Thu, February 16, 2012

おォ〜カミサマっ!

テーマ:~本のこと~
おおっ

◆ cinemazoo-神の火
神の火やん!
ずーっと前に、
某大学の身体表現ワークショップで見た炎。
体がワナワナしたのでした。


あの日の炎みたいに、
バクハツだったのでしょうね。
カオスだったでしょうね。
この世が生まれた遥か遥か遥か昔。
日本という島国が誕生した時代、
地球という星が生まれた物語。
それこそ気が遠くなるほどの大昔の、
「ことの始まり」を しばし想ってみる。

今年、2012年は『古事記編纂1300年』に当たるそうで、
本屋さんの棚を見ると
『古事記』を扱った本や雑誌が目につきます。
こちら奈良に至っては
『古事記』ゆかりの地でありますゆえ、
本屋さんだけでなく、
コンビニですら『古事記色』が強うございます。

そやけど~
『古事記』って難しいやん。
登場する神様の名前が漢字ばっかで長いし、
文調も固い感じぃぃぃぃ。

と、敬遠しがちですよね。
私もそのクチなんですが、
お仕事の依頼で神話系をいただくことがあったり、
神話をベースにしつつ、
パステル画のタロットを描いたりしているので、
ちょこちょこ読んでることは読んでるんです。
でも、どっか敷居が高い読み物に思えて
煙たく思っていることは事実・・・
ごめん、神様。

そんなところへ1冊の本がやってきました。
とても親しみやすい本を貸してくださったのは、
京終のパパさん。まさに神~!

その本は『古事記のものがたり』
ツルツルツル~っと
うどんを すするみたいに読めてしまいました。
はい、おススメです。
宇宙の始まりや日本の国の始まりが
本という宇宙に渡っております。

『古事記』に縁のなかった人でも、
因幡の白兎 (いなばの しろうさぎ) のお話や、
アマテラスとか、スサノオとか、
イザナミ、イザナギの名前は聞いたことあるはず。
私の頭ん中でも、断片的に在った名前ですが、
この本を読んだ後は、ツルッと繋がるんですね。
あーそうだったのか! って。

考えてみたら、『最後の審判』や
アダムとエバ (イブ)は知ってるのに、
日本の神話は知らないっていうのは、
悔しいじゃないですか。

で、読後に改めて思ったのは
「神様、それはないわ~!」
呆れ気味。(・・・ご免、神様)

神様って完璧な存在と思いがちです。
いいえ いいえ、とんでもない。
日本の神話には裏切りや嫉妬、ねたみ、
争い、諍い、えぐみ、あります。
かなり残酷です。
しかも、エロいっ!

そんなっ? と たじろぎますが、
うん、でも、まぁ、あの頃は創成期
そう、カオスだし。

◆ cinemazoo-神のハナ
~カオス画像として花を選んでみました~


人が ひとり生まれるのもたいへんですし、
国が形になる、天と地がどうにかなる、
そんなお話ですから、
そりゃ衝突もありゃ、爆発もある、
キレることだってあるでしょう。
裏切りも涙も、官能もあってフツーかと。

困ったときに神頼み。
よくあることですが神社の神様が、
いったいどういう神様なのか、
知らないで拝んでる人、多いだろうなぁ。
神代後の御方が奉られた社だってありますし、
神様といっても色々なんです。
男性、女性、性別なし、実在した人物。

私がよくお参りしている近くの鎮宅霊符神社は、
アメノミナカヌシの神 (天之御中主)が祭神。
性別はありません。男でも女でもないとされる神様は
『古事記』の一番最初に登場されて、
宇宙そのものを創造されたそうです。 が、
「やることやったし、わし、もうええわ~」と、
すぐに消えてしまわれる。もちろん、
こんな関西弁ではなかったでしょうし、
わし、という一人称もどうかと思いますが、
「あとは任せたで」と無責任な神様が、
私ゃ好きなんですね~。
なので、鎮宅霊符神社にはよくお参りに行ってますし、
毎朝、そちらの東に向かって手をあわせています。
「元気でやっております。おかげさまで。」
お願いごとはしないですね。
感謝するだけです。
「とんでもない奇跡をありがとうございます。」

このアメノミナカヌシの神を
私はタロットの『愚者』に描いたと、
自分では信じ込んでおります。
冒険・旅を表す我作品の タロット『愚者』を
私は特に気に入っていて、だから、
このカードをいだき、
それと知らずに越して来た奈良の地が、な、なんと
アメノミナカヌシの神の お社の すぐ側だった…
出来過ぎた偶然には驚くばかり。
聞いた話では、この神を祀った神社は少ないとか。

もしかしたら、もしかして、
私を奈良に呼んだのはアメノミナカヌシの神…?
新しい神話の一話に数えたいほどです。

◆ cinemazoo-神ノ木
うねりながら息づく奈良の大木。
大木は知ってるかも、覚えているかも。
人間の知らない奇跡や、縁の数々を。

てなわけで、『古事記』は深いです。
そして『古事記のものがたり』は優しい1冊です。
ところどころ、本気で笑えますし、
これでいいのかと呆れます。けれど、
まさに今、私たちは国が生まれ直す、世が変わる
そんな時代を生きてるわけですから、
太古の「事の始まり」に驚くことも恵方かと… 地球

クローバー 『古事記のものがたり』著者/小林晴明 宮崎みどり
1話~13話をネットで読むことができます (無料☆)

クローバー 古事記フェア開催中の奈良のお店
旅の玉手箱『フルコト』さん
五月女ケイコさんの『古事記』なんてのも見かけました (この本は閲覧のみ)
古事記新聞も発行されていて、かなりウケますよ~

5* 小さなギャラリー「五想庵」のご案内
土日祝のみオープンする5*SEASONの常設ギャラリーです
ただいま3月末まで冬休み中です。

やぎ座5*SEASON's サイト
『つぶやきの動物園』TSUBUYAKI ZOO


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Tue, February 07, 2012

猫カフェ&タロット占い

テーマ:~旅・街~
猫の本とスパゲッティー
◆ cinemazoo-スパゲッティー
人気の猫カフェと占いと食事が一度に楽しめる
そんなお店を紹介します。


猫と暮らすのが私のささやかな夢なんですが、
うちの長屋は猫禁止。
引っ越さない限り、
夢は叶いそうもありませね。

こういう猫難民って多いんでしょうねぇ。
だから猫カフェが人気なんでしょうねぇ。

私は行ったことはなかったのですが、
前々からお会いしたいと思っていた占い師さんが、
猫カフェを始めたときき、これは いい機会! と
友だちを誘って行って来ました。

猫のいる占いカフェ『カフェ・ド・マイレ』さん。
場所は「ひらかたパーク」で有名な大阪は枚方です。
占い師の来島未侑 (くるしま みゅー) さんが、
ご主人と始められました。

お店の中は3つに分かれていて、
カフェスペース、占いの部屋、そして猫の部屋。

遅めのランチを食べた後、
そそくさと猫の部屋へ。

いたいた!

◆ cinemazoo-お部屋猫
恥ずかしそうにしている子。


◆ cinemazoo-おつかれ猫
   疲れてる子。

◆ cinemazoo-UPな猫
眠そうな子。


細長いビニールの中をのぞくと…

◆ cinemazoo-ここにいるのよ猫
     2匹いるっ!

スタッフの猫さんがは全部で4匹。
その中で私と一番気があったのが この子。

ロシアンブルーのノアくん。
◆ cinemazoo-狙っている猫
美形男子やにゃ。


さんざん遊んだノアくん、最後には
◆ cinemazoo-引っ張られ猫
こんなことになってました。
つっぱり棒ではなく、つっぱり猫?

あー猫と遊んだ 遊んだ。
やぁ、おもろかった!

でもノアくんにしてみれば、

◆ cinemazoo-にらみ猫
「ふん! 遊んでやったんや!」


実は猫さまに遊んでいただいたのかも、私。

いやはや ほんまに ほんま。
猫と戯れるのは ほんまに楽しい。
でも、猫と一緒にいると、
ずーっと遊んでしまいそうなので、
猫と暮らすという私の夢は、
余生なる時代がくるまで お預けかもしれません。
ケーコばあちゃんと呼ばれるようになった頃、
猫とひっそり暮らす、それが私の夢。
と、自分の夢の小ささを自覚いたしました。

さて、もうひとつのお楽しみ。
占い師の来島未侑さんにやっと会えました。
お会いした未侑さんは さわやかな笑顔の、
とても可愛らしい女性。
占い師というと、独特のオーラを まとってる人、
そんなふうに思いがちですが、
未侑さんは気さくなお姉さんという感じ。
女子から絶大な人気というのが分かります。

未侑さんにお会いしたかったのは、
私が制作しているタロット
人気占い師の目線で見てほしかったから。
この日は親切なアドバイスを色々いただくことができ、
今後の励みとなりました。嬉しいことに
私のタロットも気に入ってくださったので、
これでまたひとつハリが出来ました。

私は この日、占ってもらわなかったのですが、
一緒に行った友だちが、
未侑さんの「占いの部屋」へ入って行きました。
部屋から出てきたとき、
友だちは今年のヒントをたくさんもらえたと、
大満足していて、いい顔をしてました。

友だちを待つ間、私はカフェで、
未侑さんの旦那さまとお喋りしたり、
本を読んだり、ボーッとお茶を飲んだり。
一度で三度楽しい『カフェ・ド・マイレ』。
枚方にあってよかった。
近くにあったら通ってしまいそう。
といっても、わざわざ行く価値がある、
そんなお店です。
よかったら遊びに行ってみてくださいね。

猫カフェといえば、
ならまちにも人気のお店があるんですよね。
レトロな町屋の寧估庵さん。
ならまちへお出かけの猫好きさんは、
ちょっこし 猫と遊んでってください。
え? 私?
近所なのに、まだ行ったことないんですよね…。
猫の魅力にハマって、
居座ってしまいそうで。

でも今年も6月に『にゃらまち ねこ祭り』がありますし、
人気の猫ちゃんたちに「今年もよろしく~」と
しっかり ご挨拶しとかんと!


クローバー 猫のいる占いカフェ『カフェ・ド・マイレ』HP
夜はバーメニューもあります。

クローバー 占い師/来島未侑さんのHP『Miyu House』
様々な占術を用いて問題を多角的に診断、
問題、悩みに対して、今 何が必要か、
詳細で的確なアドバイスをくださることで大人気。

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Thu, February 02, 2012

2枚の仏像を描いて

テーマ:◆From 5*SEASON
◆ cinemazoo-ダンボール地の菩薩様
段ボールに描いた如意輪観世音菩薩さま
金やパールのパステルを使っていますので、
原画とはかなり違っています。

◆ cinemazoo-パステル菩薩様
同じく如意輪観世音菩薩さま。
こちらはキャンソンボードに蒼系のパステルで。


さて、どちらを先に描いたでしょう?


同じ如意輪観世音菩薩さまを
同じ人=私が描いていますが、
明らかに違いますよね。

先日の菩薩さまの話の続きなんですが、
仏像を描こうと思ったことは、
これまでになかった5*です。そんなところへ、
去年の秋の終わりのことでした、
ある殿方がコノヨウナモノを
アトリエにお持ちになりまして・・・。

◆ cinemazoo-金塗り菩薩像
「描いてほしい」
というご依頼をいただいたのです。
ちなみに写真は制作中の様子です。

お持ちになったものは、
中宮寺・如意輪観世音菩薩さまのレプリカでして
昭和の初めに ある作家さんが作られたもの。
木彫ではなく漆箔の菩薩像です。
中宮寺の菩薩さまとは仕草は同じなんですが…
ちょっと表情には“丸み”があるような?

それまで中宮寺へ行ったことのなかった私は、
当然、如意輪観世音菩薩さまも拝んだことがない。
そこで、ご依頼主が資料としてお持ちくださった、
如意輪観世音菩薩さまの写真集をパラパラと見ました。
すると、実像は漆黒、レプリカは金塗、
どちらを描けばいいのかココロが迷ってしまい、
描こうとしても描けない。
そもそもレプリカにしても、写真集にしても、
すでに、どなたかの作品ですし、
それを模写したところで、
ご依頼主さまは満足くださるだろうか。

悩みに悩んだあげく、年が明けてしまい・・・

結局、年明けすぐに
実像を拝観すべく斑鳩へ参じたわけです。
すると、想像していたよりも菩薩さまは お小さい。
しかも漆黒のお姿ゆえ、
薄暗い本堂では輪郭がボンヤリとしか見えない。
けれども私は、かつて菩薩さまが
極彩色だったという遠い昔には、
暗闇の中でそれはそれは際立っておられただろう。
当時はロウソクの ほのかな明かりに包まれて、
鎮座なさっていたのだろうな、と
いにしえに想いを馳せたのでございます。

“現場”へ参じたところ、
私は“実際の像”ではなく、
心の中に残っている菩薩さまを描くことにしました。
それはたぶん、いにしえ人が
極彩色の菩薩さまを薄明かりの中で、
拝み敬っていた心に似てたと想像します。

依頼主さまのレプリカ像はスケッチの参考として、
お借りした写真集も同様に資料として傍らに置き、
ひたすら菩薩さまの“印象”を蒼い世界に写し、
出来上がったのが『蒼 如意輪観世音菩薩』。
そう、青い色のパステル画を先に描いたのです。

あとは、これを額装するのみ、となった時点で、
依頼主さまに「もうすぐ絵をお渡しできますよ~」と
お伝えしたところ、なんと、依頼主さまがこんなことを。
「楽しみですな~
 あの、金の菩薩さまが、どういう絵になったのか」
・・・・え"。
ちょっとちょっと、依頼主さまはもしかして、
金塗のレプリカをズバリ描いてほしかった…?
黒い本像はもしや、お好みでない…?
蒼い絵では満足いただけないかも…?

慌てて私はもう一枚描いたのでした。
今度はレプリカ像を目前に置き、
金塗のザクッとした質感を再現しなければと、
段ボールを画材に選びました。
また、立体感を出すべく、段ボールに凸凹をつけたり、
部分的にボールペンを使ったりもしました。
この時はもう迷いはなかったですね。
レプリカを私なりに描けばいいんだと
着地点がはっきりしていたので。

はたして、2枚目の絵が完成しました。
レプリカ像に比べると、
ザックリした感じはあまり出ませんでしたが、
絵の大きさが葉書2枚分と、さほど大きくないので、
これはやむなしということで。

こうして、2枚の絵を額装し、
依頼主さまにお見せする日がやってきました。
「どちらかお好みの方をよかったら」
おずおずとこう言いますと、
依頼主さまが選ばれましたのは…?

言わずもがな、2枚目の絵。
ありがとうございましたっ!

かつて、最初に描いた『蒼 如意輪世観音菩薩』の絵は、
一路、東京へと旅立ったのです。
『お守り展』を経て、今もなおアートラッシュさんにて
展示いただいております。

一方、2枚目の『如意輪観世音菩薩』の絵は
依頼主さまのお店で大事にしていただいています。
奈良は下御門商店街にある『町屋空間』内の、
お面屋さんです。近くを通られましたら、
ひょっこり見てやってくださいね。

2枚の仏像絵を描いてみて、
5*らしさというものを思い直した気がします。
今後、仏像を描く事は積極的にはしないと思いますが、
仏像の手や表情などは、
今後も「私らしい表現」で描くでしょうね。

繰り返しになりますが、
仏像って、やはり誰かの作品です。
私に限っていうと、
描くためにはすっごいパワーが必要なんですね。
これらの大事なことを
きちんと気付かせてくれたのは
如意輪観世音菩薩さま。
苦行ではありましたが、
心から感謝しております。有り難や。

合掌。




クローバー 中宮寺 如意輪観世音菩薩

クローバー『お守り展』好評のうちに終了しました
ありがとうございました。


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