こんにちは、小柳です。

事前予告のない除染になってしまいましたが、3月30日(土)に松戸にある集合住宅脇の小さな公園を除染してきました。

Tokatsu Safe Projectメンバーとお住いの方、あわせ30名弱で朝から夕暮れ時までがんばってきましたよ。

公園はすべり台や砂場など簡単な遊具のある小さなものですが、日当たりもよく小さな子供さんたちが良く利用されているそうです。
ところが震災後、まだ一度も除染がなされていないとのこと。

園庭の表面線量はおおむね、0.2~0.3μSv/hで、水たまりができやすいところが0.5程度ありました。

これを震災前の0.1に下げてやろうということで、表土の全面剥ぎ取り、汚染土壌の埋設、最後の客土とフルコースの除染を、人力のみで行いました。

こんなに土を掘りまくり、また埋めまくった除染は初めてでメンバー一同かなりヘロヘロになったのですが、おかげで目標どおり、地表線量をすべて0.1未満に下げられました。

安全になった公園は新しい土も入れて、とてもキレイになりました。
これでまた子供たちが安心して遊べます。
今朝は体の裏側が全面筋肉痛なのですが、がんばって良かった!

なお、ワンワン隊からは、人手の他、過去の寄付金から土のう袋400袋を寄贈しました。
寄付をくださった方、ありがとうございました。

その他くわしくは、森隊長のご報告をご覧ください。
Tokatsu Safe Project 松戸市新作の公園除染

これからもできる限り、頑張っていきたいと思います。

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こんばんは、ワンワン隊 小柳です。

先週末の3/23、ひさびさに除染活動に参加してきました。
ワンワン隊として参加している東葛地域の除染ネットワークTokatsu Safe Projectの活動です。

今回は取手にある「とねっこ保育園」の除染に向けた事前計測をやってきました。

集まったのは、旧MMT(松戸の未来を取り戻す会)、原発行動隊、流山ICDT、鎌ヶ谷市放射能対策市民の会、ワンワン隊、そして、、、計測の本職、(株)SWRさんという会社さんはGPS付核種測定器や表面汚染計測器など(正式名称がよくわからんのですが)持参いただきました。

保育園は、小高い丘の上に立つ、趣のある木造の園舎と園庭。となりのトトロの世界をほうふつとさせる、なつかしく、あたたかい感じの保育園です。

小高い丘の上なので、入り口部分以外の3方は斜面になっていて、その周りを休耕田がぐるりと囲む構造です。
きっと、子供たちは園庭からかけおりていって、休耕田を走り回ってるんでしょう・・・
放射性物質で汚染されるまでは、それは微笑ましい光景だったはずです・・・

こういう構造のおかげで丘の上の園庭からは放射性物質はほぼ下に流れてしまっており、園庭の線量は0.2μSv/h未満と低いものでした。
が、斜面をおりたところに放射性物質が流れ、斜面下の雑木林の腐葉土深く、20cmまでしみ込んでしまっていました。おおむね0.3~0.6μSv/hくらいです。
20cm掘れば、0.1未満に下がりました。

子どもたちはそういうところにも降りて行って遊ぶということだったので、そこをなんとかきれいにしたい、というのが園長先生の希望なのですが、園の3方のぐるりの土をすべてとろうとすれば、出る土嚢の数だけで4千~5千個レベル。落ち葉などもすべて取り除かなければなりません。
労力だけでなく、保管場所もどうするか・・・

計測後の会議では、あまりの広さにみんないったんはひるんだものの、プロジェクト森隊長の「やりましょう」の一声で、方針は固まりました。

自然の中でのびのび遊べてこその「とねっこ保育園」ですから、できるだけその環境を取り戻してあげたい、というのが全員の思いでした。
できるだけのことはやろう!

3方向の崖のうち、雑木林と化している崖はやらずに土のうの保管場所として立ち入り禁止とし、比較的に子供たちが良く行く立ち木のまばらな2方向をやろうということに。
まずは、その場所から2m×2mの場所を選んで、今度ためしに除染してみることになりました。

長いプロジェクトになりそうですが、根気強くやっていこうと思います。

【Tokatsu Safe Project】の今回の報告はこちら


保育園舎正面

事前ミーティング

計測器の鳴きあわせ

GPS付核種分析器?

園庭を囲む崖

試掘の効果を確認する森隊長

線量の高い側溝を計測する室岡師匠

集合写真






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ココ掘れワンワン隊長 小柳です
言っちゃいました「ドリームチーム」(笑)。
最後だから言わせてくださいませ

ワンワン隊の所属団体である「つながろう柏!明るい未来プロジェクト」が
12/22(土)の総会をもって解散することとなりました。

会の目標として掲げた、
「市民と行政がタッグを組んで放射性物質対策に取り組んでいきます」
「放射性物質問題を解決し安全な柏市を取り戻し市民が安心して暮らせるようにします」
「柏市や市民の皆さんと協働・協調し、柏を希望あふれる暮らしやすい街にします」
の達成は半ばではありますが、達成に向け一応のメドはつきましたし、つなかしがやれることは
全てやれたと判断したためです。

ただし、我らがワンワン隊のみは、近隣地域などの除染のお手伝いを続けるため、当面存続します。東葛はご近所さん、そんな意識でやっていきますので、今後ともよろしくお願いします。

さて、まずは、つなかしメンバーのみなさん、大変お疲れ様でした。
仕事や子育てに追われて一番忙しい世代のパパさん、ママさんが中心の団体でしたから、
とにかく大変でしたよね。
約一年間、みなさんと一緒に、とんでもなく苦しく、それでいて熱く楽しい日々を走りきったことは宝物です。
ありがとうございました

そして、
いろんな形で応援してくださった柏のみなさん、
僕らを同僚のように受け入れ、信頼して一緒に戦ってくださった柏市役所のみなさん、
設立当初からいつも見守ってくださり、必要な支援を惜しみなくくださった市民活動センターの松清さん、
大変お忙しい中、その深い学識を何の見返りも求めず提供してくださった学者・研究者のみなさん、
近隣の地域からサポートや指導に駆けつけてくださった他団体・ボランティアのみなさん、
柏とは縁もゆかりもないのに心意気一つで遠くから手伝いに来て下さったみなさん、
仕事抜きで応援してくださったマスコミの方々、
今思い出してもとてもとても書ききれませんが、こうした方々の善意がなければ、
僕らは何もなしえなかったと思います。
多くの素晴らしい方々に支えていただいた幸せな団体でした。
本当にありがとうございました。

僭越なのですが、ひとつお許しをいただいて、つなかしの実績を振り返ってみたいと思います。少々長いのですが、ご勘弁を。

つなかしは規約が出来あがり、主要メンバーが出そろい、会の形が出来上がった2011年11月上旬ころから本格的な活動を開始しました。

ワンワン隊が、しこだ児童センター、豊四季台児童センターを皮切りに市の施設の除染をよちよち歩きで始めた頃、柏計測隊は、公園管理課と連携し、土日に1日10公園を丁寧に計測する、という質・量ともに力技な計測を重ね、行政による全公園除染という流れに貢献することとなりました。と同時にこうした実績により、いち早く行政の信頼を勝ち取ってくれました。これはつなかし全体の信用アップにつながり、他の隊も活動しやすくなったのではないかと思っています。
ありがとうございました。

給食隊も、農政課や学校、教育関連部門に積極的にはたらきかけを行い、最終的に検出限界1ベクレルでの給食の丸ごと測定を実現させました。今でも1ベクレルでやっているところはなかなかないと思いますが、これは給食隊が関係各所への働きかけを強力に行ってくれた成果です。給食隊の繊細にして果敢な交渉のおかげで、給食を子どもに安心して食べさせられるようになりました。

安心隊は、お母さんたちが自由に放射能のことを話せる場所を作って、自信を持って子育てができるよう支援してくれました。いつも綿密な事前準備をし、初対面の人同志が直接いろんな思いを言い合うという緊張する場面をコーディネイトする苦労はなみなみならぬものがあったと思います。

情報局は、講演会や動画による情報発信など、市民啓蒙のための企画、斬新で親しみやすい企画を短期間で連発し、市民・行政・学者をつなぐ強力なメディアの役割を担ってくれました。こまめな取材と毎晩深夜までの編集作業、お疲れ様でした。

それぞれの隊は独立して動いてましたが、お互いに別々のことをやっていたわけではなく、同じ目標に向かっていました。
放射能対策は、外部被ばく対策、内部被ばく対策をトータルにやらなければ意味がありませんし、市民の巻き込み、啓発や行動促進、不安への対処なども必要になってきます。
メンバーは柏の安全・安心な暮らしを取り戻すために、総合的な対策を取ることの重要性を最初からよく分かっていましたよね。

つなかしは、こうして互いに助け合い、相乗しながら、それぞれの隊単独ではなしえないことを総体としてうまく実現していけたと思います。
そのもっとも大きな成果の一つが、2012年2月18日の除染シンポジウム「民×公×学で挑む!オール柏の除染計画」でした。

ワンワン隊は除染に関しては知識、経験も少しはありますが、除染以外はさっぱりできません。しかし、それでは、広い柏を早急に除染するのは難しい。
行政がサポートしながら、市民の方々に自分たちの町を自分たちの手で除染してもらう必要がありました。
ワンワン隊は、市民にも立派に除染はできるのだということを実績で証明していましたが、それをより多くの人に知らせ、自分たちにもできる、やろう!と思ってもらうためにはどうすればいいか。

そこでつなかしに集まった才能たちは、大きな花火を打ち上げることを考えてくれました。
それが除染シンポジウムだったわけです。
パネリストに秋山市長、東大・森口教授、押川教授を迎え、そこに市民側から代表川田がからんで、まさに民×公×学で除染への機運を盛り上げました。
結果は皆さんご存知の通り、県民プラザ大ホールが満員御礼という大成功でした。一番訴求したかった町会の方々もたくさん来てくださいました。

このシンポの後、市の放射線対策室には町会から除染をしたいという多くの問い合わせが入るようになり、行政と市民の協働除染が無事軌道に乗ることになりました。
後で町会の方に何人かお話をうかがう機会があったのですが、みなさん、シンポジウムで川田さんの話を聞いてやる気になったとおっしゃってくださいました。放射線対策室の方にも「あのシンポジウムがきっかけで・・・」と良く言ってもらえます。

「除染部隊だけでは、実は除染はやりきれない」という厳しい現実の壁、それをつなかしというドリームチームが見事に突破してくれました。
この成功は、つなかしに関わった人々の記憶の中で永遠に輝き続けることと信じています。

つなかし、ありがとう、お疲れ様でした。

川田代表より総会のお知らせです。
「12/22(土) 9:00から アミュゼ柏 B会議室にて
つながろう柏!の最後の総会を開催します。
つなかしと歩んでくれたすべての方にご参加いただきたいです。
つなかしを励ましてくれたすべての方にご参加いただきたいです。
お時間がございましたら、どうぞご参加ください。」


川田代表や他の隊のブログも是非ご覧下さい。
川田代表





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