170123(月)
こっ、この味や!! 求めていたのはコレッ。
松阪の特製牛肉弁当1350円。
東京駅で全国の弁当を販売している「祭」でも売っていない。
京王デパートの駅弁大会でついにゲット。
 
思い起こせば四十数年前。じいさんが大阪に帰る私に買ってくれた。
子供心に高いのに悪いなあ。ガキはまだ味がわからんのに……、と子供心に思ったもんだ。
牛肉の大和煮というか、焼肉とすき焼きの中間と言ったら今の人にはわかるかなあ?
独特の甘辛味。ニンニクや唐辛子は入っていない。
この純和風が時に心地よい。
ふたの裏には成り立ちが書いてある。これによると昭和三十年代前半に「冷めてもおいしいようにするには」と横浜の崎陽軒と同じく苦心惨憺だったらしい。日本で初めての牛肉を使った弁当らしい。
あら竹。もとは滝原という松阪から紀勢線で三十キロくらい南にある小さな村でドライブインをやっていた。
 
じいさんの田舎はこの近所の三瀬谷というところだった。雨で有名なおと言ったほう大台町がわかりやすいかなあ。
夏休みになると七月中に片づけられる宿題を片づけ、八月いっぱいはずっとじいさんとばあさんのこの田舎に入り浸っていた。きっと家の堅苦しい雰囲気がいやで自由にさせてくれる田舎がよかったのかなあ?
パッケージ1 紀勢線で活躍した列車かな?
 
パッケージ2 一皮めくるとこんな感じ
 
じいさん。四十年ぶりに食ってるよ。やっぱうまいわ。
山形のどまんなか、食べたことないが近江牛、前沢牛の弁当もうまいんだろうと思う。
でも松阪のこの弁当。少し高いがわたしには「味」以外の大切な味が詰まっている。
 
今日はお茶で汽車の旅を楽しむとしよう。
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