Locations of visitors to this page
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2010-04-21 21:24:17

◆ 子供と遊んで楽しめる~家のエクステリア装飾にいかが?

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
ヴェネト州には、VILLA VENETA(ヴィッラ・ヴェーネタ)と呼ばれる、
ヴェネツィア共和国時代の貴族の夏の避暑邸宅があちこちに沢山あります。

これまで何邸宅か紹介しましたが、
これも、それらのうちの一つにすぎません。
パドヴァの北西数キロにある
PIAZZOLA SUL BRANTA(ピアッツォーラ・スル・ブレンタ)という町の中心に位置する
Villa Contarini(ヴィッラ・コンタリー二)

イタリアよもやま話

なんだかバッキンガム宮殿のようですね。お庭もすごく広いのです。
実際この小さな町、半分以上がこのヴィラの敷地って感じです。
手前の広場もとても広くて、毎月大きな骨董市が開かれます。

逆から見た写真。イタリアよもやま話

広場に沿って丸く建てられた建物も、宮殿関係者の住む場所だったり、関係物の倉庫だったりした建物です。
あくまで、柵の外です。
その柵の外側には水路(小さなお堀?)がありますが、よく見ると
外と中の建物自体はつながっているのです。

イタリアよもやま話

このヴィッラにはもう何度か言っているので、今回はそれを見に行ったわけではないのですが、
近くを通ったのでちょっと寄ろうということになり、行くと、
ちょうど閉館時間でした。
ただ、その晩はコンサートがあるとかで、入口は開いていました。

イタリアよもやま話


イタリアよもやま話

どうせならコンサートを聴いて行こう、ということになり
開演時間を待つために1時間ほど、町を散歩(嘘、ジェラート食べてたんやんか・・・)

コンサート会場は、ヴィッラの地階でした。
コンサート内容がかなりつまらなかったので、
壁や天井ばっかり見てました。

というのは・・・

イタリアよもやま話
このような装飾が一面、装飾がされているんです。

イタリアよもやま話

で、よく見ると・・・

イタリアよもやま話

全部貝殻です。
うわぁ、お疲れさん・・・・。
っていう言葉は貝殻貼り付けた職人じゃなくて、貝殻ひろった職人さん向け。
だって、腰に悪そう・・・。
このように装飾された部屋は、確かマッジョーレ湖のイーゾラ・ベッラの邸宅にもあったと思いますが、
GROTTE(洞窟)と呼ばれ、邸宅の北側の地階にあり、暑い時間でも涼しいのです。

子供の夏の自由工作みたい。
これなら、日本の皆さんの邸宅にもできそうですよ、いかがですか。
子どもさんと一緒に浜で遊んだ後、家壁のデコレーション。
こういう装飾、私はあまり好きじゃないけど。(じゃ勧めるか?)






いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2010-03-23 20:53:05

◆ こんなフォークでどうやって食べる?~ルッカ~

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
先週ルッカにも行きました。
ルッカはトスカーナの城壁に囲まれた美しい町です。
城壁の上は、土手のような感じでお散歩することができます。

イタリアよもやま話

ルッカのあるお店のショーウィンドウには
こんなオブジェが・・・。

イタリアよもやま話

ははは、これじゃあ、食べれませんね・・・。

ルッカを訪れたのは久しぶりですが、
いつ来ても、落ち着きのある、実にいい町です。
マントヴァでは先週まだ咲いていなかった花が、ルッカでは咲き誇っていました。
中でもミモザは満開でした。
斜塔で有名なピサに割と近いので、
ピサを訪れる際は、必ず行ってみてくださいね。

イタリアよもやま話



いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2010-03-09 10:19:43

◆ マロスティカと日本の気になる関係

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
さてはて、城壁の町マロスティカと、日本に何の関係があるというのか?

城壁内の町に戻って、お城を見学してみましょう。
お城は有料で見学できますが、町のインフォメーションでもある切符売場には誰もいなくて
仕方がないので20分ほどあちこちブラブラしながら待ちました。
20分後戻ったら、女の子がポツネンと売場に戻っていました。
多分コーヒーでも飲みに行っていたのでしょうね。
切符をゲット。
『いったんここを出て、中庭の階段を数段上がったら鉄の格子門があるから。
その門はいつでも開いてるから。』
という指示でいざ門へ。

『なんやいな、ほんまに半開き状態やんか、
こんなん誰でも切符売場通らずに入れるやんねぇ。』

そこから入って行くと、普通の博物館なら必ず一部屋に一人は見張りの人がいるのに、
ここには、だ~れもいない。
『ということは切符買わへんでも入れたんやん・・・』
と貧乏性の夫婦は考えたのでした。
『でも見張りも雇えへんくらい財政状態が悪いんちゃうん?この市。
ほなら切符も気持ちよく買うたげたらええっちゅうこっちゃ。』
なんで、こと金銭のことになると関西弁に翻訳するのがしっくりくるのかようわからんが、
まるで市に基金でもしてあげたとでもいいたげな、調子のいい夫婦です。

まずは高い所に登りたがる夫。
『さっき山にのぼったやんか~』と言うのを無視して塔に向います。
(ここで翌日のふくらはぎ筋肉痛のとどめが刺されました)
塔は、その昔牢屋として使われていた模様。
おそらく政治犯か位の高い人が幽閉されていたのでしょう。

イタリアよもやま話
『こんな日当たりのいい見晴らしのいい牢屋なら、僕もすぐにでも入りたいよ!』
と夫。
(ほな入ったら?暖房ないで・・・)

塔の屋上に上がると、連なる山の城壁もきれいに望めます。
苦あれば楽あり!!
『私達あそこにいたんだね~、ちょっと前まで。』
と景色を楽しんでいるのに、夫はまた付近の石を調べたりしてる・・・。クンクン・・・。

イタリアよもやま話

あれ?
さっき通った町の広場・・・

上から見ると・・・
イタリアよもやま話

こ、これは・・・チェスの碁盤だぁ!

へっへっへ・・・
ここで初めて知ったフリして書いていますが、

何を隠そう、マロスティカは、この広場で開催される人間チェス大会で有名なのです。

お城の2階に戻ると・・・。
イタリアよもやま話 当時の服装を着せられた・・・

ショーウィンドウ用の普通のマネキン
1980年代のメイクと髪型で私たちを迎えてくれました。(笑えん・・・)

イタリアよもやま話
ここでもチェスをする、“ナウい”男たち。(古~)

そして、その部屋の片隅にあったのが!!!

日本東北地方の天童市の人間将棋!!
イタリアよもやま話

イタリアよもやま話

そうなのです、天童とマロスティカは20年来の姉妹都市なんです。
(あ~長い前置きだった)
日本人の贈り物大好き精神がよくわかるショーケースです。
ケース一個では入りきらないので、2個並んでいました。
ありとあらゆる日本的なもの、東北の民芸品などを贈りまくっていますね。
マロスティカはどうやってこれに応えたのだろう・・・。
(見返りを期待するのは私だけ?)

恥ずかしながら、天童市とは日本の何処なのかを知らなかった私。
山形県にあり、江戸時代から将棋の駒の生産地で有名なのだそうですね。
現在でも95%の将棋駒が天童で作られるのだそうです。

マロスティカは、人間チェスで有名な他国の町とも姉妹都市提携を結んでいます。
そこからの贈り物は・・・町のポスターとチェス盤それだけ・・・。
しょぼい。
どことなくショーケースの照明も暗いのでした・・・。


~完~

長かった割に尻つぼみな終わり方やなぁ・・・。










いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)
2010-03-07 20:43:42

◆ 城壁に囲まれたイタリアの町 ~マロスティカの要塞~

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
2月のある日、ふと思い立ってマロスティカを訪れました。
ヴェネツィアから60km北西の、ヴィチェンツァ県の山よりの町です。
(前回の記事で写真もあるチッタデッラの近くです。)

イタリアよもやま話

ここも城壁で囲まれているのですが、
半分山にかかっているので登ると見晴らしがいいのです。
イタリアよもやま話
残念ながら、『万里の長城』のように城壁の上を一般人が歩いて登ることはできません。

この山の南はパダーナ平野。北側は丘陵地帯~山岳地帯(アルプス)になります。
イタリアよもやま話

普段平らな場所で生活している私には、鉄不足性貧血症も手伝ってか、
こんな山に登るのも、結構きつい・・・(ただの運動不足なのでは?翌日はふくらはぎが筋肉痛。)
でも、高い所に登るのは気分がいいものですね!

イタリアよもやま話 途中、香り高い蝋梅も咲いていました。

頂上には要塞跡があり、今はレストランが建っています。
閉まっていたところを見ると、季節経営なのかも。
きっと結婚披露宴とか専門のレストランでしょうね。

要塞の壁には登ることができます。
イタリアよもやま話
上の写真の残された壁の左上に、欄干があるでしょう?
あそこまで行けます。

あの欄干の一番左のところで夫が 何か見つけて
ここ掘れワンワン状態にならなかったら、
私はこの写真を撮った場所から引き返していたでしょう。
なんせ向こう側も崖っぷちですから。
はっきり言って、足がミーンと痺れた感じがする怖さでした。
まさにブタもおだてりゃ、木に登る・・・。

で、犬が見つけたのがコレ❤ 
イタリアよもやま話  『ジェッシカ+デニス 永遠に!』
イタリアよもやま話 裏側:ハートマークと『永遠に愛してる』

南京錠です。欄干にぶら下がっていました。
おそらく中高生くらいのカップルが、人気の無い、見晴らしのよい、この場所を選んで
わざわざ彫ったものを二人で持って来たんですね。
で、永遠の愛を誓ってキスとかして・・・・ふふふん。
でもこんな怖い場所でよくもまぁ・・・二人でなんか居れない場所。
私なんかこの南京錠を撮影する時も夫に
『怖いから寄らないで!!』
とギャーギャー叫んでいたくらいなのに・・・。

恋するとあらゆる意味で盲目なのね。

いいなぁ~、青春です。あの頃に戻りたいですね。
こういう純粋で熱い恋心と、それに伴う実行力って・・・今の私にはもう無いわ。
日付がないので、いつのものかはわかりません。
今もこのカップルは続いているのかなぁ・・・。

カップルが愛を誓って南京錠を掛ける風習はどこにでもあり、
フィレンツェなんかでは、あまりに過激化したので、罰金も科せられることになったくらい。
でも、普通は、油性ペンで書くことが多いのです。
『これは実に入念に彫ってるなぁ…』と夫は感心してしげしげと見ていました。
ロマンのないやつめ・・・。

今この二人がどうなっているかはわからないけれど、
この確かに存在した恋心は消えることなく永遠にマロスティカの要塞から下界を見つめているのよ!

イタリアよもやま話


次回はこのマロスティカが、なんと日本と関係があった!?
というスクープ記事です。

お楽しみに!








いいね!した人  |  コメント(10)  |  リブログ(0)
2010-03-06 12:00:00

◆ 城壁に囲まれたイタリアの町 ~その1~

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
イタリアの町はローマ時代や中世からの石の城壁で囲まれていることがほとんどです。

イタリアよもやま話
                     1472年頃のミラノの城壁

ある程度大きな町なら、どの町にも本来は城壁があったのですが、
戦災などで壊れ、その後に建物や道路などが建設されたり、
町がどんどん大きくなり、壁内壁外の境目がわからなくなってしまったりして、
城壁がつながっている状態でなかったり、姿が見えない場合が多いのです。

でも、町に入る城壁の門(下の絵画で城壁の間に凱旋門のように見える所)を通る道が 
今でも主要道路として残っている場合がほとんどで、
それはミラノや、ボローニャ、フィレンツェ、ヴェローナ、などを観光する際にでも必ず目につき、
そういう場所は、決まって門を囲む大きなロータリーか大きな交差点になっていて
ポルタ・云々』という名が付いているはずです。
ポルタ、というのは扉、城門の意味です。

イタリアよもやま話
    1796年、ナポレオン軍がミラノへ入る様子 ( のどかですね・・・・)

丘陵地帯での城壁は、丘の高さを利用して、険しい絶壁を築きました。
中部イタリアの街々を訪れた方はご存じでしょう、
その姿は、今でも私たちを遠くから威圧するものがありますよね。

イタリアよもやま話
ウンブリア州 オルビエートは、ローマへ向かう高速道路からも見えます.

イタリアよもやま話
マルケ州の大学都市ウルビーノは 連なる丘陵地帯にあります

小さな地方都市や町の場合は
過去、戦災にあったとしても、町の区画を変える必要もなかったので
崩れたまま保存されているか、修復されているかのどちらかで、
城壁がかなり完璧な形で見れる場合が多いのです。

最初の絵のように、ミラノや、ここヴェネト州のあるパダーナ平野では、
平地に壁をゼロから作って町を囲む形式の城壁を築いたので、
いわゆる私たちが童話に見ような城壁の町がそれはそれは沢山あるのです。

イタリアよもやま話
モンタニャーナ ( ヴェネツィアから80kmほど南西)

イタリアよもやま話
チッタデッラ (ヴェネツィアから50kmほど西)

チッタデッラなどは、高い上空を飛ぶ旅客機の窓からも、小さく丸く見えるのですよ。

さて、実は今回のこの教育的とも言える記事は、
次回の前置きでした。
お楽しみに!


イタリアよもやま話












いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2010-01-17 10:00:53

◆ クレモナでお菓子の饗宴

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
一昨日は一日暇だったので、
用事の為にクレモーナへ日帰りで行った夫についていきました。
日帰りで日が暮れもぅな (ちゃうやろっ)

ヴェネツィアからだと200kmちょっと、高速道路で2時間もあれば着きます。
金曜日だからか、行きも帰りも車や大型トラックが多く、
しかも例によってマナーの悪い車ばかりで、
夫すらも

『今日のイタリア人は皆狂暴な運転で、皆一体どうしたんだ!!?』
とわめき散らしていました。
途中で運転代われと言われたけれど、拒否。
ほんまストレスたまるし、イタリアでの運転って。

あぁいけない、また本題からそれそう・・・

↓町中央にある大聖堂。
ファザードが北イタリアの中部でよく見られる女性的で洗練された美しさですね。

ピンク色の大理石が、冬の西日を浴びて更にピンクに輝いていました。
右が洗礼堂。以前来た時に、中ですっごくおしゃべりなおっちゃんが説明してくれましたっけ。
イタリアよもやま話
教会の左隣には巨大な鐘楼もあるのです。
Torrazzo(トッラッツォ)と呼ばれる巨大な塔で、クレモーナのシンボルでもあります。
大きなホロスコープのカレンダー歴が素敵ですね。
大聖堂のファザードと趣が違って、男性的な逞しい感じを受けますよね。
イタリアよもやま話

大聖堂前の広場。
車は立ち入れないので安心なのでしょう、
幼稚園帰りの子供がはしゃぎまわる近くで母親達がず~っとおしゃべりしていました。

イタリアよもやま話
大聖堂の入り口に何百年も立ち続ける人達・・・
イタリアよもやま話  はい、こんにちは。手

やはり大聖堂の入り口で何百年も獲物を離さないライオン
イタリアよもやま話 ライオン 『何いうてまんねん、離せまっかいな。背中に大聖堂のファザード支える柱を背負わされてんねんから・・・あ~重た。』

あーさよか。御苦労さん。

この町も、マントヴァやフェッラーラといった町の雰囲気とどこか似ています。
少なくとも、ヴェネツィアとは全く違う建築様式・雰囲気で、これぞ北イタリアの中世都市、という感じです。
ここクレモーナも、短期間でしたがヴェネツィア共和国の支配下に置かれた時期があるのですよ。

広場のキヨスク
イタリアよもやま話

さて、クレモーナは、ご存じの如く弦楽器制作の町として有名なのですが、
昔からある老舗のお菓子屋さんが多いことも、私個人としては特筆したい特徴なのです。

イタリアよもやま話

もう何回も来ているクレモーナですが、はっきり言って、ここではお菓子屋さんが一番楽しい。
イタリアよもやま話

トッローネや、アメチョコ砂糖菓子ドライフルーツ、など
甘いものならなんでもあり、なんです。
写真でもわかるように、1800年代からの老舗メーカーが多く、
古い標章デザインのレトロな缶が嬉しいです。

エピファ二―の祝日(1月6日)が終わると、
イタリア中で待ってましたとばかりにフリッテッレ(揚げ菓子)が揚げられます。
今回のクレモナでも、伝統的なお菓子に混ざってフリッテッレが並べられ、
もうそこはお菓子のカーニバル

イタリアよもやま話 ↑このお店のショーウィンドウにはさすがに負けて、フラフラと中へ。

中も万年カーニバル状態(あんたの心の中がカーニバルやったんちゃうん?)
上から覗けるタイプの昔のガラスショーケースで、ちょっと和菓子屋さんのよう。
鏡の貼られた壁に並ぶのはキャンディーです。イタリアの常で、量り売りです。

イタリアよもやま話

母親想いの夫は、お義母さんの好物のメレンゲ菓子をお土産に詰めてもらいました。
はぁ・・・妻思いになるのは一体いつの日やら・・・。(イタリアのお母さんは得だなぁ。)

実にいろいろな種類のメレンゲがあり、ちょっとずつ入れてもらって袋はいっぱいに。
イタリアよもやま話
店内ではお菓子とコーヒーの立ち飲みもできます。
私が選んだのは、Paradiso di cioccolato(チョコレートのパラダイス)という名前のプチケーキ。
ダークなチョコレートで中がしっとりしていて、甘すぎず、美味しかった。

イタリアよもやま話

↓さすがに入らなかったけれど、ここにもかなり惹かれました・・・。
イタリアよもやま話

だってこのお店、よく見ると劇場を装ってて、2階に面白そうな人たちがいるんやから・・・。
イタリアよもやま話
クレモーナでは
お菓子屋巡りで日が暮れもぅな!(もうええっちゅうに・・・)














いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2009-10-23 10:44:47

◆ ヴェネツィア共和国時代の邸宅~ヴィッラ・ゴーディ

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
ヴェネト州にはヴェネツィア共和国時代のヴェネツィア貴族が建てた古い邸宅=ヴィラが点在します。
それらはVILLA VENETA(ヴィッラ・ヴェーネタ)と呼ばれ、
ヴェネツィア近辺の陸の方には夏の別荘が多いのですが、
ヴェネト州全体にも、当時の有名な建築家によってつくられたヴィラがあちこちにあります。

これはヴィチェンツァから北上してアルプスの丘が始りつつある場所にあるヴィラ。

VILLA GODI MALINVERNIヴィッラ・ゴーディ/・マリンヴェル二です。
イタリアよもやま話

1500年代前半のもので、有名なパッラーディオの建築によるものです。
石工の息子として生まれたパッラーディオらしい外観イタリアの建築は他国のに比べると、
外観がそれほどきらびやかでなく、内装に凝る印象を受けることが多いです。
(それは現在の一般住宅でもそうです。外は普通でも、中はピッカピカです。)

イタリアよもやま話
入口を右に入るとすぐにベッドが・・・
当時ベッドルームがここにあったとは到底考えられないけれど、
この手のヴィッラやお城でベッドルームを見ると大抵、
『なんだか居心地わるいなぁ、こんな部屋で寝るなんて・・・』
という感想を持つのは私だけでしょうか。
博物館になっていると調度品が少なく生活感がないから、
というのは本当ですが
貧乏人の悲しさか、こういう部屋で寝るのはなんだか寂しいです。

イタリアよもやま話

どの部屋もすばらしいフレスコ画で飾られています。
多くが上のように彫象を装った『騙し絵』的なものが多いのが、こういったヴィラのフレスコ画の特徴です。

イタリアよもやま話

これは大きな壁面全部を使った絵ですが、ギリシャのロードス島の巨象を描いています。
でも風景は、このヴィラの近辺かのようです。(海こそは無いが・・・)

イタリアよもやま話
この日は結婚の披露宴があるようで、
給仕の人たちがテーブルセッティングに忙しそうに働いていました。

イタリアよもやま話  こういうーブルセッティングもここでこそマッチしますよね。
 
イタリアよもやま話  部屋によって異なるシャンデリア。


イタリアよもやま話  
庭園。


イタリアよもやま話

ヴェネト州の貴族のヴィッラには、本館からちょっと離れた場所に
バルケッサと呼ばれる屋根付き廊下のついた長い建物があり、
納屋・農機具の収納場所として使われていました。

それでも充分大きな建物で、ヴィラのプロジェクトの一環として建築されていますから、
こういった場所は、現在では改修されてこのヴィラのようにレストランになったり、
他の例では分譲アパートになったりしています。

実はこのヴィラの上の方に近接して、もうひとつ壮大なヴィラがあります。
その名もヴィッラ・ピオヴェーネ。
見た感じはもっと豪華な感じなのですが、
歴史的価値はこちらのヴィラほどではない、とヴィッラ・ゴーディ側のコメント。
価値の有無は別として、
あちらの方は、まだ住居として子孫が住んでいるので、
庭園の一部だけを時間限定で公開しているとか・・・。

          ヴィッラ・ゴーディから見上げたところにあるヴィッラ・ピオヴェーネ
イタリアよもやま話

『うち、どこ?』
と訊かれて、
『あそこ』
と答える人が、いるんですねぇ・・・。




























いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2009-10-07 10:13:36

◆ アマルフィ海岸を一望にする町~ラヴェッロ 後編~

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
ドゥオーモの広場から、ルフォロ邸の塀の脇道を歩いてゆきます。

イタリアよもやま話

石畳の歩道です。坂では石の階段道になったりします。

                          行先はココ↓↓↓ Villa Cimbrone
イタリアよもやま話

そう、行先はチンブローネ邸です。

この辺りは、高級ヴィラが多くて、それらはたいがいホテルかレストランになっています。
チンブローネ邸も例にもれず、ホテルが中に組み込まれていますが、
大きな庭園に入るためには、6ユーロの入場料を払わなければなりません。

途中、歩道が聖フランチェスコ教会の玄関先を横切る形になり、
時間のあまりあまる観光客は、教会内に吸い込まれていきますが、
横目で見ると、たいしたことない教会なのでパス。

イタリアよもやま話
おっと、こっちは脇道だ・・・。

さすがに、有名なので、チンブローネ艇への道しるべは大きいですね↓
邸はまだ先なのですが・・・。
イタリアよもやま話

広場から歩いて10分もしないうちに道も突き当たりとなり、
チンブローネ邸の門前に到着です。
イタリアよもやま話

門の手前にある格子から邸宅のの脇を見ると・・・
↓なんだかちょっと、クラウス・キンスキーの「ノスフェラートゥ」のワンシーンのようだ・・・。
この少年は幸い、訊くに堪えないくらい下手なバイオリンを弾いていませんが。

イタリアよもやま話

入場券を購入し、庭園へ。
門を入ってすぐの所に、回廊のある内庭があります。
イタリアよもやま話

イタリアよもやま話
ふと見ると、ホテルになっている邸の壁に碑があり
ここで1938年にグレタ・ガルボが、ハリウッドの喧騒の中で知り合ったストコフスキーと
密かに幸せな時間を過ごした、
とありました。
ストコフスキーは当時、フィラデルフィア管弦楽団の有名な指揮者でした。
ディズニーの『ファンタジア』の音楽監督だったというと、馴染みが持てますね。
密かに、とあるのは不倫の恋だったからです。
ここに来た時点では、ストコフスキーはすでに奥さんに離婚請求をされていた、とのことですが。
でも、ガルボは一生独身だったんですよね・・・。

この場所からはすでにアマルフィの海岸線が見えるようになります。
でも、この辺りで驚いていてはダメ。(だから写真も載せない)

イタリアよもやま話
この庭園道をまっすぐ行くと・・・

やったぁ~!庭園の絶景テラスです。
イタリアよもやま話











たかが庭園ごときに6ユーロも払ったのは、すべてこのため。

イタリアよもやま話
あの場所↑は、正直言って、足がすくみます。

だって、真下はこんな感じ↓ 大型旅客船(右)があの小ささですから。


イタリアよもやま話

切り立った山にある段々畑が面白いラインを描きます。
北西の方角。
イタリアよもやま話

南東の方角。
イタリアよもやま話

北の方角。
イタリアよもやま話

実はラヴェッロの中心に入るトンネルの前や
ルフォロ邸のお庭からも、海岸線の美しい景色は見えるのです。
何といってもここほどの200度絶景ではないのです。
前編でそれらの写真を載せてしまうと、ここでの仰天度が伝わらないので、
敢えて載せないようにする、という心苦しい小細工をさせていただきました。
じらせるつもりが、自分がじらされましたよ・・・

ラヴェッロの町の入り口で見える景色。
イタリアよもやま話
いかがですか?
一度は行ってみたい気持ちになるでしょう?
過去ブログで、ナポリ・ゴミ事件ダイオキシンモッツァレラの件で、
ナポリ界隈の悪口を狂い書きした私ですが、
こういう景色に包まれている彼らはやっぱり羨ましいかも。

もっと大切にしろ!!!
と言いたい。

後日談はそういう願いも込めて書きますので、
請う、ご期待!

いいね!した人  |  コメント(14)  |  リブログ(0)
2009-10-05 09:00:25

◆ アマルフィ海岸を一望にする町~ラヴェッロ 前篇~

テーマ:◇ いいとこ見つけた!
9月に南イタリアのナポリからさらに40kmほど南下した
カンパーニア州サレルノ県のラヴェッロへ行きました。
アマルフィ海岸を一望にするラヴェッロの町を写真で紹介します。

ラヴェッロはアマルフィ海岸に迫る山の中腹にある小さな中世の町です。
たどり着くにはトンネルを何度かくぐりますが、
ラヴェッロの町に入ってからすぐ目にしたのが、郵便局。
北イタリアでも見慣れた郵便局ですが、違うのは
見事なブーゲンビリアのひさし
南国へ来たんだなぁ~~。

イタリアよもやま話

この付近に路線バスの終点があり、駐車場などもあり、ここで車とはおさらばです。
二つ目のトンネル以降は
町の中心に直接入る道で、町の中は事実上遊歩道となります。

トンネルを抜けると直接町の中心の広場に入り込むことになり、
そこには13世紀のルフォロ邸と、
11世紀からある町の主聖堂(ドゥオーモ)があります。

ドゥオーモの前の広場はカフェが建ち並び、賑わっています。
イタリアよもやま話

あれれ?でもよく見ると・・・・

イタリアよもやま話

なんと聖堂の階段下にBARが!一応敷地内、というか、同じ建物ですよ。
そして、このBARの右角の裏側は・・・

イタリアよもやま話

陶器のお土産物屋さんです。ここも教会の地階部分になります。
昔イエス・キリストさんが、
『神殿の敷地内で商いをするな~っ!!』

と怒り散らしたはずなんだけどねぇ。
えてして敬虔なカトリック信者が多いマフィアのお力が
キリストさんの教えに勝ったのでしょうか・・・(ショバ代高そう・・・)

ま、純日本民族の私のとやかく言うことではないか。

聖堂内には、すばらしい彫刻細工とモザイクの教壇がありました。
イタリアよもやま話
これら6頭のライオンは、もう何世紀もの間重い教壇を背負わされているようです。

イタリアよもやま話
これを写真に撮らないで素通りする人はいないでしょう・・・。

イタリアよもやま話

石細工のすばらしさもですが、
ラヴェンナやヴェネツィアといった北イタリアでもみられる中世のモザイクの絵は、
熟練者のテクニックと子供が持っているような絵心が溶け合って生み出される
独特のファンタジーがあるので、
見ていて飽きません。

さて、ラヴェッロでのお土産は、
ソレント界隈と同じく陶器リモンチェッロ(地元産のレモンのリキュール)。

陶器も、カラフルな食器だけでなく、
可愛いタイルもいっぱいありますから、
家の番地を壁にはめ込んだり、絵のように飾ったりするのにもいいですね。

イタリアよもやま話

広場のもう一方に面するルフォロ邸は、イタリアの海岸にある都市に多く見られるように
イスラム様式の影響の濃い邸宅で、一種独特の雰囲気を持っています。

イタリアよもやま話
回廊。

上の回廊を外側から見ると・・・エキゾチック。
イタリアよもやま話

広い庭園内にも、あちこちにイスラム風の建物が・・・
イタリアよもやま話
↓高い塔。
『髪長姫』のおとぎ話を思い出しました。

イタリアよもやま話

庭園で見つけた碑。
イタリアよもやま話

ヴェネツィアのうちのご近所で亡くなった作曲家ワーグナーも、
1955年にここへ観光に来たみたいです。
先を越されたか・・・・。

庭園では折よく、ワインの試飲会が開かれていました。
イタリアよもやま話
行ってみると、一緒に観光に入ったはずのイタリア人の同僚達が
皆そこですました顔して飲んだくれてました。

どうりで見当たらないと思ったら・・・。
ただ飲みワインに関しての情報取得は早い彼らです。

このワインの試飲会でのワインは、地元産ではなくて
トスカーナ州やピエモンテ州、ヴェネト州、といった北の方のワインばかりでした。
プロモーションですね。

さて、後編では、ラヴェッロが何故これほどまでに有名になったのか、
皆さんにも頷いてもらえるはずですので、
請う、ご期待!!!








いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2009-06-07 11:45:37

◆ ジェノバ

テーマ:◇ いいとこ見つけた!

ジェノバ・・・イタリアではジェーノヴァと発音されます。
一週間仕事でリグーリア州へ行っていました。
うち、最期の二日間がジェノバでした。

天候も良かったり悪かったり、
しかも仕事が超忙しくて写真もごく数枚しか撮れませんでした。

ジェノバは、あの有名な「母を訪ねて三千里」の主人公マルコの町です。
北イタリアでは最大級の港町。
ヴェネツィアも歴史ある貿易港ですから、ジェノバとはライバルでした。
でも、今や全く違う雰囲気ですね。
ジェノバは現在でも重要な貿易港ですからね。
(私の日本からの小包みも、何回かここで差し押さえになっていたわけですし・・・)

    貿易港前のプリンチペ駅周辺。お天気悪し。
イタリアよもやま話


リグーリア州はイタリア北西の沿岸地域を占める細長い小さな州です。
↓赤い部分がリグーリア州・・・他州と比べて
かなり小さいですね。

イタリアよもやま話

高速道路もそのことんどの行程が海岸線で、西へ西へと向かうと、
そのままモンテ・カルロ、フランスのニースカンヌに続きます。
音楽祭のあるサン・レモや、観光では州東部のチンクエ・テッレも有名です。
サンレモやチンクエテッレを知らなくても、
海まで迫る山や丘の風光明媚な土地で、
ミラノやトリノの人の海の別荘は、きまってリグーリア州です。


温暖な気候のおかげで、花や観葉植物の産地としても有名ですが、
オリーブオイルの産地としても有名なのです。

イタリア料理の好きな人なら リグーリア州の
有名なパスタソース、
ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ(ジェノバ風ペースト)
を知らない人はいないのではないかな?

エキストラバージンオイル・バジリコ・松の実・パルメザンチーズ・にんにくといった材料で
緑色の美しいパスタソースですよね。

イタリアよもやま話


私も大好きなこのペーストは、パスタだけでなく、
いろいろな料理のソースやトッピングとしても使えるので本当に便利です。

今回ジェノバで食べたのは、かなりニンニクが効いていて、
美味しかったなぁ・・・。







いいね!した人  |  コメント(5)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。