一ヶ月以上かけて、やっと読み終わりました~
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京極夏彦「邪魅の雫」
言わずと知れた(?)京極堂シリーズの8作目(?)です。
や~、、、、もう、、、、、
面白かった
前半は、怪しい行動をとる人が何人も出てくるから、どいつもこいつも「犯人か?」と思ってしまったり、、
(でもアリバイがあったりするから、「犯人じゃないのか?」とも思えるし)
しかも、被害者の周りの人達が、それぞれに事件の推理をするもんだから
(しかもそれが、みんな正解のように思えてしまう)
正直、頭の中パニックでしたが
でも、中盤からは何となく、「あ、この人が怪しい」って絞れてきて
後半の京極堂の「憑物落とし」のシーンで、漸く頭の中でとっ散らかってたキーワード達が、綺麗に箪笥の中に収まったって感じで、スッとしました
いや~、しかし、、、、
今回の榎木津はメッチャカッコええですな
榎木津のラストの台詞、思わず涙が出ちゃいました
私的には、榎木津のイメージってガクト氏なのですよ
で、ガクト氏のあの目でジーっと見つめられて、あのラストの台詞を言われたら、、、、と思うと…
心理的ダメージ、計り知れない位クるよなあ、絶対
あ、私の中での関口のイメージは、ナイナイ岡村くんです
京極堂は………俳優さんには置き換えられないなあ
もう、作者さん本人のイメージしか湧いて来ないです