さて、昨日から日本のプロ野球界ではセ・リーグとパ・リーグの

代表チームが日本一の座をかけて戦う日本シリーズが開幕した。

今年はセ・リーグ代表が巨人で、2年連続32度目の出場。

一方のパ・リーグは日本ハムで、2年ぶり5度目の出場だ。

共にリーグ1位のチーム同士の対決で、巨人と日ハムという

顔合わせは実に28年ぶり。この年は巨人を率いる原監督が

ルーキーイヤーで、巨人が4勝2敗で日本一に輝いたキラキラ

そして本拠地が両チーム共、東京の後楽園球場だったが、

今回は日ハムが5年前に北海道に本拠地を移転し、

巨人も1988年に東京ドームへ本拠地を鞍替えした。

第1・2戦及び第6・7戦は日ハムの新たな本拠地である北海道・

札幌ドームで行われ、第3~5戦は巨人の本拠地・東京ドームで

行われる。打撃・投手の両部門でリーグ1位のチーム同士の

対戦なので、面白い試合が予想されるニコニコ

ではまず第1戦を振り返って行こう。


10月31日 札幌ドーム 巨人1勝


日本ハム 3-4 巨人


昔は巨人ファンが圧倒的に多かった北の大地・北海道だが、

札幌ドームは実に9割以上が日ハムファンで占められており、

巨人は完全アウェー状態だΣ(・ω・ノ)ノ!

先発投手は巨人が今季ヤクルトから加入し、15勝を上げて

抜群の安定感を誇ったゴンちゃん(ゴンザレス)。

日ハムは技巧派左腕で今季10勝を上げた武田勝だ。


2回表 巨人は二死から6番の谷佳クンがレフトスタンドへ

先制ソロ本塁打を放った(^O^)クライマックスシリーズ

第4戦で中日の息の根を止めた満塁本塁打を放ったいぶし銀

ベテランが貴重な一発を打ったチョキ


2回裏 日ハムも黙ってはいない。クライマックスシリーズ

MVPの5番・スレッジが右中間へすかさずソロ本塁打を放って

同点に追いついたむっスレッジハンマー炸裂(><;)


そして日ハムは再三チャンスを作るが、巨人の先発ゴンちゃんも

簡単には崩れない。ゴンちゃんが再三のピンチを凌いで味方の

反撃をひたすら待つ。前半から中盤にかけては日ハムが押してる

状況で、巨人は日ハム先発の武田勝を打ちあぐね、なかなか

チャンスすら作れない。やや日ハム優勢といった状況だった。


この試合、地上波放送はテレ朝系で中継され、ゲスト解説が

ちょっと前まで楽天監督だったノムさんである。


5回表 巨人は谷佳クンと(阿部)慎ちゃんが連続安打で出塁し、

この試合スタメンで起用されたキムタク(木村拓)が送りバント。

三塁封殺を焦った武田勝がエラーして結果は一塁アウトになったが、

送りバント成功で一死二・三塁と、勝ち越しのチャンスを作ったグッド!

そして二死二・三塁となったところで、成長著しい坂本ちゃんが

あわや本塁打という当たりのレフトフェンス直撃のタイムリー

二塁打を放って2点を勝ち越したγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ


6回裏 巨人の先発ゴンちゃんは再三のピンチを背負っては

凌いで来たが、ここでも再びピンチを招く。さすが12球団一の

破壊力(チーム打率.278)を誇る日ハム打線。一度火が点いたら

止まらない打線なので、十分な注意が必要だ。5番・スレッジと

6番・小谷野に連続安打を打たれて無死一・二塁。ここで迎える

打者は今季大ブレークした左打者の糸井。糸井は送りバントを

したが、巨人の一塁手・キムタク(木村拓)が猛然とダッシュし、

三塁での封殺に成功したグッド!巨人は一塁手を誰にするかが一つの

課題だったが、スタメンに起用したのはベテランのキムタク。

原監督の采配がズバリ的中したひらめき電球日ハムは捕手・鶴岡の打順で

代打・坪井クンを起用。坪井クンは左の切り札的な存在である。

そして巨人・原監督が動いた。ここまで100球近く投げている

先発のゴンちゃんからセットアッパー左腕のぐっさん(山口)を

早くも投入した。両チームのベンチが激しく動く。

日ハムは代打の代打で、昨年まで巨人に在籍してた二岡クンを

起用したのだ。昨年の不倫騒動による懲罰トレードで日ハムに

追いやられた二岡クン。ぐっさんは二岡クンにタイムリー安打を

打たれて1点差まで追い上げられたが、後続を断ち切って

ピンチを脱出した。さすが風神ぐっさん(^-^)/


7回表 巨人は谷佳クンがこの日3安打目となるヒットで出塁し、

慎ちゃんも続いて無死一・三塁とチャンスを作った。追い上げられて

いるだけに、是が非でも1点は取っておきたい場面だ。

WBC代表監督を務めた原監督が打者キムタク(木村拓)の

ところで、なんと偽装スクイズを敢行したのだ(ノ゚ο゚)ノ

スクイズをわざと空振りし、三塁走者は動かずに、一塁走者が

二塁へ進むのを手助けする。一塁走者が鈍足の慎ちゃん故に、

何としても1点が欲しい場面なので、併殺を防ぐ狙いがあった(-_☆)

キムタクは凡退したが、続く代打の代打で出て来たスンちゃんが

日ハム4番手の江尻から貴重なタイムリーヒットをセンター前に

放ってリードを再び2点に広げた(^O^)


巨人は風神ぐっさん、雷神・越智が走者を出しながらも日ハムの

反撃を凌いで無失点に抑えて最終回を迎える。


9回裏 巨人は守護神クルーンが登場。クルーンは投げてみないと

分からない、いわゆるクルーン劇場開幕である(;´▽`A``

案の定、不安は的中した。先頭打者の田中賢介にセーフティー

バントを決められ、劇団ひちょりと稲葉は打ち取ったが、4番の

高橋信二にセンターオーバーのタイムリー二塁打を打たれて

1点差に詰め寄られるあせるそして一発のあるスレッジを迎える。

スレッジはクライマックスシリーズの初戦で劇的な逆転満塁サヨナラ

本塁打を打って楽天に引導を渡した怖い打者である(((゜д゜;)))

クルーンは直球を投げれず、四球で歩かせて二死一・二塁。

サヨナラの走者まで出してしまったヽ(;´ω`)ノそしてチャンスに

強い小谷野を迎えたが、辛うじて三振に打ち取って試合終了。


巨人が完全アウェーの中、薄氷の勝利で貴重な先手を取ったチョキ


ハラハラドキドキのクルーン劇場、見てる方は寿命が縮む(;°皿°)

ベテランの谷佳クンは全得点に絡む活躍ぶりだったニコニコ


ノムさんの解説は相変わらず辛口だった。日ハムは巨人よりも多い

12安打を放ちながらも、奪った得点は3点で、残塁は12という拙攻だ。

日ハムの拙攻ぶりにイラ立ちを隠せず、巨人の偽装スクイズにも

「あり得ない。左投手相手で一塁走者が鈍足の阿部。

やる事が信じられんが、まんまと騙された方はもっとダメ」

解説時代にお馴染みだった野村スコープまで用意されてたが、

淡白な攻撃に出番が少なく、ご機嫌斜めだったむっ


何はともあれ、巨人にとっては大きな1勝だった。

第2戦目はダルビッシュが出て来るとか云々で騒がれてるが・・・


相手が誰でも関係ない!!迎え撃つのみパンチ!


11月1日 札幌ドーム 1勝1敗


日本ハム 4-2 巨人


甲子園球場並みの独特の雰囲気を持つ札幌ドーム。北海道は一足

早く平野部でも積雪を観測する等、冬の寒さが本格化してきたが、

札幌ドームはものすごい熱気に包まれた。圧倒的に日ハムファンが

多い中で、日ハムは絶対的エース・ダルビッシュが先発した。

ダルが先発するかしないかで、スポーツ誌を騒がせていたが、

やはり出て来たか・・・。腰痛等の故障で戦列を離れ、投げれるのか

どうか不安があったが、初戦を落とした事で強行出場となった。

一方の巨人はクライマックスシリーズでは出番がなかった左腕・

内海が満を持して登場した。


3回裏 巨人の先発・内海は二死から3番の稲葉に先制のソロ

本塁打をライトスタンドに運ばれ、高橋信二に打たれた後、

スレッジに左翼線へのタイムリー二塁打を打たれて1点を失う。

更に小谷野にも打たれ、糸井にはライトオーバーの二塁打を

打たれ、2点を追加された。日ハム打線の真骨頂である二死

からの5連打で一挙4点を奪い、内海は早々とK.Oされたむっ


4回表 巨人は亀ちゃん(亀井)がレフトポール直撃の

2点本塁打を放って追い上げるアップ


その後も巨人はチャンスを作るが、ダルビッシュは調子が悪い時

でも悪いなりに抑える事が出来る投手。病み上がりとは言え、

さすがとしか言いようがない。ダルビッシュに抑えられて、

なかなか得点出来ない。一方の日ハムも巨人の必死の継投の

前にチャンスを作るも得点出来ず、決定打を奪えないまま、

最終回を迎えた。9回表に日ハムは守護神の武田久が登場し、

走者を出しながらも無失点に抑えて試合終了。

日ハムがエースの力投で勝敗を五分に戻した。


明日は移動日で、明後日からは巨人の本拠地・東京ドームで

再び熱戦が繰り広げられる。北海道では日ハムファンが圧倒的に

多かったが、東京では巨人ファンが大多数を占めるだろう。

我々巨人ファンが欲しいのは日本一奪回だ(^-^)/


東京に戻って体勢を立て直せ!