正直に言いましょう
嫌いです
いや、嫌いでした が正しいです。
もうね、しつっこいって言われても否定できないのですが、たぶん私と同じ頃から大輔ファンになった人にとっては、たぶん彼は「許せない敵」なのですよ。
もうね、ほんっっとうにね、私は トリノのゴタゴタがあってトリノの後織田選手のファンから「織田君に謝れ！」から始まる大輔さんへの執拗なバッシングの数々、まあそれこそある事無い事で、おまけに彼の酒気帯びの時でさえ、そこに居ない筈の大輔さんが居た事にされたりとか通報したのが大輔さんにされたりとか、ある事無い事有る事無い事。もうね、あれですよ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって言いますが、袈裟が憎けりゃ坊主も憎いとかね、そういう感じ？
それに加えてモロゾフ強奪からの大輔さん怪我からのバンクーバー前の苦戦とかね、そうねバンクーバーでメダル取れたから「まあ、いっか。もう昔の事だしな」っていう気分だったので、
正直
3BK括りとか織田くんと小塚くんと大ちゃんでまたソチに行って欲しいとか
勘弁してくれよ、もう
っていうのが本音でした。はい。
まあ、でも今年の織田くんで、まず驚いたのが中野ゆかりちゃんの本での、ものすっごい大輔さん推し。
「へー。織田君って大輔さんの事、まじもんで尊敬してんだー」（棒）
みたいな。。。うん。あれはちょっとびっくりした。
まあ、NHK杯の時の点数云々で織田ファンからまたバッシングが始まったので「袈裟が憎けりゃ、坊主も憎い」になるのですが。。。でもちょっと弱い。
その後、ファイナルに補欠参加する時の「高橋選手も悔しいと思ってると思うので、彼のぶんまで頑張ります」の言葉。
あーそうね、もう一人いるよねー関大の人ねーーーーー。織田君いい人だなぁ
みたいな。。。うん、あれもちょっとびっくりした。
まあ、ここで表彰台に乗っちゃったので「ぎゃーーーーーー敵に塩だけど、ほんとに塩になっちまったよーーーー」て気分だったのでそれどころじゃなかったのですが。
それから、あの「大ちゃんがんばー」からの「同じリンクで練習しているので、彼の怪我とかも知ってますから」という例の発言からね
あー、もう止めてよ。
最後まで嫌いで居させてよ…
という感じに。
私は根っから骨から骨髄から大輔ファンなので、彼の全日本のFSでは
「こ、これ以上いい演技しなくていいーーーーーー」って思って見てましたが、正直良い演技でした。ウィリアム・テルはビミョウって思ってたんですが、全日本ではあんまりビミョウって思いませんでした。
あの手を片手ずつ交互に出すとこは、相変わらず関西の芸人さんみたいな動作だなって思いましたが。あれ、絶対ローリーそういう振付けにしてないと思うのだけど。
それでも、まあ、嫌いな選手だったけど、敵ながらあっぱれな演技でございました。
フリーの日、実は友達に「今日の標的は小塚くんで、織田君には追いつかれない様にしないといけないんだよ」って説明したんですが、彼女きょとんとしてて全然分かってくれなくて、私はとっても不思議だったんですが。
いや、だってもう羽生、町田は抜けてたんだからほぼショート終わった時点ではあの二人は内定に近くてですね、そうなるとあと一席はその三人で争う訳で
バンクーバ後ファンの人ってこういう反応が多いのだろうか…
ってちょっと不思議でした。
でも、私にとってはいくら仲良しだろうと、尊敬してるだろうとも
誰かを選ぶなら迷わず大輔さん なので、あれはちょっと本当に驚いたなぁ…
ああ、話が逸れましたが。
それからMOI。
この日は町田くんが演出たっぷりの手紙を渡して「白夜行はこれが最後です」とやったんですが
ああいう作為のある演出はあんまり好きじゃないです。
そんなのよりも
やはり
大輔さんの「The Crisis」は、海の上を弛っていく音楽が見える、そうね、最近の大輔さんの踊りはもはや「見える音楽」になりつつあるね。
あっこさんの「Love Dance」は、まさに人間の根源を振るわせる魂の踊り。最近のあっこさんは、もうなんか「内面の表現者」となりつつあるね。
それから
今日が現役最後の演技
って思って滑った織田君の演技は本物でした。
スケートなんだもの。スケートで雄弁に語らなくちゃしょうがないでしょう？
この夜の織田くんの演技は正直
あの日の誰よりも素晴らしい演技だった。この
高橋大輔はこの世で一番優れたスケーターだと
血文字で書けというなら書く
と思っている私が言うのですから。
それくらい、魂のこもった素晴らしい演技でした。金色の光が見えました。
ああ、これがショートじゃなくてほんっっっとに良かったとは思いましたが。。。
あのラスト・サムライは 本当に 二度と誰にも滑って欲しくないなぁと思うくらい
素晴らしい、素晴らしい演技でした。
でも、このときは「織田君四大陸で凄い演技しそうだなぁ」くらいに思っていたので、
彼が最後に出て来て現役引退を発表した時には心底驚きました。
でも、
なんだかとてもすっきりした顔で、いや、ベソベソ泣いてましたがね。
あっこさんが出て来て、真央と佳菜子がお花を渡して、そっから大輔さんが出て来て、抱き合って、
織田君が何週か周回して
その間もずっとずっと拍手が鳴り止まず
それから彼はリンクサイドに上がっていって、
誰かがあの氷とリンクサイドの扉をバタンと締めて、
何故かその音は、聞こえる様な位置に座ってなかったのに
何故かはっきりと耳に聞こえて
18000人の観客が
もう一回帰って来てよとアンコールのリズムで手を叩いても
彼はもう二度と氷の上に戻ってこず
大輔さんに促されて作った選手と連盟関係者の花道をくぐり抜けて去っていきました。
あんな風な引退を出来た選手は居ないです。
沢山のお客さんと選手と関係者とファンと家族に見守られ
涙を流しながら
でも毅然と背を向けて
自らのキャリアに線を引く。
織田くんのファンはきっと辛く哀しい事だったと思います。
袈裟の人たちですが、流石にあの時は
こりゃ泣くなぁ…と思いました。
そして、本当に心に深く
引退するってこういう事だなぁ…と感じ入りました。
私は大輔さんがあと2試合と言ってくれた事に
正直
ホッとしました。
今の採点傾向でこのまま現役を続ければ、
大輔さんのスケーターとしての寿命が終わります。
今期を最後に大輔さんは現役を退きます。
むしろ、あの全日本の涙で終わらなくて本当に良かったと思いました。
あと2試合、彼の足が保つ事を祈ります。
そして、
できればこの日の織田君のように
あったかい拍手と涙で終わらせてあげたい
悔いはあるでしょう
想いも残るでしょう
現役を続けられるなら続けたかったでしょう
この世に荒川静香のような終わり方のできるアスリートなんて
きっと
砂の粒程も居ません
プルシェンコさんはまだ頑張ってます
エヴァン・ライサチェックだって終わりだと言いません
ジョニー・ウィアーは復帰を断念し
織田君はリンクを去ります。
織田君の終わり方はとても綺麗な終わり方でした。
こんな終わり方もあるのだと
大輔さんは思ったと思います。
引退するって事を改め思い知ったみたいな事を書いてました。
それから大輔さんは織田君への感謝の言葉を書いてました。
そうね
ほんとはね、
袈裟が今でも憎いから坊主も嫌い
でいいんじゃないかなって気にもなるくらいまたもパッシングされておりますが
大輔さんと織田君の友情を思って
まあ、いっか。もう。。。
と思っております。
まあ、何年かしたら彼の生徒の横で
生徒にティッシュを渡されている織田君の姿が見られるのかなって思うと
それはちょっと楽しみです。
君の事は嫌いでした。
つい最近までは。
今はただ君の人生に幸多からんことを祈ります。
お疲れさまでした。
君のラストサムライはこんな荒れ果てた心のデーオタの心も揺さぶりました。
素晴らしい、素晴らしい人生最高の演技だったと思います。
さようなら。
今までありがとう。
次の道を選ぶ姿を魅せてくれてありがとう
嫌いです
いや、嫌いでした が正しいです。
もうね、しつっこいって言われても否定できないのですが、たぶん私と同じ頃から大輔ファンになった人にとっては、たぶん彼は「許せない敵」なのですよ。
もうね、ほんっっとうにね、私は トリノのゴタゴタがあってトリノの後織田選手のファンから「織田君に謝れ！」から始まる大輔さんへの執拗なバッシングの数々、まあそれこそある事無い事で、おまけに彼の酒気帯びの時でさえ、そこに居ない筈の大輔さんが居た事にされたりとか通報したのが大輔さんにされたりとか、ある事無い事有る事無い事。もうね、あれですよ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって言いますが、袈裟が憎けりゃ坊主も憎いとかね、そういう感じ？
それに加えてモロゾフ強奪からの大輔さん怪我からのバンクーバー前の苦戦とかね、そうねバンクーバーでメダル取れたから「まあ、いっか。もう昔の事だしな」っていう気分だったので、
正直
3BK括りとか織田くんと小塚くんと大ちゃんでまたソチに行って欲しいとか
勘弁してくれよ、もう
っていうのが本音でした。はい。
まあ、でも今年の織田くんで、まず驚いたのが中野ゆかりちゃんの本での、ものすっごい大輔さん推し。
「へー。織田君って大輔さんの事、まじもんで尊敬してんだー」（棒）
みたいな。。。うん。あれはちょっとびっくりした。
まあ、NHK杯の時の点数云々で織田ファンからまたバッシングが始まったので「袈裟が憎けりゃ、坊主も憎い」になるのですが。。。でもちょっと弱い。
その後、ファイナルに補欠参加する時の「高橋選手も悔しいと思ってると思うので、彼のぶんまで頑張ります」の言葉。
あーそうね、もう一人いるよねー関大の人ねーーーーー。織田君いい人だなぁ
みたいな。。。うん、あれもちょっとびっくりした。
まあ、ここで表彰台に乗っちゃったので「ぎゃーーーーーー敵に塩だけど、ほんとに塩になっちまったよーーーー」て気分だったのでそれどころじゃなかったのですが。
それから、あの「大ちゃんがんばー」からの「同じリンクで練習しているので、彼の怪我とかも知ってますから」という例の発言からね
あー、もう止めてよ。
最後まで嫌いで居させてよ…
という感じに。
私は根っから骨から骨髄から大輔ファンなので、彼の全日本のFSでは
「こ、これ以上いい演技しなくていいーーーーーー」って思って見てましたが、正直良い演技でした。ウィリアム・テルはビミョウって思ってたんですが、全日本ではあんまりビミョウって思いませんでした。
あの手を片手ずつ交互に出すとこは、相変わらず関西の芸人さんみたいな動作だなって思いましたが。あれ、絶対ローリーそういう振付けにしてないと思うのだけど。
それでも、まあ、嫌いな選手だったけど、敵ながらあっぱれな演技でございました。
フリーの日、実は友達に「今日の標的は小塚くんで、織田君には追いつかれない様にしないといけないんだよ」って説明したんですが、彼女きょとんとしてて全然分かってくれなくて、私はとっても不思議だったんですが。
いや、だってもう羽生、町田は抜けてたんだからほぼショート終わった時点ではあの二人は内定に近くてですね、そうなるとあと一席はその三人で争う訳で
バンクーバ後ファンの人ってこういう反応が多いのだろうか…
ってちょっと不思議でした。
でも、私にとってはいくら仲良しだろうと、尊敬してるだろうとも
誰かを選ぶなら迷わず大輔さん なので、あれはちょっと本当に驚いたなぁ…
ああ、話が逸れましたが。
それからMOI。
この日は町田くんが演出たっぷりの手紙を渡して「白夜行はこれが最後です」とやったんですが
ああいう作為のある演出はあんまり好きじゃないです。
そんなのよりも
やはり
大輔さんの「The Crisis」は、海の上を弛っていく音楽が見える、そうね、最近の大輔さんの踊りはもはや「見える音楽」になりつつあるね。
あっこさんの「Love Dance」は、まさに人間の根源を振るわせる魂の踊り。最近のあっこさんは、もうなんか「内面の表現者」となりつつあるね。
それから
今日が現役最後の演技
って思って滑った織田君の演技は本物でした。
スケートなんだもの。スケートで雄弁に語らなくちゃしょうがないでしょう？
この夜の織田くんの演技は正直
あの日の誰よりも素晴らしい演技だった。この
高橋大輔はこの世で一番優れたスケーターだと
血文字で書けというなら書く
と思っている私が言うのですから。
それくらい、魂のこもった素晴らしい演技でした。金色の光が見えました。
ああ、これがショートじゃなくてほんっっっとに良かったとは思いましたが。。。
あのラスト・サムライは 本当に 二度と誰にも滑って欲しくないなぁと思うくらい
素晴らしい、素晴らしい演技でした。
でも、このときは「織田君四大陸で凄い演技しそうだなぁ」くらいに思っていたので、
彼が最後に出て来て現役引退を発表した時には心底驚きました。
でも、
なんだかとてもすっきりした顔で、いや、ベソベソ泣いてましたがね。
あっこさんが出て来て、真央と佳菜子がお花を渡して、そっから大輔さんが出て来て、抱き合って、
織田君が何週か周回して
その間もずっとずっと拍手が鳴り止まず
それから彼はリンクサイドに上がっていって、
誰かがあの氷とリンクサイドの扉をバタンと締めて、
何故かその音は、聞こえる様な位置に座ってなかったのに
何故かはっきりと耳に聞こえて
18000人の観客が
もう一回帰って来てよとアンコールのリズムで手を叩いても
彼はもう二度と氷の上に戻ってこず
大輔さんに促されて作った選手と連盟関係者の花道をくぐり抜けて去っていきました。
あんな風な引退を出来た選手は居ないです。
沢山のお客さんと選手と関係者とファンと家族に見守られ
涙を流しながら
でも毅然と背を向けて
自らのキャリアに線を引く。
織田くんのファンはきっと辛く哀しい事だったと思います。
袈裟の人たちですが、流石にあの時は
こりゃ泣くなぁ…と思いました。
そして、本当に心に深く
引退するってこういう事だなぁ…と感じ入りました。
私は大輔さんがあと2試合と言ってくれた事に
正直
ホッとしました。
今の採点傾向でこのまま現役を続ければ、
大輔さんのスケーターとしての寿命が終わります。
今期を最後に大輔さんは現役を退きます。
むしろ、あの全日本の涙で終わらなくて本当に良かったと思いました。
あと2試合、彼の足が保つ事を祈ります。
そして、
できればこの日の織田君のように
あったかい拍手と涙で終わらせてあげたい
悔いはあるでしょう
想いも残るでしょう
現役を続けられるなら続けたかったでしょう
この世に荒川静香のような終わり方のできるアスリートなんて
きっと
砂の粒程も居ません
プルシェンコさんはまだ頑張ってます
エヴァン・ライサチェックだって終わりだと言いません
ジョニー・ウィアーは復帰を断念し
織田君はリンクを去ります。
織田君の終わり方はとても綺麗な終わり方でした。
こんな終わり方もあるのだと
大輔さんは思ったと思います。
引退するって事を改め思い知ったみたいな事を書いてました。
それから大輔さんは織田君への感謝の言葉を書いてました。
そうね
ほんとはね、
袈裟が今でも憎いから坊主も嫌い
でいいんじゃないかなって気にもなるくらいまたもパッシングされておりますが
大輔さんと織田君の友情を思って
まあ、いっか。もう。。。
と思っております。
まあ、何年かしたら彼の生徒の横で
生徒にティッシュを渡されている織田君の姿が見られるのかなって思うと
それはちょっと楽しみです。
君の事は嫌いでした。
つい最近までは。
今はただ君の人生に幸多からんことを祈ります。
お疲れさまでした。
君のラストサムライはこんな荒れ果てた心のデーオタの心も揺さぶりました。
素晴らしい、素晴らしい人生最高の演技だったと思います。
さようなら。
今までありがとう。
次の道を選ぶ姿を魅せてくれてありがとう