今月14日に99歳で亡くなった元東京都知事の鈴木俊一氏の東京都葬が28日、港区の都立青山葬儀所でしめやかに営まれた。石原慎太郎知事や、親交があった奥野誠亮元衆議院議員ら約250人が参列し、今日の地方自治の礎を築いた故人との最後の別れを告げた。

 祭壇には都知事2期目に撮影された写真が遺影として飾られ、会場内には鈴木氏をしのぶ平成5年7月の「都政施行50周年記念式典・式辞」のビデオ映像が流された。

 全員で黙祷(もくとう)後、葬儀委員長を務める石原知事が式辞で、「ご遺影の前に『地方自治の巨星墜つ』との感慨深く、悲しみが胸に迫ってまいります。明治、大正、昭和、平成という激動の時代を駆け抜け、東京と日本の地方自治の発展を一途に求め、生涯を都民、国民のためにささげられた。その遺産は末永く後世に引き継がれることでしょう」と述べ、別れを惜しんだ。

 また、鈴木氏が内務省に勤務していた時代の後輩にあたる奥野氏は「戦争に敗れ、東京は焼け野原になったが、オリンピックまで東京で開催された。あなたのおかげで大成功した。100歳を前に亡くなられたことは惜しいことであるが、貴方の人生はすばらしいものでした。今は静かに心身を休めてください。さようなら」と追悼の辞を述べた。

 葬儀式には、綿貫民輔元衆議院議員、加藤紘一衆議院議員、中山義活衆議院議員らも参列。昭和57年のパリ市長時代に東京と姉妹都市関係を結んだ前フランス大統領のジャック・ルネ・シラク氏の弔辞をフィリップ・フォール仏駐日大使が代読で読み上げた。

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