こばごうのコレ切ってアレ食って

小林剛による天鳳名人戦自戦記など


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5月に発売された私の本「スーパーデジタル麻雀」が

ついに増刷されることになりました!

ありがたいことに売り切れる書店も増え、アマゾンからも

なくなって数か月、やっとみなさまの要望に応えることが

できます。

同時期に発売された他の方の戦術本が次々と増刷されていき

小林の本は売れてないのかと心配した方もいるかと思いますが

そんなことはありませんでした!

おそらく初回の部数が他の方より多かったのだろうと

勝手に思っていますw

 

たくさん発見された細かいミスを修正し、

まもなく第二刷が出回ることになるでしょう。

 

 

さて、ここで話題になったこの本の前書きを

思い切って公開しちゃいましょう。

 

脱・スーパーデジタル宣言

 

私はよく「スーパーデジタル」というキャッチフレーズをつけて紹介されます。この本のタイトルにもつけていただくことになりましたが、実は自分ではこの名前を名乗ったことはなく不本意で、このタイトルにも誰よりも反対したのが私でした。

ここで、この「デジタル」という言葉について考えてみましょう。

「デジタル」という言葉が麻雀の世界に登場したのは、私の知る限りでは1990年くらいの名作「勝負師の条件」(山根泰昭&嶺岸信明)だったように記憶しています。

それまでの麻雀の戦術といえば、過去に起こった出来事から局と局のつながり・因果関係・ツキ・流れなどを判断して、その後に起こる偶然までも予想しようというのが一般的でした。つまり、一局一局の出来事はすべて連続しているという考え方で、時計でいえば秒針が連続して回っていくアナログ時計のイメージです。

それに対して、一局一局、ひとつひとつの出来事は偶然で独立しているという考え方があります。秒針ではなく、1→2→3→4のようにパッパッと数字が切り替わっていくデジタル時計のイメージです。このデジタル時計のように、ひとつひとつの事象が連続せずに切り替わっていくという考え方を、比喩的に「デジタル」と呼んだのです。言い換えれば、麻雀牌はランダムに並んでいて、次に何が起こるかはまったく読めない、一局と一局は独立しているという考え方です。

私は覚えたての頃から、麻雀に非科学的な因果関係を持ち込むことはなく、偶然と確率のゲームであるというデジタル的な認識で楽しんでいましたが、残念ながら20年前にはそれは少数派で、古くからの麻雀打ち達には異端児として扱われてきました。否定されるのは仕方ないことなのですが、彼らの言い分は我々の考え方を認めないどころか、次のように勝手に定義をすり替えて叩くことでした。

「麻雀牌はランダムに並んでいる」→「ツキ・流れを考えない」→「目に見えている明らかな理論だけを使う」→「目に見えている枚数や点数だけを考慮する」

このような理論のすり替えにより、「麻雀はそんな薄っぺらいものではない」と我々は不当な迫害を受けてきたのです。また、デジタルという言葉の定義も曖昧なものになってしまいました。

定義が曖昧になってしまった以上、私はこのデジタルという言葉を進んで使うことは決してありません。本文にも出てきますが、私は曖昧な麻雀用語は使うべきではないと思っていて、ただ「非科学的なオカルトを言わない」という立場だけを明確にしています。 

ところが、「スーパーデジタル麻雀」という本を出したいという話がきてしまったのです。ありがたい話ではあるのですが、せっかくの私の本なのに自分の主張に反して曖昧な用語をタイトルに使うというのです。ただでさえ曖昧な「デジタル」に、よくわからない「スーパー」という言葉までつけて……。これには私も迷いました。一時期は出版中止を考えたほどです。しかし、私の通り名として知られてしまった「スーパーデジタル」という言葉をあえて使うことでより多くの人に興味を持ってもらい、そこで改めて私の考え方を知っていただくのが一番良いのではないかと思い直して、この本を出すことに決めました。

 あとは内容を見て判断してもらうしかありません。この本には「流れ」や「ツキ」といった非科学的なオカルトは出てきません。かといって、目先の数字だけにこだわっているわけでも、短絡的な確率論だけを振りかざしているわけでもありません。読めば必ず役に立ち、成績が上がっていくであろうセオリーをできるだけ盛り込んだつもりです。それだけでなく、私が普段考えている様々なことをコラムとして多めに載せてみたので、それも読み物として楽しんでもらえたらと思います。

 私がデジタルを名乗って本を著すのは、これが最初で最後になるでしょう。

 

前書きでいきなりタイトルを全否定(゜Д゜)!!

まあこれが私の主張なんで仕方ないですなw

あとの内容はゼヒ購入して見てくださいね!

 

特に、第二章「麻雀はこんなゲーム」には

今までの常識とは違う見方・発見があると思いますよ。

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