リミッティングビリーフの例 <重要な存在であってはいけない> | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

心理セラピスト8年&中小企業診断士25年の実績があるから伝えられる心理セラピーを活用してただ気づきが得られるだけでなく、
お金の不安から一生解放され、幸せな人生をつかむ方法

24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに


<重要な存在であってはいけない>

<(何かができる自分には価値があるけれども、ありのままの自分には価値がない)> 


があります。


このビリーフもでいろいろな所に影響します。


このビリーフを持つ人は、無意識レベルで、「自分には価値がない」という感覚を持っています。


なので、劣等感が強く、自分に自信がなく、ちょっとしたことで「自分はダメな人間だ」と思って落ち込んでしまいます。


一方、無意識レベルの「自分には価値がない」という感覚に反抗して「スゴイ人だ」と人に認めてもらうために過剰な努力をしたり、過剰な競争意識を燃やして自分が偉大な人だと証明しようとしたりする人もいます。


ですから、必死になって勉強してトップの成績を取って、人に認められたいと思って頑張るのも


バイクに乗って暴走族並みの普通の人にはできないような危険な走り方をして人に「スゴイ」と思われたいと言うのも


根っこ(ビリーフ)は同じかもしれません。


実は私、このビリーフを持っていました。


仕事でミスをして、指摘されると、何故か腹が立つのですよ(苦笑)。

しかも、そのまんま表に出ると大変なんだから、早いうちに指摘してくれて感謝しなければいけない局面で。



「あっちにA食堂があるから右方向へ行こう」と言って、

「ちょっと待って、ほら、左側にA食堂が見えてるよ」と指摘されて、何故か腹が立つのですよ(苦笑)。

事実として、左側にたしかにA食堂が見えているのに。


これは、

間違いを犯した(事実) → 間違いを犯した自分はダメなやつで価値がないやつ(心の声) →落ち込み


→無意識のメッセージに対して反抗的になって怒りが湧いてくる


というプロセスを瞬間的にやっていたのだろうと思います。


単に子供じみた反応だと思う方もおられると思いますが、心の動き方というのはこうしたところもあるんですね。


このビリーフを持っていると、他にも

・自分には価値がない思う

・劣等感が強く、自分に自信がない。すぐに「自分にはできない」と思ってしまう。

・ちょっとした失敗でも「自分はダメ」と落ち込みやすい

・自分のことを好きになれない

・責任ある立場を任されるとパニックを起こす

・人前で緊張しやすい

・人からの評価、人からどう思われるかが気になる

・自分の言いたいことが言えない。人の意見に流されやすい

・人から褒められても素直に受け取れない

・プライドが異常に高く、自分と人を比較して、過剰に勝ち負けにこだわる

・自分のすごさを人にアピールしたくなる、自慢話が多い

・人からの批判、叱責に対して過剰反応する(不機嫌になる、落ち込む、攻撃で返す)

・「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない


といったことで生きづらさを感じることがあります。


このビリーフは、程度の差はあれ、大抵の方が持っているようです。


もし、こうしたことで生きづらさを感じているようなら、セラピーを受けてみるといいですね。


このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは


「あなたは、ありのままで価値がある」です。



出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法