【意外と危険?】トクホ(特保)の罠 | 健康の常識・非常識 ~あんしんサプリドットコム・ブログ~

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「お茶のしずく石鹸」裁判の和解のニュース以降、
日本製のサプリメントの危険性を調べています。

昨日TUTAYAに行って、いろいろと立ち読みをしていると
気になる表紙の本が目に留まりました。

トクホ.png


トクホを買うのはやめなさい


内海聡(ウツミサトル)というお医者さんが書かれた新刊。
Facebook人気ユーザーランキングで「8位」(2015年10月現在)。

トクホを買うのはやめなさい [ 内海聡 ]

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・「トクホコーラ」の中身は発ガン性が疑われる有害添加物だらけ。

・ゼロカロリー食品は逆に太りやすくなる。

・・・・「ん??」

といった内容が気になり、

早速調べてみました。

トクホ商品.jpg


私の大好きな大和田常務こと香川照之さんの
CMでおなじみの「ヘルシア緑茶」。

トクホの先駆け的商品ですが・・・、


花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々、
「空腹時は飲むな、女性は注意」 日米欧研究

以下は、
→ MyNewsJapan記事より



エコナに次ぐ花王の目玉商品であるヘルシア緑茶。
今月(2007年1月)、その有効成分である
「高濃度茶カテキン」が原因と疑われる肝臓障害が
カナダで報告されました。

実はフランス、スペインでも
12件の肝臓障害が報告されており、
販売禁止措置もとられているようです。

だが日本でトクホに許可した厚労省は、
審議の議事録さえ十分に取らない
杜撰な審査しかしていないことも判明しました。

お役所仕事.jpg

他にもこんな報告も・・・


■「肝臓移植まで必要とした高濃度茶カテキンの被害」

「42歳の女性が、黄疸と腹部の痛みを訴え入院。
肝機能検査の結果は異常な値を示した。
入院後も患者の状態は悪化し、錯乱と脳症を起こして
入院後9日目で昏睡状態になった。

検査の結果、中毒性肝炎と診断され
入院17日目に肝臓移植が行われた。

患者は入院6ヶ月前から、
カフェインを抜いた緑茶から抽出した
カテキンのサプリメントを1日6カプセル
(カテキン量で600mg)飲んでいた。

このサプリメントは体重減少用に使用されており、
カナダでの販売は認められていない。

カナダの厚生労働省にあたる「ヘルスカナダ」の
医薬品・健康食品の副作用ニュース2007年1月号に掲載されたものだ。

この記事は日本では、国立健康・栄養研究所のホームページ
「健康食品の安全性・有効性情報」で1月17日に掲載された。



■「フランス、スペインでは発売中止になっていた」

他に同様の被害事例は起きていないか調べてみると、
フランスとスペインで1999年から2003年の間に
13件の副作用が報告されていることが分かった。

ほとんどのケースは軽い症状ですみ、
問題と疑われる商品の摂取をやめると改善した。

しかし1件だけは症状は改善せず、
肝臓移植まで行なったのだという。

原因として疑われたのは、フランスのアルコファーマ社の
Exoliseという緑茶抽出物のカプセル錠だ。

このような健康被害の場合、確かに原因の特定は難しい。

他にも色々な要因が想定されるためだ。

カナダ、フランス、スペインのケースでも、
高濃度茶カテキンが原因だと断定されたわけではない。

しかし摂取をやめると改善したことで、
その関連性が疑われる。

フランス、スペインでは、
サプリではなく一般用医薬品として販売されていたため、
肝臓移植まで必要とするような重症例を重視して、
2003年7月に販売禁止措置が取られた。



■「トクホの審議でも発ガン促進が示唆されていた」


では、日本では大丈夫なのか?

現在、高濃度茶カテキンを利用したサプリメントや飲料は、
一般食品として販売されている。

特に花王のヘルシア緑茶、ヘルシアウォーターは、
「体脂肪が気になる方に」という効能書きで
特定保健用食品としても認められている健康食品だ。

ヘルシア緑茶がトクホとして認められたのは2003年3月。

食品安全委員会が設立されたのは同年7月なので、
ヘルシア緑茶については、厚生労働省が有効性も
安全性もまとめて審議していた。



そこで厚生労働省が安全性について
どのように審議したのかを調べてみた。


ヘルシア緑茶を審議した議事録見ると、

「調査会の段階で、カテキンの発ガンのプロモーション
という話があって、それこそ医薬品食品衛生研究所で
やられたペーパーがでてきてちょっと問題になって、
その辺はどうなんだということで回答を求めて、
この中で多分、第1部あたりのところに全然問題ない
という文献を一応そろえてきているんですね」

という発言がでてくる。


ヘルシアの有効成分のカテキンに
発ガンプロモーションの疑いが指摘されていたのだ。

しかし議事録のなかで発ガンプロモーションという
言葉が出てくるのはここだけ。

その後、どのように審議されて
問題がないと判断されたのか、全然分からない。

実は、厚生労働省のトクホの審査は2段階になっている。

上記の「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会」
という長ったらしい調査部会の下に、

更に「新開発食品評価調査会」という会があって、
実質的な審査はそこで行われているのだ。

ではその調査会でどのような審議がされたのか?

厚生労働省のホームページには議事要旨という
メモ程度のものしか公開されておらず、
そこでは発ガン性という言葉は出てこない。


大企業とお役所

「闇が深いですね」



あまりナーバスになる必要もないとは思いますが
継続的に飲むのなら、定期健康診断の際には
肝臓検査の数値に注意したほうが良いでしょう。


厚生労働省が管轄する
サプリメントトクホ
いろいろとありそうなんで
今後も掘り下げてみたいと思います。




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