…そんな日常がひたすら描かれています

他に友人も出てきますが、基本猫絡みですw



猫を特別可愛くマスコット的に描いてあるのではなく、

たとえば猫の好きなところの写真を撮るという話では、片桐くんが撮った写真


肉球

折角なので今度は4匹分を並べての肉球

座っている時の前足のコッペパンのような形の手

口の笑っているところ

座った後姿のおしりの丸い感じ

後ろ頭

怒っている時の耳の向き形

首輪の肉の余っている部分

下を向いているときの口の部分

足の…etc.



猫が好きな人の目線ですw

こんな風に日常(?)の猫の可愛さを描いてあります





山も谷も無い話なのですが…笑えます

また片桐くんもなかなかいいキャラです



疲れた時に読むと、もの凄い癒し効果があるかも…w

猫は面白いなあ




次巻も買います










高杉さん家のおべんとう 2巻 柳原望さん



中を見ると、少し懐かしく感じる画風の作家さんです

少し前の少女マンガを彷彿させますが、初版は2010年


初め読んだ時は昔の漫画だと思っていたので、所々ニーソが出てきたり会話の端々にでる現代の話題に違和感を覚えていましたw

懐かしくて温かい絵柄の作家さんです



内容も温かいです

母親(父親は不明)を失った中学生の従兄弟の女の子を、同じく家族のいない31歳の主人公が「未成年後見人」として引き受け、二人一緒に暮らしていくようになる

というストーリーです




円滑な人付き合いや、会話が少々苦手な女子中学生

地理学の博士号を取ったオーバードクター(後に助教)の31歳、不器用で優しくも少々鈍い青年



かみ合わないのは必至



そんな二人が、ぎこちないながらも穏やかな共同生活をしていく為に役立っていくのがお弁当(料理)なのです



少女の亡くなった母親を思い出しながら作っていくキンピラ、ほうれん草のソテー、味噌味のハンバーグ…

一つ一つの話が可愛く面白く、そしてとても温かく描かれています



そして、所々で地理学を絡めていたり…w

またそれが楽しい

色々な豆知識が作品の邪魔をせず出てきます





1巻の最後では久留里(引き取った中学生)の恋心が少しだけ描かれました

2巻では温巳(主人公)の同僚への恋心が…



恋愛要素がこれからどの程度入っていくのかはわかりませんが

基本は家族のつながりの話で進むのかな?

今の気持ちが家族愛に変わるかそれとも恋心で進むか、それが誰の方向に向くのか…

まだまだわかりません



他にも色々個性溢れるキャラクターが出てきて、愉快に話を盛り上げていきます




もうすぐ3巻が出るので楽しみです