◆ R I N G O * S A N

  歌うパステル画家5*SEASONの蒼いブログショー
  2月の「りんご*さん」のオープン日は
  2/11土、2/12日、2/16木、2/17金、
  2/22水、2/27月、2/28火です。


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$◆ cinemazoo-ピース
『KISS』
『ドクロス』展のために描いた小作品ですが
込めた想いは大きな大きなLOVEのつもり。

カラー画像はこちらで。
MJに捧ぐ、なんちゃって。


スーパースターはやはり孤独だった。
溢れんばかりの仲間や同志に囲まれていても、
スーパースターの憂いは
スーパースターにしか埋められない。

スーパー・スター、MJ=マイケル・ジャクソン。
未だ明らかにされないMJの死。
さまざまな情報がささやかれ、
「とんでも裏情報」こそが
真実ではないかと噂される中、
私は50歳の若さでMJを死に追いやったのは、
私自身だったと反省せざるを得ない。

MJにまつわる様々なバッシングを知るにつけ、
やつれたスーパースターの姿を哀れみを持って見た。
おもしろおかしくネタにした。
恐ろしいことに、
いつのまにかパガンダに染まってた。愚かだ。

MJの最も印象に残る楽曲をあげるなら、
私にとっては『ビートイット』でも
『スリラー』でも『BAD』なく、
作詞作曲もMJ自身が手掛けた
『Earth Song』 ~You Tube~


京都議定書が時代の理想として、
高らかに掲げられた ずっと前、
すでに地球の危機を楽曲にしていたMJ。
壮大な優しさと厳しさと、
悲哀がこもった「愛の歌」を私は
このドキュメント映画『THIS IS IT』を観るまで
すっかり記憶の底に沈めてた。ホンマもんの阿呆だ。
映画を観た一番の思い、それは懺悔。
「ごめんね、マイコー」。

映画館で拍手が起こる映画など、
今の時代、そうざらにはない。
『THIS IS IT』では、それが何度も何度も。
ステージが完璧に向かって山を越える度、
MJ支持の拍手が さざ波のように湧き起こっていた。
希望を残してくれたスーパースターにいいたい、
「ありがとう、マイコー」。


★★★★☆☆☆ 7点満点で4点
私は'80年代のバブル景気を金銭的に謳歌しなかった。
けれど、たっぷり謳歌したものがある、それは音楽。
MTVを夢中になって見た私は、
今から思えば「音楽バブル」の渦中にいた。
熱心なファンではなかったとはいえ、
MJは皇帝の如く君臨した人だった。

音楽をエンターテイメントに変えた人、
一般的にはそんな印象のMJだけど、
私の場合はダンスやパフォーマンスよりも、
ボーカリストとしてのMJが深く残っている。

熱心なファンでもなく、
エンターテイナーよりも歌声が好きだった私にとって、
MJのリハーサル風景を繋ぎ合わせた この映画は、
DVDの特典映像クラスの出来映えにしか思えない。
そうして、急遽の作という荒さが目に付いたのは
私が色眼鏡で映像を追っているせいだ。

なのに、胸を打たれた。
皆が一人のために、一人が皆のために、
ステージが進化していく有り様に感動した。

けれど生前、あんなにも完璧主義だったMJを思うと、
「未完成」であるリハーサル風景を
「作品」として公開していることに罪深さも覚えた。
MJがリハーサルで一瞬、
本気になって歌った時、胸が締め付けられた。
本気で歌うMJが見たい。

そう、リハーサルの完成形を心から見たい。
いったい、どんなステージになったんだろう?
スーパースターの死を、心から悼みたい。
ロンドン公演が行われていたら、
世界は大きく変わっていたかもしれない。
MJは本気で世界を変えようとしていた。

なのに、こうも思う。
巨額の制作費をかけたエンターテイメントは、
バブル期の後追いのようで、私は少々、疲れる。
とはいえ、MJにしか出来ないステージに違いない。
けれど、いいや、とも思う。
MJは「歌」に原点回帰すべきだったのでは? と、
ともかく、たいへん複雑な想いを抱いた一本。

最も心を揺さぶられた場面がある。
冒頭に短く登場する、無名の人たちのコメント。
オーディションに合格した彼等の一言一言に泣けた。
その中の一人が、目に涙をいっぱいためて、
こう言っていたのが忘れられそうもない。
「人生は辛いだろ?」
MJの姿が重なって…。

~シネマデプト友楽にて鑑賞~


『Earth Song』Michael ackson / You Tube
日本語字幕入りです。ぜひ、ご覧ください。

●マイケル・ジャクソン『THIS IS IT』サイト
映画館で観ておくべき一本。
劇場公開は終わってしまいましたが、いつかどこかで、
何らかの形で観られるチャンスがあれば、ぜひ。
来年1月末にDVD発売予定。

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『淋しがり屋のト音記号』



旅先で迷子になる、
なんて経験は、
方向感覚が糸の切れた凧状態の私には
よくよくあるお話だ。
けれど、旅が予定調和でないだけに、
迷子になったおかげで、
とんでもない親切に甘えられたり、
どこにでもある穏やかな家族の風景に
ホッと胸を撫で下ろしたりする。
かといって、自ら進んで迷子になってやろう、
そんな気持ちで旅に出ているわけではないけれど、
分単位で予定を決めて旅に出るより、
気の向くままよその土地を歩いて、
風来坊を気取った方が
記憶に残る想いを味わえるとは思っている。
そうして時に、言語が異なった よその国ほど
忘れ難い温かさをくれるのではないか…?

母国語ではない国で迷子になったとき、
その国で交わされる言葉は
ただの音階へとスイッチされ、音楽へと変わる。
が、音楽と変化した言語は居心地がいい。
なぜなら居心地の悪い言語など、この世にはない、
そう私は信じて疑わない。
なぜなら、人を不快にさせる音調で
日常が交わされることなどないのだから。

言語が音楽に変わった“たった一夜の物語”を観た。
『迷子の警察音楽隊』。
音楽の尊さを見事に描いた
今年の映画〆に相応しい映画だった。



★★★★★☆☆ 7点満点で5点
エジプトからイスラエルへ演奏を目的に来た警察音楽隊は、
見知らぬ土地で迷子になる。
楽団の目的地は「文化ホール」だったが、
迷子になった街にはホールどころか、
文化すらないという。
そんな文化のない街の住人と、
警察というお硬い組織で異端視されている音楽隊は
どこかで共鳴する琴線をもっていた・・・。

交わす言語が違っても国境を隔ててはいても、
寂しさも後悔も、そして人を恋いうる気持ちも
あたりまえに横たわることの再発見を
見事に描いた「説得作」だった。
しかも、笑える。爆笑ではなく、
ネタが分かっているのに笑える落語に似た笑い。

音楽という自己表現が放つエネルギー、
これをを讃えつつ、同時に本作は映画讃歌であり、
芸術讃歌でもあると思った。嬉しい、と思う。
やはり国境や隔たりを超えるのはコレなのだ。

とりたててドラマチックな演出はなく
あくまでも淡々と物語は進行するが、
語りかける強さがほとばしっていて、
今年の〆映画に相応しい一本だった。

さりげなくリアルで、
さりげなくロマンチックで、
さりげない奇跡が訪れる、きっと誰にでも訪れるであろう
ありふれた一夜のハプニングを
さりげなく音楽に託したところに好感をもった。
ぜひ、エジプトの警察音楽隊には日本にも来ていただきたい!
泊まるところがなければ、私のところで雑魚寝でも…?

ただ、私が似たテイストの『天然コケッコー』を観ていたため、
どこかで比べてしまっていた。自分に渇っ!


●『迷子の警察音楽隊』サイト

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●アートラッシュ企画『ジ・エンド・オブ・ザ・イヤー』のお知らせ
2007年12月26日(水)~30日(日)
タロットより『正義』『力』の原画を展示します。
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『巨人は小さい』



木村拓哉さんのことを
キムタクと呼ぶのは失礼にあたるらしいけれど、
略名が認知されるのは、
世間では受け入れられた証。
人名だけでなく、コンビニ、デパ地下、マクド、
イラレ、ママチャリ、イケメン・・・
そこまで略するか!
と首をかしげるようなものもあるけどねぇ、
「おめ誕」っていわれても・・・。

私5*SEASONの略名は
5*(五個目)であるが変則略語という感じ。
本名の場合も大八木恵子を略してヤギ。
キムタクとかハセキョー、
古いところではエノケンみたいに、
はい! 略しました! というスッキリ度に欠けるなぁ。

だいたい私は呼び名が多すぎる。
最近では「ごーやぎ」とか呼ばれたりして。
今後、数ある私の呼び名から、
もっとも定番になるのはどれだろう?
なんてことを思いながら、
東宝の(これも略名だわ) 古い映画を観ながら思った。
その『待って居た男』には
伝説の役者エノケンこと榎本健一がいた。
喜劇王エノケンかぁ、いいなぁ。




★★★☆☆☆☆ 7点満点3点
『次郎長三国志 第8部 東海一の暴れん坊』の前に観た推理時代劇。
2本立てだったので、どうせならと思って観たのだが、
やはり私の熱が下がってて・・・。

大物は花をよそにもたらす、
この典型的な筋書き。
大物を演じたのは長谷川一男、
であるが、お調子者の威張りんぼ親分を演じた
エノケンの芸達者ぶりに感シマであった。 ※

※感シマ、つまり感動しまくりの意。
~ごーやぎ(5*)用語辞典より~

1942年公開作品
~2007.2.15 シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞~


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