サルタに着いたのは夜だったので、ホテルで一息ついたら早速夕食に出ました。
ホテルから歩いて3分くらいの場所に
感じのいいお店(やっぱり民族調)を見つけたので入りました。
注文したものを待っている間に↓これが出てきました。
↓イタリアで言う、ブルスケッタもどき。
普通のパンと、すでにオイルでトーストしたパンがあり、それに生トマトベースの具をのせて食べます。
特に手前の具は、アルファルファやらいろんな野菜が入っていて、
辛味も少なめ(にんにくはたっぷり)、気に入りました。
お腹がすいていた私たちは、待っている間にこの具でパンを平らげてしまったのでした・・・。
さて↓これは、とうもろこしの皮(?)に
トウモロコシの粉やミンチ肉、ゆで卵のコマ切り等が混ざったものを包んで蒸した
北アルゼンチンの郷土料理Tamales(タマレス)です。
これは、
『ポレンタ(イタリアのトウモロコシ粉料理)よりも美味しい!』
とイタリア人に評判でした。
そりゃそうでしょう、トウモロコシの原産地は、まさに南米、アンデス山脈なのだから・・・。
それがヨーロッパに伝わったのは、15~16世紀のコロンブス時代でしょ。
彼らはもう4000年もの間、主食として食べてるんだから・・・。
きっとこの料理も、もともとあったものを、
植民時代にヨーロッパ人が自分たちの舌に合わせて改良したんじゃないの?
もとはと言えば、
トマトだって、アンデス原産。
( → ピッツァ。トマトソース。)
ジャガイモだって、中南米では1万年前から食べられているアンデス原産の食べ物。
( → ニョッキ。)
唐辛子だって、南米原産です。
( → アーリオ・オーリオ&ペペロンチーノのスパゲッティ。辛いソーセージ。)
これらすべての食材は、大陸発見後の15~16世紀にヨーロッパにもたらされたものです。
ということは、
南米なしでは今のイタリア料理はあり得なかった!!
と言えますよね。
普段からイタリア料理は世界一美味しく、世界一バラエティーに富んでいる、
と豪語しているイタリア人ですが、
コロンブスがいなかったら 今でも貴方達は
オリーブオイルかバターで和えただけのパスタ
を食べてるんだよ。
・・・と言いたいのを抑えて、
ひたすら食べたのが、↓これ、ロクロ。
ここは内陸なので やっぱり肉料理がメインのよう。
ロクロは、カボチャベースの煮込みスープで、
お豆、チョリソ(ピリ辛腸詰めソーセージ)、その他やわらかい牛肉(腸肉も!)等が入っています。
お好みで、↓青ネギとソースを自分でかけて食べます。
このソース、何?とお店の人にきくと
『色つけのためのトウモロコシベースのソース』
という不思議な回答でした。
色つけだけのためにかけるソース??
スープ自体がカボチャベースなので、もうすでに黄色っぽい。
でも確かに味らしい味はなかったソースなので、その用途が今でも謎です。
ロクロは 冬の食べ物という感でしたが、
その夜のサルタは、結構肌寒くて、ホテルにも暖房がかかっているくらいでしたから
全部たいらげてお腹いっぱいになりました。
これで 現地のワイン(これもなかなかオツ!)を飲んで
一人あたり4米ドル(400円?)くらいだったかな・・・。