このあいだの土曜日。
地震と津波のおかげで、たいへんな目にあっている宮城県亘理郡山元町へ、知人のお招きもあってボランティア活動に参加させていただきました。
活動内容は、海からの土砂でいっぱいになった沿岸地帯の側溝の除去作業。
めちゃくちゃになった家屋とガレキの山の脇でおこなった当作業ですが、震災からもう半年も経っているというのに、ほぼ手つかずの惨状には正直言葉を失いました。
自慢のカメラ持参で当初は現場取材を試みようと思っていたのですが、あまりの酷さにバッグから引っ張り出すことができず。
くわしくは下記のリンクでご勘弁ください。
作業前の集合場所の亘理町農協でわれらメンバーをお出迎えくださった、地元農協の気のいいオジさんと立ち話しをする機会があったので、その内容をちょっとお伝えします。
聞けばそのオジ様の自宅、気の毒にも津波にやられてものの見事にすべて吹っ飛ばされたそうです。幸いにも家族は皆無事だったそうですが、この先どうやって暮らしていけばよいのかと。
そろそろ趣味の釣りに興じたいところだけど、仲間の漁師の困っている様子を考えると、大好きな海に出向く勇気も湧かず、いまはただひたすら復旧・復興に専念されているとのこと。
仕事柄、地元農作物の被害の深刻さにも心配しておられ、せっかく収穫し出荷した商品も昨今の風評被害もあって、売れ行きも最低だと悩んでおられました。
農協を取り囲むように立てられた「TTP参加断固反対!」のノボリを背に、大声で笑いながらお話しくださったこの方ですが、心中察すると居た堪れない気持ちでいっぱいになりました。
国際競争の土俵に上がることすらできなくなった、被災地第一次産業の復興の優先順位をボクら日本人がいったいどう位置づけたら良いものか、側溝の穴掘り作業をしながら考えさせられる一日でした。
最新の世界の大学ランキング。
記事によれば、いろいろな指標や研究費の増額が図抜けて良いのが理由で、米カリフォルニア工科大(California Institute of Technology)が初の首位になったとか。
常連のハーバード大学は、今回は2位に陥落(!?)。
ハーバード大学と言えば、夜な夜な眠い目をこすりながら観た、教育テレビで放送していたマイケル・サンデル教授の白熱教室が、印象的だったのを思い出した。東京大学(今回は30位らしい)で講演された放送も記憶に新しい。
白熱教室:マイケル・サンデル教授
教授の授業は「正義」とはなにかが、いつものテーマであるけど、昨晩たまたま先日退任した当社の社主と電話で同様の話題「ビジネスにおける正義」というもので議論してみた。
会社をはなれてヒマになったのか、なんともぶっ飛んだ話しをいきなり振ってきたのは彼のほう。
結論も出ないまま、ウダウダと長話しになったのは、ご想像の通りですが、考えれば考えるほど悩ましい議題。
果たして人のために一分の狂いもなく存在する商売なんてのは、本当にあるのか? だなんて、むずかしい問題に話しが及んだものだから、二人で白熱長電話となりました。
実は、こんなギコチない前振り(本意ではありません)をしたのにはワケがあって、ワタクシ来週の土曜日に知人のお招きに与かって、東北にボランティア活動に行ってきます。
東日本大震災被災地支援の会
たかだか1日の野良仕事が、被災地の方々のお役に立てるものではないくらい分かっているし、難問を突きつけてきた前社主に仕返しをするつもりではありませんが、自分本位な考えで申し訳ないけど、困っていらっしゃる方たちとお会いして、なにかひとつでもためになることを見出せたら、なんて思っています。
とりあえず当日は、体力が勝負だそうなので、たっぷり睡眠とって頑張ってきます~。
アディオス
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