2009-05-01 09:14:15

ファッション誌の裏話・・

テーマ:業界の裏話
前回のお話の中で


ファッション誌への広告の話が


出てきましたので


前回までの続きは1回お休みして


ここでちょっと裏話・・





皆さんが普段読んでいる


ファッション誌(CanCamやViVi、JJなど)


の中身の半分くらいは


企業の広告だって


ご存知ですよね。


後半になってくると


明らかにそれと判るページが


延々と続きますので(美容整形とかが多いですよね)


嫌でも気付くと思いますが


前半部分にも


いわゆる「タイアップ」と呼ばれる


広告が結構多いことに気付きます。


POINT

ファッション誌の広告には大きく分けて「純広」と「タイアップ」の2種類があります。「純広」とは広告主(企業側)が主導で作製する広告のことでファッションブランドではシーズンごとに定番のビジュアルを使用することが多いです(海外スーパーブランドやジュエリーブランド、化粧品などが多いですかね)。「タイアップ」とは広告を掲載する雑誌の専属モデルやスタイリスト、カメラマンを使用して、違和感無く誌面に溶け込むように、あたかも編集ページ(広告以外のページ)のような作りが特徴です。読者は一瞬それと判らないことが多いですね。広告主は「投資(広告料)」に見合った「見返り(売上)」を期待するわけで、これらの広告を広告主の希望するメディアへ効率よく出し、最大限の効果をもたらすための業務を代行するのが「広告代理店」ですね。



雑誌側はこれら企業からの「広告料」が


主な収入源となりますので、


必然的に


広告を多く出している企業のブランドが


優先的に編集ページ(広告以外のページ)で使用されます。


まあ当たり前と言えば


当たり前のことですが・・・。



POINT

以前、「AneCan」の嶋マル秘編集長に飲みの席で、雑誌にとって「広告収入」がどれほど重要かを説いていただいたのですが、雑誌自体の売上(書店やコンビニ)から出版社へ入る金額は本当に微々たるものだそうです。逆にあまり売れ過ぎてしまうと本を作る費用(印刷や製本、物流など)が広告収入を上回ってしまい赤字になってしまうそうです。その分岐点は約50万部だそうです。普通のファッション誌なら有り得ない数字ですが、当時のCanCamはエビ・モエの強力タッグで最高で約80万部売れていました。この「売れ過ぎ」の状況を打開するため「AneCan」を創刊し、エビちゃんと人気を二分していた押切もえを「AneCan」の顔にすることによって読者を二分したんだそうです。狙い通り、「CanCam」の発行部数は50万部に減り、「AneCan」の発行部数は30万部になり、「ViVi」に迫る勢いでした。大したものですね。




「CanCam」クラスで


1ページの広告料は


300万円~500万円します。


タイアップで1ページということは通常ないので、


6ページのタイアップ広告なら


1回で1800万円~3000万円です。


これを年間に3回~5回うつのが


平均的なので


1誌あたり年間5400万円~1億5000万円


まあ約1億円ですね。


これを「ViVi」にも「SWEET」にも


出そうと思えば


1誌増えるごとに


年間約1億円ずつの広告料が必要になります。


規模の小さな会社にとっては


なかなか高いハードルですよね。


こうした理由もあってか


各ファッション誌には


それぞれ「お抱え」に近いくらい


頻繁に誌面に登場するブランドが


決まってきてしまうものです。


もちろんそれだけが理由ではないですけど・・。


当時、「AneCan」も


「AneCan10ブランド」と呼ばれる


決まったブランドが


誌面をほぼ占拠していました。


その全てのブランドが


タイアップ広告を


年間単位で約束していることは


言うまでもありません。 ヤレヤレ┐('~`;)┌





総括すると


私達が普段目にするファッション誌の


中身のほとんどが


出版社と広告代理店と広告主(アパレル企業)


の意図が非常に色濃く反映された


情報であるということです。


だからこそ


日本で一時的にブランドをブレイクさせることは


「カネ」と「コネ」さえあれば


そう難しいことではないんです。





もちろん全ての特集記事がそうではありません。


編集者や記者、スタイリストが


本当に可愛いと思い紹介しているブランドや商品も


少なからずあります。


でも、どの記事が本当に紹介したいもので


どの記事が企業側の意図なのかを


見極める「目」は持っておいたほうが


良いかもしれませんね。 o(=¬ェ¬=)oジーーーッ


でも、まあ


そんな懐疑心MAXの目で


ファッション誌を見ていたら


疲れちゃいますんで


何も考えずに


企業側の意図に


あえて乗っかってしまうっていうのも


楽しいかもしれませんね (@⌒ο⌒@)b


自分が可愛いと思えれば良い訳ですから。





ちょっとした裏話でした。


ご購読 あ( ̄○ ̄)り( ̄◇ ̄)が( ̄△ ̄)と( ̄0 ̄)う ございました。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

「ニットキッチン」元社長の奮闘記さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。