Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

全国の家系ラーメンをひたすら食べようという趣旨で始まった、「家系ラーメンをひたすら食べる旅」。

しばらくやってなかったなと思って、過去記事を振り返ると、なんと前回が4年前の2021年5月でした。

まあ、家系の美味しいお店は関東に固まっているので、なかなか行けないのと、もう1つ、年のせいか胃が小さくなって、ラーメンの連食が出来なくなったので、一度の遠征で何軒も回れなくなったというのが理由です。

 

 

それでは、第8弾の記事に行きましょう。

今回は2軒です。

 

 

まず、最初は、四国は香川県高松市にある、高松家さん。
今年の1月に行きました。
ここは、総本家吉村家さんの直系のお店です。
写真には撮れませんでしたが、スタッフ一同、吉村家直系を表す黒いTシャツでお出迎えしてくれました。
 
 
 
ここでは、基本の並ラーメン(750円)。
麺の硬さ・味の濃さ・鶏油の量は全部普通です。
出て来たのがこちら。
褐色のスープ、海苔、ほうれん草と、ザ・正統派の家系ラーメンでした。
 
 
 
一見、濃そうに見えるスープ、まあ濃いんですが、豚骨・鶏のガラをしっかりと煮出した、こってりとしたスープと、キレのある醤油だれが合わさると、本当に美味いのです。
関西にも家系ラーメンのお店はたくさんあるのですが、総じて豚骨ラーメンのようなスープにしてあります。
これは、関西人が濃いめの醤油スープが苦手だから、その嗜好に合わせているのでしょうが、直系の家系ラーメンは、醤油の美味さとキレで食べるラーメンだと思っています。
 
 
麺は、太くて短めでモチモチとした食べ応えのある麺。
主張の強いスープには、これくらい太くないとダメなんでしょう。
酒井製麺かどうかは見るのを忘れちゃいましたが、吉村家直系の家系ラーメンは、ここの麺を使用することを許されているので、恐らくそうではないかと推測・・。
 
 
 
チャーシューは、ローストして香ばしい、肉厚のものが2枚。
煮豚も良いけど、燻すことによって、香りが高くなって、本当に美味しい。
チャーシューは、直系の家系のお店のが、日本で一番美味しいと思ってます。
 
 
 
 
そして、家系に来た時は、必ず頼む小ライス。
卓上の行者ニンニクを、スープで浸した海苔に乗せて、オンザライスで掻き込む。
普段、ラーメンライスはしないけど、これは本当に美味いから、毎回やってしまう。
だから、家系は連食出来ないのだ(笑)。
 
 
 
さて、2軒目は、2月に横浜に行った時の、家系総本山吉村家さん。
前に本家に来たのは、移転する前だったから、もう何年ぶりなんだろう。
大きい通りから、少し入ったところにあって、少し探しました。
 
 
 
平日のお昼に行ったんだけど、それでも1時間待ち。
休日だったら、どれくらい待たなければいけなかったんだろう。
ようやく中に入れて、注文したのは、いつもの並ラーメン(800円)と小ライス。
今時、ラーメン800円なんて夢のようですね。
お客さんファーストの値段設定は有難いんだけど、社員のお給料を考えたら、もう少し値上げしても良いとは思う。
この辺りが、王道家さんとの考えの違いになったりしたのかな?

 

 

 

 

さて、つまらない事を書きましたが、ここでは、スープの味が、よりいっそう、円やかで濃くなる、鶏油多めを注文しました。

油多めだと、ギトギト・ベタベタすると思いがちですが、美味しい家系のお店は、レベルの高い鶏ガラを使っているので、油が凄く上品な口当たりなので、旨味だけを感じるのですよ。
でも、思ったより油が多いような気がするな・・。
 
 
 
 
麺は安定の酒井製麺。
モチモチとした歯ごたえが秀逸。
 
 
 
チャーシューは、炙ったのが1枚ですが、風味が抜群。
 
 
 
いつものように、海苔に行者ニンニクを乗せて、ライスを巻いて食べます。
家系直系のお店は、どこも良い海苔を使っているのですが、総本山の吉村家さんの海苔は、もっと上等な、スープに浸してもパリパリの歯ごたえで風味もある、原価率の高いのを使っていらっしゃる。
思う存分、「海苔巻きライス・オンザニンニク」を楽しみました。
 
 
というわけで、今回は2軒の紹介でした。
家系ラーメンは、濃い味ですが、実に繊細な造りになっています。
一度、お召し上がりくださいませ。