僕は仕事をしているときなんかに
経験することが多いのですが、
「うーん、きちんと意図が伝わってないなぁ」って
思うことありませんか?

 

こっちは「これこれこういうつもり」で
話してるはずなんだけど
それがちゃんと伝わらず
何割か引きで相手は受け取ってしまうーーってこと。

 

それが重要なことであれば
100%とまではいかなくても
8割方は伝わるように努力しますけど、
「ま、どうでもいいか」と思えることだったら
そのままにしちゃうってこともありますよね。

 

で、
「うーん、ほんとはそうじゃないんだけどな」などと
忸怩たる思いを持つわけです。
そういうとき、頭の中には
《ほんとうに言いたかったこと》が渦巻きます。

 

こういうのってストレスですよね。

 

ただ、
僕はこうして文章を書くときに
それらのストレスが役立っているように思えるんです。

ほんとうはこう言いたかったんだけど、
うまく伝わらなかったことーーというのは
口から出なかった言葉として
僕の中に溜まっていってるんですね。

 

それを『排泄してる』というと
かなり下品な表現になってしまいますが、
実態としてそういうことを僕はしているのだと思います。

 

行きつく先を持たない言葉を多く抱えていればこそ
僕はこうして毎日
文章を書いているんだろうなーーと思うわけです。

ま、
もちろん、それだけが文章を書く理由ではありませんが。

 

これは、
なにごとにも良い面はあるということの
ひとつの証左でしょうね。
考え方、見方によっては
同一の事象も異なった面をみせるということでもあります。


言いたいことがうまく伝わらないのは
ストレスに違いないけれど、
そのストレスも使い様によっては
役立つこともあるーーと
まとめておきましょうか。


いえ、
かといって
きちんと伝わらないのを求めたりはしませんがね。


 

 

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